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いじめっ子♂
うっ…ぐっ…
ここは？…
ここは？…
薄暗い倉庫のような空間で目が覚めた男子
小坂
あっやっとお目覚め？
締め付けは痛くないかなあ？
締め付けは痛くないかなあ？
いじめっ子♂
は？
何を言ってやが…
なんだこれ！？
何を言ってやが…
なんだこれ！？
男は自身が座らされているイスに縛られていることにやっと気がついた
いじめっ子♂
おい！
なんのつもりだ！さっさとほどけよ！
なんのつもりだ！さっさとほどけよ！
小坂
えー ダメだよ
私のやめてってお願いは聞いてくれなかったでしょ？
お互い様ってことで♪
私のやめてってお願いは聞いてくれなかったでしょ？
お互い様ってことで♪
いじめっ子♂
お前覚えとけよ…
明日学校でタダで済むと思うんじゃねえぞ！
明日学校でタダで済むと思うんじゃねえぞ！
小坂
そっかぁ 明日私はタダでは済まなくなっちゃうんだ
それは困っちゃうなぁ…
それは困っちゃうなぁ…
小坂
なんてね
貴方に明日なんてないよ
貴方に明日なんてないよ
小坂は背後から男の首を縄のようなもので締め上げ始めた
いじめっ子♂
ぐおおぉっ！
なっ…にを…
おおおおっ！…
なっ…にを…
おおおおっ！…
小坂
なにって仕返しだよ？
私も痛かったし苦しかったんだから
さっきも言ったけどお互い様ってやつだよ♪
私も痛かったし苦しかったんだから
さっきも言ったけどお互い様ってやつだよ♪
いじめっ子♂
ぐああぁっ…
たったすけ…て…
たったすけ…て…
小坂
私の腕力だよ？
そんなに苦しんで大袈裟だなあ
そんなに苦しんで大袈裟だなあ
小坂はギリギリと締め上げる手をパッと離した
いじめっ子♂
ハァハァ…
ガハガハッ！
もう…許してくれ…！
ガハガハッ！
もう…許してくれ…！
小坂
何回も言わせないでよー
私のときはやめてくれなかったでしょ？お互い様ってやつだよ
私のときはやめてくれなかったでしょ？お互い様ってやつだよ
小坂
でもまあ苦しめるのも可愛そうだし終わりにしてあげるね
そう言うと小坂は男から見えるように刃物を取り出した
小坂
これで本当におしまい
もう『助けて』とか言わないでよ？
聞き飽きたし意味ないんだし
もう『助けて』とか言わないでよ？
聞き飽きたし意味ないんだし
いじめっ子♂
ひっひいぃ！
やめてくれ！誰か助けて…
やめてくれ！誰か助けて…
小坂
さようなら♪
ドスッ！ と重い音が鳴ったその直後
いじめっ子♂
ぐああああああぁっ！
ぐおおおおぉっ！
ぐおおおおぉっ！
小坂
わーすごい声だねぇ
最後の意地ってやつ？(笑)
最後の意地ってやつ？(笑)
いじめっ子♂
おっ…おおおぉっ！
ぐほおぉっ！
ぐほおぉっ！
男の腹からどんどん血があふれだし、男は断末魔のような叫びを繰り返すだけだった
いじめっ子♂
おおぉっ…
ｶﾞｸｶﾞｸｯ
ｶﾞｸｶﾞｸｯ
小坂
あーもう限界かな？
じゃあ最後だしこの縛ってる縄取ってあげるね
じゃあ最後だしこの縛ってる縄取ってあげるね
小坂
最後の意地ってやつを見せてみろ、男の子♪
そう言いながら小坂は男を拘束していた縄を刃物で切断した
いじめっ子♂
ぐっあああっ！
たすけ…
たすけ…
小坂
ほらほら もう自由に動けるよ
ファイト♪
ファイト♪
いじめっ子♂
誰か…たすけ…て…
ドシャア！ と男は崩れ落ちるかのように倒れた
いじめっ子♂
ぐあああぁっ…
小坂
あらら…
最後はあっけないねー
次はもっと人を選んでイジメなよ？
最後はあっけないねー
次はもっと人を選んでイジメなよ？
小坂
ま、次があればだけどね
そう言い残して小坂は去った 倉庫の中で無様に足を開き倒れている男を横目にして
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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