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sana

みなさん、こんにちは~

sana

本日3回目、sanaです!(超暇やねん…)

sana

またまた、最新作だします!題名は

sana

「お前がいてくれて、本当によかった」やで!(今回やけに関西弁が多いな)

sana

なんか東リベってペアが多いよね?

sana

例えば、犬猫コンビとか、はちみつとか…

sana

そんな代表的なペアたちの話、短編集みたいな?

sana

なので、ぜひ読んでください!

sana

今回、第一話はやっぱり東リベのペアといえば!の(個人の意見)

sana

「場地圭介×松野千冬」!ではどうぞ!

あなたがいなくなって何回目のハロウィンだろうか

この日は、あの時を必ず思い出す。

…場地さん。

はじめに人とやりあったのは、入学式

先生

ーーーー!

先生

ーーーーーー!

先生

えー松野千冬!

千冬

先生

?…松野、君?

千冬

…あ?

千冬

ここにいるけど、何か?

先生

え?あ、いや…

千冬

あっそ

あの時、やけに体育館がざわついてた

「えー何あの子…うちの子同じクラスかしら…」

「親どこ?どんな教育させてんの?」

「育ち悪そうねぇ…不良なんて、流行り遅れでしょう?」

千冬

(んだよ、うっせーな)

千冬

(俺の格好の、どこがダメなんだよ)

あの頃の俺はずっとつんつんしてて

「自分だけ」というものに憧れていた

千冬

(髪型もリーゼント)

千冬

(かっけー態度っとって)

千冬

(これの何がいけねえんだよ?)

おーい、松野千冬いるかー⁉

千冬

(は?)

ガヤガヤ

先生

松野君…?

先生

こんな入学式の日に…めちゃくちゃだわ

いるなら返事しろ‼

千冬

ああ、ここにいるぞ!!

先生

松野!!行くな!!

千冬

黙れや!!クソジジイがよ!!

先生

…は?

体育館裏こいや!!!

千冬

行ってやるよ、コラ!!

先生

松野君!入学式中だから行かないで!せめて入学式後に…

千冬

っせえ!

千冬

ダダダダダダッ

先生

こら!待ちなさい!!

先生

おい、あんな奴ほっといてさっさと続きやるぞ

「キャー…何あの子…同じクラスかな」

「同じクラスだったら最悪」

「絶対問題児だし。どうせ空気の読めない自己中野郎でしょ」

先生

…ハア

先生

とんでもない問題児が来たもんだ

千冬

ダダダダダダッ

千冬

お前らが、俺を呼んだ奴ら?

先輩①

ああそうだ

千冬

何の用?

先輩①

テメエ、入学早々偉そうにしやがって

千冬

…は?テメエらには関係ねえだろうが

先輩②

あれぇ~?先輩には、け・い・ごでしょ?

千冬

はぁ?先輩?…ちげえだろ

先輩②

あ?なにいってr

千冬

バアンッ(殴

先輩②

グハッ!…バタ

千冬

なにが先輩だ、あ⁉

千冬

何が敬語だ、コラ

千冬

おい‼

先輩①

ヒッ!おい、待ってk

千冬

バアン(殴

先輩①

ガハッ…バタン

千冬

俺は敬語使えねーんだよ

千冬

俺が一番偉いから

千冬

先輩なんていねえんだよ♪

先生

ここにいたのか、松野‼

千冬

何?入学式とかめんどいし、さっさと帰れせて?

先生

はあ⁉なんだと、松野‼それは先生への口の聞き方か⁉

千冬

テメエこそ、生徒に対しての態度か?ああっ⁉

先生

…チッ

先生

もう好きにしろ

千冬

サンキュー

あの時はホントに先生にでかい態度とって

自分が一番偉くて、学校なんてつまんなくて

敬語なんて使ったことなかった

でもある日のこと、あの人と出会って…

千冬

あーはやく学校おわんねーかな

千冬

他校の不良が喧嘩売ってきてるからよー

千冬

ぶっ潰したくてよぉ!

ケイタ

wwさすが、千冬

ユウト

よっ、自分が一番じゃないと気に食わない男っ!

千冬

ㇷッ褒めんなよお前ら!照れる…

ケイタ

あ、そうそう知ってるか、千冬!

千冬

…何?

ケイタ

隣のクラスによ~中学なのに留年してるヤツいるらしいぜ

ユウト

ヤバいよなぁ、どんな奴なんだろ?

千冬

え、なにそれヤバくね?

ケイタ

そのうえ、あの東卍の隊長らしいぜ!

千冬

名前は?

ケイタ

ああ、えっとな~…あ、そうそう

ケイタ

「場地圭介」

千冬

へえ~、興味持った

千冬

さっそく行こうぜ!

