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『君は僕に魔法を掛けた』

第1話 - 『君は僕に魔法を掛けた』

2020年10月27日

#『君は僕に魔法を掛けた』

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『君は僕に魔法を掛けた』

影暗美輝

悩んでいても仕方ない！！

影暗美輝

この事は無かったことにしよう。

影暗美輝

本当の事なのかも分からないし…。

影暗美輝

もし本当だったとしてもそれは彼女が自分から言ってくれるまで待っておこう。

影暗美輝

はい！これでこの話は終わり。

影暗美輝

風呂入ろ〜！！

影暗美輝

義母さ、

そうだ、もう義母さんは居ないんだ…。

影暗美輝

う、うぅ

自然と涙が溢れてきた…。

義母さんのことを思い出すといつもこうだ…また、会いたいな。

影暗美輝

ここにずっと住んでても悲しくなるだけだ。

影暗美輝

貯金もしてたし、これである程度の所には引っ越せそうだ。

影暗美輝

引っ越そう…。

次の日

星野美輝

あれ？みきくん来てない…。

星野美輝

(ま、まさか、本当に自殺！！)

星野美輝

いやぁぁ！！

橋本伶衣

！？

橋本伶衣

どうしたの！！

橋本伶衣

みき…顔色が悪いわ。

橋本伶衣

保健室にいっ((((

星野美輝

だっ、大丈夫だよ…((￣▽￣;;)ｱ､ﾊﾊﾊﾊ…

橋本伶衣

嘘でしょ…。

星野美輝

………。

キーンコーンカーンコーン

星野美輝

あ、チャイム…なったよ。

橋本伶衣

なんで言ってくれないの(ボソッ)

星野美輝

……。

星野美輝

(みきくん…。)

影暗美輝

あーこっちにお願いします！

星野美輝

み、みきくん！！

影暗美輝

あ、どうしたの？

ギュッ(ハグ)

影暗美輝

ん、ん！

星野美輝

も、もう自殺なんて考えないって言ったじゃん！！

影暗美輝

な、なんの事？

星野美輝

え、また自殺しようとしてたんじゃ

影暗美輝

そんな訳ないじゃん

星野美輝

え、

影暗美輝

ぼ、僕あの家引っ越す事にしてさ

影暗美輝

だから今色々忙しくて。

星野美輝

な、なんで私の家の前に、

影暗美輝

あ、あ。いやぁこれは。

影暗美輝

ここが僕の希望に1番あてはまってた場所だったから…かな？

彼女といつでも会えるように近くに引っ越した…なんて言えないな///

星野美輝

よ、良かったよぉ(泣)

影暗美輝

は、はぁ…？

ヨシヨシ

星野美輝

え///♡

影暗美輝

あ、ご、ごめん。

星野美輝

もっとして…。

影暗美輝

う、うん。

影暗美輝

そ、空綺麗だね。

星野美輝

うん。

星野美輝

なんか、急にごめんね。

影暗美輝

…どうして僕の自殺をそんなに嫌がるの？

星野美輝

そ、それは…。

星野美輝

まだ、言えない…。

星野美輝

でも、いつか言う…絶対に！！

影暗美輝

うん、待ってるから。

僕は待つよ、何年、何百年、何千年でも、

君を。

影暗美輝

愛してる…

星野美輝

私も…

その次の日彼女は学校へ来なかった…

彼女とは、連絡も取れないまま1週間が過ぎた…。

伶衣にも聞いたがやはり応えてはくれなかった…

もしも、もしも、本当に彼女が……

彼女は何処へ行ったのだろう。

影暗美輝

(今日も学校来てないな…。)

影暗美輝

(よし！決めた！！)

影暗美輝

(帰りに彼女の家に寄っていこう！)

影暗美輝

すいませーん！

影暗美輝

美輝さんいらっしゃいますか？

星野美輝母

はい…。

影暗美輝

あの…美輝さんの彼氏の…えっと

影暗美輝

(なんて言えばいいんだろう。)

影暗美輝

影暗です。

星野美輝母

あ、彼氏さん…。

星野美輝母

あの、言いにくいんですけど帰e(((

影暗美輝

み、美輝さんは何処へ！！

星野美輝母

…○○病院に行ってあげてください…。

星野美輝母

美輝もきっと喜ぶはずです。

影暗美輝

はい！！

影暗美輝

(病院…)

影暗美輝

はぁ、はぁ。

星野美輝

美輝くん？

影暗美輝

どうして言ってくれなかったんだ！！

星野美輝

な、なんの事？

影暗美輝

君病気なんだろう！！

星野美輝

えっと…。

星野美輝

(誰からそんな事…。)

影暗美輝

顔色も悪いし…。

星野美輝

(君もじゃないか…)

