シャークん視点
ぶるーくの様子がおかしいのは 何もここ最近だけの事じゃない。
いつも突然奇行に走り出す。 思考回路が読めないなんて 当たり前のことだった。
だから、異様に俺を避けるのも 何かまた碌でもない悪戯でも 企てているのかと思っていた。
だから別に俺から言及する様な つまりは全くもってなかった。
俺がそれに気がつくまでは。
俺が一番と言って良いほど嫌う それが起こっているなんて 思いたくなかった。
シャークん
何週間も話しかけてこないのは 流石の俺も癪だった。
だからちょっとでも驚かせようと 思って初めて俺からぶるーくに 話しかけた瞬間だった。
此奴に突き放されるなんて 考えたこともなかったから。
__________________________________Broooock視点
学校で誰とも話さなくなってから あんなに楽しかった学校が、 あんなに楽しみだった放課後が
全部灰になったみたいに退屈。 あんなに広かった世界に今は 僕一人だけ。
孤独な毎日
家に帰ってもスマイルはいない。
シャークんとも話さないし、 日課だったゲームも碌に手を つけることは無くなってしまった
そんな日々を淡々と過ごしていた それだけだったはずなのに。
シャークん
初めてだった。
初めてシャークんが自ら 話しかけてきてくれた瞬間だった
それが途轍もなく嬉しかった。
でもその刹那、不安と絶望と 申し訳なさがどっと流れてきて
僕のせいでシャークんまで 傷ついてほしくなかった。
クラスメイト達からの視線が 嫌と言うほどに注がれているのは いくら僕でも気がついていた
胸が締め付けられてるみたいな 苦しさと肺を裂かれた様な痛み
こんな思いをシャークんにまで させたら、、、、?僕は、、、、
シャークん
シャークん
やめて。もう嫌だ
シャークん
何でそんなことするの?なんで?
Broooock
Broooock
シャークん
Broooock
Broooock
シャークん
わかってるよ。僕は今途轍もなく 理不尽なことを言ってるって事は
Broooock
ごめん、シャークん。こんな僕と 仲良くしてくれてありがとう
Broooock
__________________________________シャークん視点
何が起きた?
何で俺は彼奴に突き飛ばされた?
何で周囲はそれを見て嘲笑う?
何で彼奴は泣いてた?
MOB
シャークん
MOB
シャークん
MOB
シャークん
シャークん
MOB
シャークん
シャークん
MOB
彼奴からの攻撃に俺は反応 できなかったらしい。
彼奴の拳は見事に俺の鳩尾に クリーンヒットだ。
シャークん
MOB
MOB
MOB
あ"ー、、、腹痛った、、、、
うっせぇんだよ、何勝ち誇った 顔してんだよ馬鹿か
そんなの妬みじゃねぇかよ、 だからおめぇら、、、、
Broooock
MOB
Broooock
Broooock
コメント
1件