ユウト

お、さすが千冬!

ケイタ

俺らも行こうぜ!

あの時、ケイタが言ってくれなかったら

俺はどうなっていたのだろうか

ガチャ

千冬

おーい

生徒

あ、はい!どうかしましたか?

千冬

「場地圭介」どこ?

生徒

え、…場地君?

生徒

なんで…

千冬

いいから、どこ?

生徒

あ、えっと…

生徒

あそこ

千冬

あ?…⁉

千冬

おい、ホントにアイツなのか?

生徒

あ、はい

最初は本気で疑った

だってそいつが指を指したやつは

どっからどう見ても「ガリ勉男」だったから

千冬

アイツのどこが東卍の隊長…?

千冬

まあいっか

ケイタ

俺ら待っとくわ

ユウト

お前が行ってこい、千冬

千冬

…ああ

千冬

テクテク…

千冬

…なあ

圭介

ペラペラ…

圭介

ほおほお、これが「出所」の書き方ね

千冬

なあって

圭介

…?誰?

千冬

松野千冬。お前が場地圭介だよな?

圭介

ああ…何しに来た?

千冬

ま、まあ…

千冬

(マジでこいつが東卍の隊長なのか?聞けねえ…)

圭介

かきかき…

千冬

つーか、さっきから何書いてるんだよ

圭介

え、いや…手紙

千冬

は⁉お前文通してんの⁉キモッwww

圭介

は⁉ちげーよんだよ死ね!!

千冬

wwお前口わりいなぁ

圭介

っせーなぁ…

千冬

つーかこれ何の字?

圭介

…虎

千冬

これは虎じゃねえよ

千冬

虎は…こう書くんだぞ?

圭介

へえ…

圭介

ありがとな!

千冬

…え

圭介

お前、いい奴だな!!

千冬

…そりゃどーも

圭介

あ、ちょお前もう教室戻れ!授業始まるぞ⁉

千冬

え、あ、やべ

千冬

タタタッ

ケイタ

おい、千冬

ユウト

ホントに隊長だったのか?

千冬

いや、それが…言えてなくて…

ケイタ

まあ、だってあんなガリ勉が不良なわけないもんな…

ユウト

しかもあの東卍の隊長だぞ?ありえねー

千冬

だよな、でも俺

千冬

アイツのことめっちゃ気になる

ケイタ

は?

あれがガリ勉男との出会い

あれから、ずっとアイツの事が気になってた

そしてその日の下校中のことだった

千冬

あーねみいねみい

千冬

まあでも今からアイツらと喧嘩だし…

ケイタ

忙しいなあ、千冬はよ

ユウト

強い奴の特権だな~うらやまし~

千冬

ww

曼荼羅の総長

あれ~?こんなとこにいたんだけど

千冬

あ?誰だお前

ケイタ

俺ら先行ってるから

ユウト

じゃあな!

千冬

行っちまった…

曼荼羅の総長

この前は俺の部下が世話になったなぁ!

千冬

入学式のザコ共か…

曼荼羅の総長

あ⁉んだよ‼ザコだと?

曼荼羅の総長

じゃあ、やりあうか?

千冬

やってやるよ、こいや!

曼荼羅の総長

フンッ…

ゾロゾロ

千冬

…は?

千冬

こんなにいるとは聞いてねえよ

あの時、見た感じ20人はいた

千冬

20対1…卑怯な奴らだな

曼荼羅の総長

フンッ…

千冬

さ、じゃあ行きますか…

千冬

ダダダッ

曼荼羅の総長

ゴンッ

千冬

ッ⁉

曼荼羅の総長

おら、殴り飛ばせ~!!!

曼荼羅

うおおおっ!!!

曼荼羅の総長

ガンッゴンッ

千冬

あっうっ…ガッ…

千冬

(まずい…これじゃ…)

千冬

(死んじまう)

そう、本気で思ったそのときだった

圭介

お~い、昼休み話しかけに来たヤツ~?

千冬

…は?

曼荼羅の総長

誰だアイツ…?

圭介

手紙、無事渡せたわ!ありがとな!

千冬

お、おお…

圭介

じゃあお礼に

俺も手伝うわ!!

千冬

は⁉おい、今お前が出てくるところじゃ…

圭介

バアンッ(殴

千冬

⁉ええっ⁉

曼荼羅

グハァッ…

曼荼羅の総長

嘘…お前、誰だ?

圭介

東京卍會、壱番隊隊長!

千冬

マジで⁉

曼荼羅の総長

…は、?

圭介

サッスッ

千冬

そこにはもうー

圭介

場地圭介だっ!!!!!

ガリ勉の姿はなかった。

曼荼羅の総長

ハッハッ…!

