こさめ ッ …

こさめ ッ ! ブワッ (魔力が膨れ上がる)

やめろ っ … 忘れるんだ こさめのことは ッ ! (胸を抑えしゃがみこむ)

ッ うぁ …

死ぬな ッ お願いだ っ …

俺の前から 居なくならないでくれ ッ!!

こさめ っ ! ポロッ

平民
うわぁぁぁなんだこれは ッ !!

平民
おかあさぁぁん!! ポロポロ

平民
水がどんどん増えていくぞ !?

平民
このままだと呑み込まれる ッ !!

平民
神様 ッ 我々を助けてください っ …

平民
んぐ っ …

どんどん水位が上がり身長が低いものから呑み込まれている
この水の元凶はしゃがんでいたため既に呑み込まれている
こさめ ッ こさめ ぇぇ ポロポロ

その者の涙が水と連携しているかのように水位が上がる
平民
この町はもう終わりだ ッ !!

平民
みんな逃げろ !!

おま ッ !!

落ち着け 、 大丈夫だ … 。 (抱え屋根の上にいく)

こさめ ッ こさめ ??

俺はお前の言うこさめじゃない

そうだ ッ そうだよ …

こさめはもういないんだ ッ ポロポロ

…っ ギュッ (抱きしめる)

… えっ

辛いよな 、

貴様なんかに 分かるもんか ッ !? (離れようとする)

俺には分からない (力を強める)

だけど 、お前と同じ様な気持ちを持った者を増やすつもりか?

は ッ ?

このままだと溺れ死ぬ奴が必ず出てくるぞ 。

魔力を抑えろ

ッ !?

そんな つもりじゃ 、 (魔力をおさえていく)

ん 、 上手 … (背中撫)

… カクッ (寝)

疲れていたのもあるだろうが 、 もう1人の青年と魔力の相性がよかったのも要因の1つだろう 。
よし 、 戻るか
