桃青　図書室

青くん目線

昼休み

チャイムがなると 僕は小走りで図書室に駆け込む

誰も使う人がいない、 静かで空調設備も整ってて

おまけに椅子は ふかふかで回るタイプ

いわゆる楽園

でも最近はこの楽園を 汚しに来る奴がいる

はい来た

二つ上の桃先輩

そのルックスで 数々の女の子達を落としてきて

先輩が一年生の時から ファンクラブがあるそう

まぁ正直、先輩は 男の僕でも惚れそうになるくらい 整った顔立ちをしている

性格は好きじゃないけど

無視かよ

おまけに本覗きこんでくるから 体重かかってめっちゃ重い

ちなみに今読んでるのは 恋愛モノ

もっと言うと 男性同士の

こういう作品はあまり読まないけど 作者さんが好きだから

なんでこんな時に限って...

やばい

まじでやばい

言ったら絶対言いふらされる

気づいた時には もう本は先輩の手の中

思わず本音が溢れた

殺意すら湧いた

取ろうと思って跳んでみても 全然取れない

あれ？意外と反応薄い...？

良かったぁ...

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

そういうと先輩はドアへ向かった

先輩はまた僕に近づいてきて

そういうと先輩は 意地悪な笑みを残して 楽園から去っていった

はい

主のモチベーション次第で 続き出そっかな？(笑)

ばいばい(*´꒳`*)