圭介

いいか、曼荼羅!

圭介

コイツは俺のマブだ

千冬

圭介

俺ら東卍は、一人一人を大切にするチームだ!

圭介

次手ェだしたら、俺ら東卍が全員で押しかけるからな⁉

曼荼羅の総長

あ、…もうぜってー手ェ出さねえ!!!

曼荼羅の総長

ダダダダダダッ

千冬

…!かっけえ

圭介

クルッ

圭介

千冬ぅー

ペヤング好き?

千冬

…!あ、はい!

圭介

俺んちここだからさ、家来てよ、ペヤング食べようぜ

千冬

え、マジすか!俺ここの2階っす!

圭介

そうなのか⁉知らなかったぜ~

千冬

俺もっす!というか、待ってくださいよ!

場地さんっ!!

あの時、初めて人に敬語を使った

あの時、初めて人に対して「かっこいい」と思った

あの日…初めて「この人についていきたい」と思った

全部、場地さんが変えてくれた

全部、場地さんが教えてくれた

この先、なにがあっても場地さんについていく。

そう決めた。そう、俺と誓った矢先ー

千冬

たけみっち!!

武道

うん、今すぐ行くから

圭介

おい、離せよ千冬!!

千冬

無理です、場地さん!!

千冬

芭流覇羅なんて、抜けて…

一虎

死ね、場地

グサッ

圭介

っ⁉

千冬

⁉…あ、あああ…

千冬

場地さあああああん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

圭介

ハハ…そんなんで俺が死ぬとでも思ったか?

千冬

っ・・・!

圭介

一虎~

一虎

…場地

圭介

俺は、お前には殺られねえよ

圭介

チャキッ

千冬

!!!場地さんっ!!!ダメですっ!!!

圭介

どけっ!!!

圭介

バンッ

千冬

ゴロゴロッ…

グサッ

圭介

ㇷッㇷッ…ハア…

圭介

バタン…

千冬

あああああっ…!!

千冬

ばじ、さんっ

千冬

ダダダダダダッ

圭介

ああ、ちふゆか…

千冬

場地さん…そんな、いやです、俺…

圭介

はあ…?…ハハッ…

場地さん、あなたは最初に言った言葉を遺して

圭介

…ペヤング、食いてえな

千冬

…買ってきますよ

圭介

半分コ、な?

圭介

ニコッ

圭介

 

千冬

ばじ、さん?

千冬

場地さあああああああああん!!!!!!

あなたは、この世を去りましたね。

千冬

テクテク…

千冬

場地さん

千冬

ペヤング、買ってきましたよ

この言葉が、あの人に届いたかはわからない

でも確かに、

圭介

ありがとうなぁ、千冬

って言ってくれた気がして

千冬

う…ゔゔ…(涙

千冬

ありがとうなんて、ずりいよ…

先に逝くのには、はやすぎる

もっとあなたと話したかった

もっとあなたと笑いたかった

もっとあなたと…もっと…

千冬

俺、これからどうすればいいんだよ…

頭に浮かぶのは

圭介

ペヤング、好き?

圭介

半分コ、な?(ニコ

あなたのことばかりです。

俺はマイキー君とたくさん話した

最初は俺は東卍を出ようと思ってた

でも、マイキー君は

「壱番隊の灯を、お前が消すのか?」と引き留めてくれた

でも俺が隊長をするには荷が重い

だから、たくさん2人で話した結果

花垣武道

ソイツを隊長にすると決まった

千冬

テクテク…

千冬

場地さん?

千冬

花垣武道が、二代目東京卍會を立ち上げましたよ

千冬

もちろん俺も入りますよ

千冬

副総長なんです

千冬

…場地さん?

千冬

俺、あの時あなたに助けられていなかったら

千冬

本当にどうしようもない人間になっていたと思います

千冬

だから、関東卍會と戦う前に言わせてください

千冬

本当に…ほんっとうに

場地さんに出会えて

本当によかった。

なあ、千冬?

お前と最初に出会った日を覚えているか?

学校で、俺に「虎」を教えてくれたな

そのあと、曼荼羅にリンチにあっていたお前を

俺は助けたな。

自分で腹刺して死ぬなんて、ダサいかもしれねえ

俺の人生、短かった。

だけどよ、千冬

お前に死ぬまでにいいたいことがある

お前は、俺の良き右腕だったぞ

突き放したこともあったけど、ずっとお前が気がかりだった

だから最期に言わせてくれ。

本当に…ほんっとうに

千冬に出会えて

本当によかった。

第2話ははちみつでいきます!楽しみにしといてね~

この作品はいかがでしたか?

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コメント

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面白かったですか??次回ははちみつです!楽しみにしといてね!

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