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君と最後の接吻ー前編ー

君と最後の接吻ー前編ー

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君と最後の接吻ー前編ー

♥

243

2020年01月05日

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暗闇の中俺達はお互いを抱きしめ合う

そして、確認し合うように優しい接吻をし

互いに別れを告げた。

赤side

ある朝、周りの人間にとっては何も変わらない1日

だが、俺は違った

ネットアイドルグループすとろべりーぷりんす、訳して『すとぷり』

俺はそのすとぷりのメンバー

そして、今日は初めて生身出会うのだ

いつもは画面越しで会話するのだが

今日は違う。

バクバクとうるさくなる心臓を抑えながらもタクシーに乗り込む

ドライバーさんにとある住所を教えて目的地へと向かう

どんな人なのかな、やっぱりイケメンんなのかな…

あれやこれやと考えると余計に心拍数が上がっていく

この静かな車内に聞こえるんじゃないかって言うくらいに上がっていく

そして、俺は目的地に着いた時ドライバーさんに起こされた

いつの間にか寝ていたらしい

俺はドライバーさんにお礼と代金を渡して車を降りる

目の前の建物を見てまたバクバクと心拍数が上がる

何とか自分に大丈夫と言い聞かせて、建物へと足を踏み込む

そしてエレベーターで上へと上る

その間に何人かがエレベーターに乗ってきたがなんの代わりもなかった

そして10階に着き、エレベーターから降りてまた少し歩くと目的地に着いた

りーぬくん

………………………

今世紀最大の心拍数だと思う…

じわじわと上がる心拍数を抑えながらもドアに手をかけ開けようとドアを引く

ガチャッ

そろりと中を除くと1人しか居なかった

まぁ、集まる30分前だから当たり前か…

りーぬくん

………あ、あの…

???

ん?あぁ、君がりいぬくんだよね

りーぬくん

あ、はい…

???

俺はななもりね!

りーぬくん

な、なーくん!?

びっくりした…

なーくんは俺が思ってた以上に細くて、すごく優しい顔をしていた

なんか…もっとしっかりしている想像だったので正反対過ぎてびっくりした

なんか失礼か

りーぬくん

あ…あの…初めまして…

なーくん

初めまして…?

りーぬくん

え、や…あの…

なーくん

ふふっ、肩の力抜いてよ

りーぬくん

あ、ありがとう…ございます

なーくん

ほら、敬語も外して!顔も上あげて!

りーぬくん

え、あ…は((((

なーくん

け、い、ご

りーぬくん

うん…

なーくん

ほら、笑って!人は笑顔が1番だよ?

りーぬくん

なぁ…く(´;ω;`)

なーくん

ほら、泣かないの!

りーぬくん

うん…ありがとう!

俺はなーくんに向かってとびきりの笑顔を向ける

???

うぃーす

なーくん

お、じぇるくん!

じぇる

なーくんんんんんん!!!

じぇるくんはなーくんを見た瞬間なーくんに抱きついた

何してんだろこいつ

りーぬくん

あ、あの…

なーくん

ちょ、じぇるくん

じぇる

なぁくぅんん♡♡

りーぬくん

あ…の……

なーくん

もぉ~///

じぇる

なぁくん~♡

スリスリスリスリスリ

なーくん

ちょ、じぇるくんくすぐったいよぉ‪w

りーぬくん

……………( ˙-˙ )

俺は一体何を見せられてるんだろう…

ま、まぁいっか

ガチャッ

少し控えめに扉が開く音がする

開けた人物はひょこっと顔を出してこう言った

???

は、初め…まして…

俺はその声が誰のものか分かった

少しショタな声で優しい声、そして何よりも可愛い

りーぬくん

るぅちゃん!

るぅちゃん

は、はいっ!

俺は一目散にるぅちゃんに飛びついて、胸に顔を擦り付けた

りーぬくん

本物のるぅちゃんだぁ…

るぅちゃん

えっと…り、りーぬ?

めちゃくちゃいい匂いするぅ…(◍´ᯅ `◍)

???

僕のに触んないでくれる?

そう言われた後俺の首の後ろ辺りの服を引っ張ってるぅちゃんから突き放すようにする

りーぬくん

え、うわっ…!!

俺は何とか受け身を取り、地面に手を着く

るぅちゃん

ちょっと、ころちゃん!

???

ふんっ…

そう言って不貞腐れたように頬を膨らませる

まるで子供を見ているようでちょっと笑えてくる

りーぬくん

っ…‪w

ころちゃん

おい!そこ笑うな!

りーぬくん

あっ…すいませ‪((((

???

あんまりいじめんなよ‪w

ころちゃん

だって…

そう言って彼は俺に手をさし伸ばしてくれた

さとみくん

大丈夫か?

