今日は、さくら中学校の入学式
モカ
あー、マジで緊張する…
モカ
だってー、同じ小学校の子が少ないんだもん。
モカ
椿中学校の方が多く居るから、椿中に行きたかったわ。
体育館に入って…
モカ
寒っ!
モカ
この学校、ボロだから隙間風がヤバイわ(笑)
モカ
えっ?
なんか、あの男子こっち見てない?
なんか、あの男子こっち見てない?
モカ
まぁ恋愛に興味ないし、もし彼氏作るとしても、顔じゃなくて中身重視だからな。
モカ
それにしても、あの人イケメンだなぁ。絶対に彼女いそうだわ(笑)
モカ
女子を見つめるとか、キモ過ぎだろ(笑)顔見ないでおこう。
しばらくして… 後ろから足音がすることに気がついたモカ。
モカ
なんか、足音がするな。
きっと後ろの席に座る人だろう。
きっと後ろの席に座る人だろう。
見つめる男子
君、どこ小出身?
モカ
(さっきの奴⁉︎
なんで声かけてくるんだよ〜)
なんで声かけてくるんだよ〜)
モカ
紅葉小学校です。
見つめる男子
僕は銀杏小学校なんだ。
君、名前はなんて言うの?
君、名前はなんて言うの?
モカ
萩野モカです。
あなたは?
あなたは?
見つめる男子
高木優太。
モカさん、同じクラスだよ。
よろしくね。
モカさん、同じクラスだよ。
よろしくね。
モカ
(は?よりによって同じクラスかよ〜。)
優太
そろそろ式が始まるね。
また後で!
また後で!
まわりの女子
あの子いいなぁ〜、優太さまに声かけられてるじゃん!
まわりの男子
ヤバ、あいつ初対面の女子にナンパか?(笑)
入学式が終わり、教室に入って来た。
モカ
1ー1は明るい雰囲気なんだな。
休み時間とかは騒がしそう(笑)
休み時間とかは騒がしそう(笑)
先生の説明が終わって…
優太
モカさん。
モカ
(またかよ〜…)
モカ
なんですか?
優太
一緒に帰ろう。
モカ
(は⁉︎こいつ、マジで言ってる?)
モカ
高木君はどっちの方向に帰るの?
優太
南の方向だよ。
◯◯レストランの近くに家があるんだよ。
◯◯レストランの近くに家があるんだよ。
モカ
(私の家、その手間の道を曲がって少ししたらあるんだけど〜、マジでウザい。)
モカ
あー、そうなの。
私はその手間の道を曲がる。
私はその手間の道を曲がる。
優太
家、近いんだね!
◯◯レストランのあたりで、 紅葉小と銀杏小が分かれるのだ。
まわりの女子
またあの子話してるよ!
いいなぁ〜。
しかも、一緒に帰ろうとか言われてるし!
いいなぁ〜。
しかも、一緒に帰ろうとか言われてるし!
まわりの男子
あいつ、付き合うつもりだぜ、絶対(笑)
校門を出て…
優太
モカさん、LINEやってる?
交換したいんだけど。
交換したいんだけど。
モカ
あー、まぁやってるよ。
モカ
(は〜⁉︎こいつ、LINEまで交換しようとしてる訳?キモっ…)
優太
時間があれば、うちに寄って行ってくれ。フルフルした方がいいから。
モカ
そうだね…
モカと優太が会話をしている様子を 陰から見ている人物がいた。
ライバルの絵里
あいつ、初対面の癖して私の優太さまと何イチャついてるんだよ!
ライバルの絵里
恨んでやる…
それは、密かに優太のことが好きな絵里だった。
優太の家にて。
優太
どう、僕のアカウントいった?
モカ
うん、来たよ。
優太
試しに何か送ってみるよ。
モカ
うん
優太
優太
あいうえお
モカ
かきくけこ
優太
いい感じだね
モカ
うん、そうだね
優太
それじゃあ、また明日ね!
今日はありがとう😊
今日はありがとう😊
モカ
うん、じゃあね。
家に帰って来たモカ
モカ
なんか、経験したことがないような気持ちだなぁ。
モカ
なんなんだろう。
モカ
そろそろ寝るか。
次回に続く