影暗美輝

連絡もくれないし…。

影暗美輝

僕がどれだけ心配したと思ってるんだ！！

星野美輝

ご、ごめん。

影暗美輝

ぼ、僕…ううぅ

星野美輝

ごめんて

星野美輝

私まで泣きちゃうじゃん。うぅ

その日私達は沢山泣いた…。

今までの事、これからの事、全部全部。

星野美輝

美輝くん、大好きだよ。

影暗美輝

僕も、大っ好きだよ！

星野美輝

だ、だれか、たすけ、て

星野美輝

苦し、い

星野美輝

美輝、くん

影暗美輝

な、なんだ！今美輝の声が！

影暗美輝

びょ、病院へ急げ！！

星野美輝

美輝くんありがとう。

星野美輝

ま、た。いつか、生まれ変わって貴方に愛してるって言いたいな…。

ピﾋﾟｰー

影暗美輝

は、はぁ

影暗美輝

み、美輝！！！

影暗美輝

そんな、そんな！！

影暗美輝

う、嘘だ！！

影暗美輝

え、

ブーン(車の音)

ドーーン

影暗美輝

は！

義母

美輝！！

義母

美輝…。

義母

起きたのね！

影暗美輝

どふひふことぉ？(どういうこと？)

義母

だめ、喋らないで！

義母

今から説明するから…。

義母

貴方は約2年間もの間眠っていたのよ

義母

つまり植物人間状態だったってこと。

影暗美輝

へ？

影暗美輝

(なんで死んだはz)

影暗美輝

(？何を言ってるんだ、)

橋本伶衣

みきくん！起きたのね！聞いたわよ！

影暗美輝

だへ？(だれ？)

橋本伶衣

私よ美輝くんの彼氏の伶衣！

橋本伶衣

もしかして、忘れたの…？

義母

そうよ、美輝この子は貴方の彼女さんの伶衣さんよ！

影暗美輝

(違う違う、違う？)

影暗美輝

(僕の彼女はれ、い？)

影暗美輝

(思い出せ！思い出せ！違う！忘れちゃダメだ！)

影暗美輝

(…誰だっけ。)

影暗美輝

(僕の彼女は伶衣そうだ、何を考えているんだ僕は。)

影暗美輝

うぅぅ

橋本伶衣

美輝くん！

僕が愛した星野美輝この世になんて居なかった…？

違う！美輝は存在した！

確かに僕と同じ一時を過ごした！

…誰だっけ？

思い出せない！

思い出せ！！

僕は、誰だ？

5年後

影暗美輝

もう5年経つのか…早いな。

橋本伶衣

ね！みきくん！

影暗美輝

そうだな…。

橋本伶衣

私みきくんに言いたいことがあるの！

影暗美輝

なに？

橋本伶衣

私と…、結K(((

影暗美輝

ん？

影暗美輝

美輝？

星野美輝

ｻｯ

影暗美輝

美輝！！

橋本伶衣

え、待って！

橋本伶衣

あ、行かないで、

影暗美輝

はぁ、美輝？

星野美輝

誰ですか？

影暗美輝

美輝！！俺だよ同じ美輝！

星野美輝

なんですか、あ、離してください！！通報しますよ！

影暗美輝

あ、ごめんなさい…。

影暗美輝

(僕は何をしてるんだ。)

影暗美輝

(そもそも美輝って誰だ？)

影暗美輝

ご、ごめんなさい。

星野美輝

……。

影暗美輝

美輝…

星野美輝

あの？なんで私の名前を知ってるんですか？

影暗美輝

何でだろう勝手に体が動いて名前を叫んだから…。

影暗美輝

自然と…？

星野美輝

ふーん。

星野美輝

貴方私の事好きですよね？

影暗美輝

え///♡

星野美輝

私も貴方と何処かで会ったことがある気がするんです。

星野美輝

私も貴方をずっと探していたような…。

星野美輝

そんな気がします。

星野美輝

貴方が誰かは分からない、だけど…これだけは言わせて下さい…。

愛してます。

影暗美輝

え、

星野美輝

ご、ごめんなさい///♡

影暗美輝

ぼ、僕もです！！

影暗美輝

僕も愛してます！！

影暗美輝

誰かは分からないけれど、貴方といつか必ず会えるそう信じて！

影暗美輝

貴方をずっと、ずっと探してました！！

『君は僕に魔法を掛けた』

END

うちゃん

最後終わり方雑かったけど終わらせたかったから…ね！

うちゃん

最後まで見てくれて本当にありがとうございました！

うちゃん

また何処かで会いましょう！

うちゃん

ばいちゃー！

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『君は僕に魔法を掛けた』

第1話 - 『君は僕に魔法を掛けた』

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