その瞬間俺の中で何かが起きた

体の奥底から何かが湧いてくるような、顔が段々と熱くなっていく

りーぬくん

ぇ……ぁ、…ぁ

さとみくん

ん?

りーぬくん

や……あ、ありがとう…ございます……

俺はそう言った後彼の手を握る

それを合図かのように彼は俺を軽々しく引っ張り上げてくれる。

さとみくん

え、かる…((ボソッ…

りーぬくん

んぇ?

彼が何かボヤいていたが聞こえなかった

その後は事が進んで皆が慣れ始めた頃だった、なーくんが居酒屋に行こうと言い出した

なーくん

よし、お酒飲みに行こう!

ころちゃん

さんせー

るぅちゃん

僕はどっちでも大丈夫です!

じぇる

な~ぁく~ぅん♡♡

さとみくん

おっ、いいねぇ

なーくん

りーぬくんは?

突然俺に話を振られて少し動揺したがなーくんの優しい笑顔を見てそんな動揺も吹っ飛んだ

りーぬくん

俺もいいよ!

ころちゃん

そうとなれば居酒屋じゃぁぁぁぁぁ!!

全員

おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!

数時間後…

なーくん

んん~…

なーくんは寝てしまい

さとみくん

ヒャーッハッハッハッハー‪w⤴︎︎︎⤴︎︎

さとみくんは狂ったように笑い

じぇる

いやぁぁぁん//////♡♡

ジェルは女声で喘ぎ

ころちゃん

うっきぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!

ころちゃんは猿になり

るぅちゃん

おらぁ!

るぅちゃんは何故か荒ぶっている

という感じでみんながみんな狂ってしまつた…

くっ…みんなの事は忘れない…

え?俺はって?

酒弱いから飲めねぇんだよ、文句あんのか( ˙-˙ )

と、まぁみんながみんなこんな状態だけど…どうしよ……

そんなこんなでウーロン茶をちびちび飲んでたら背中に衝撃が走った

さとみくん

りぃぃぃぬぅぅぅ!!!

りーぬくん

さとみくん…重いよ…

さとみくん

うへへへへぇ

りーぬくん

気持ち悪いから離れて

さとみくん

りーぬは冷たいなぁぁぁ

……なんだこいつ

酒くせぇし、うぜぇし

でも、そんなことを思いながらも隅っこでくっついて入れる事が嬉しいと思ってしまう自分がいる

なーくん

ん…んぅ…

なーくん起きた?

りーぬくん

なーくんなーくん

そう言いながらなーくんを揺するとゆらりと起き上がって俺を見る

なーくん

りーぬくん…?

りーぬくん

りーぬくんだよ、ほら

俺は先程頼んでいた冷水をなーくんに手渡す

なーくん

ありがと…

眠たそうに両手で冷水をちびちび飲む姿を見て少し可愛いと思った

りーぬくん

ほら!全員帰るぞ!

俺は大声で叫ぶと、みんなその声でのろのろと帰る準備をする

るぅちゃん

ころちゃん帰りましょ~

ころちゃん

んー…

るぅちゃんが帰宅準備が終わったころちゃんに呼びかけるが半分寝ているのか上擦った答えしかしない

なーくん

ほら、じぇうくんも喘いでないで帰るよ

じぇる

あぁぁぁぁぁぁ////♡♡

なーくんは流石リーダーだが呂律が回っていない為少し頼りない((((

そんなこんなで4人が帰って行ったが1人だけまだ帰らない

りーぬくん

ほらぁ、さとみくん帰るよ?

さとみくん

終電逃した…

りーぬくん

はぁ?

バカだ…

こいつは本当にバカだ……

俺の家…止めてやるか

やっぱりりーぬくんは心優しいなぁ!

りーぬくん

俺ん家来いよ

さとみくん

え!?まじ!?

りーぬくん

うるさいなぁ‪w

でも、好きだからって言う気持ちも無くはないけど…

さとみくん

りーぬさんきゅな!

そう言って俺を抱き締める

彼の匂いが俺の鼻に香ってくきて、彼の体温が全身に伝わってくる

残念ながら俺は身長に恵まれていなかった為彼の腕の中にすっぽりとハマってしまう

りーぬくん

……ぇ、ぁ

さとみくん

おめぇ、ちっせぇな

彼のその一言で自我を取り戻したと同時に身長をバカにされたことにより記載仮が湧いてくる

りーぬくん

ちびで悪かったな!ばーかばーか!

さとみくん

‪w‪w‪w‪w‪w

そう言って俺達は家へと向かった

To be continued…

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コメント

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ユーザー

ぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁああああああああぁぁぁああああああああぁぁぁああああああああぁぁぁああああああああぁぁぁああああああああぁぁぁああああああああぁぁぁ(語彙力なくした

ユーザー

ん"ん"ん"ん"ん"ん"ん" 尊い...

ユーザー

すきです( ⸝⸝ • ̫ • ⸝⸝ )

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