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全てを持っている彼女2

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全てを持っている彼女2

1 - 全てを持っている彼女2

2018年12月08日

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言ってしまった。 君に…言いたくなかったことを。

綾乃

耳が聞こえない……

(多分…君は優しいから…僕に…色々してくれると思うけど…)

綾乃

じゃあ!私が手伝うよ!

(ほら…優しすぎるから…)

えっと…僕はもういいんだ。

話しかけないで。

綾乃

えっ…あっ…そ、そっか…

僕のせいで彼女に負担をかけたくなかった。 でも…あの時素直になってれば…

3ヶ月後

え?

なんで…彼女…

泣いてたんだ。誰もいない 教室で。

1人で密かに泣いてた。

泣いてる君が

あまりにも美しく

見とれてしまった。

声は聞こえないけれど…僕は その瞬間惚れてしまったのだ。

綾乃

私っ…もう…やだ…

綾乃

辛いよ…助けて…

綾乃

うっ…どうして…なの…

(彼女が泣いてる…どうしたんだろう)

あ、あの…

綾乃

( ゚д゚)ハッ!

綾乃

だ、だれ!

誰でもいいと思う。

綾乃

あっ…君は…

泣いてるところを見られたのか。 焦っていた君。

急いで涙を拭き取っていた。

(別に…無理しなくても…)

綾乃

なんか…初めて話した時みたい。

(何を言ってるんだ?初めて話した時?似ているけど…別に君は泣いてたわけじゃ…)

綾乃

見られたしもういいや…

あの時も…泣いてたの?

綾乃

綾乃

うん…泣いてたよ…

僕は知らなかったんだ。 君が泣いてたのに…

君の顔を見ようともしなかった。

あぁ…

君の…声が聞きたい…

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