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結婚間近という頃、彼女に異変が起きた。
ご飯を食べったばっかなのに
えと
食べてないというのだ。
昨日のこともなにも覚えていない。
うり
えと
流石にちょっと変だなと思った俺は 彼女を病院に連れてった。
ひろ
うり
ひろ
認知症
ひろ
うり
認知症という診断だった。
これからの未来を 思い描く事が出来ないのか
全てが一瞬足元から崩れ落ちていった ような気がした
指輪は……どうすればいいのだろうか
それから彼女はどんどん忘れていった
えと
うり
うり
えと
誰ですか…?ッ
うり
えと
えと
俺が誰かも時々だれか 分からなくなるらしい
彼女の介護がしたくて会社を辞めた。
でも貯金がなくてすぐ底をついてしまった
じゃぱぱ(父)
のあ(母)
ある日、彼女の両親が 彼女の事を引き取りに来た。
うり
じゃぱぱ(父)
じゃぱぱ(父)
と。そんな話あるのか、と思った
結婚指輪まで買ったのに?
この気持ちはどこへ向かえばいい でも分かっていた。
俺自身の生活もままならないし
介護にも疲れていた
うり
のあ(母)
最後。彼女とイルミネーションに行った。 今日はクリスマスだからだ。
えと
うり
そういって、俺は彼女の手を、強く、強く握った。
えと
うり
えと
……認知症でも、やっぱり彼女は彼女で…
うり
えと
うり
彼女を、思いっきり抱きしめた。
えと
うり
えと
えと
うり
えと
チュッ
そして、俺はまた泣いてしまった。
えとさんも泣いた。 2人でいっぱい泣いた。
次の日も最後にハグをすると、 やっぱりえとさんはえとさんで
いなくなったあとも…えとさんの感触が して、。
ずっと泣いていた。
大好きな彼女とまた一緒になることを願って Next♥200