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良菜
こんにちはー！
ナレーション
こんにちはー
良菜
第7話です！
良菜
どうぞ〜
太宰治
そろそろ寝ようか。
太宰治
御免ね、少し狭いけれど
中島敦
い、いえいえ！
2人で布団敷いて川の字みたいな感じで寝てます。分かりにくくてすいません…。
太宰治
…敦くん、探偵社はどう？
中島敦
…楽しいです
中島敦
昔なら想像もつかない位
太宰治
それは良かったよ
中島敦
有難うございます、僕を探偵社に誘ってくれて…。
中島敦
本当太宰さんのお陰で…
太宰治
否、私のお陰ではないよ
中島敦
え…？
太宰治
私が敦君を助けた日は、敦君が私を助けた日だ。
太宰治
あの日、君は行く所が無くて死にかけていたんだ
太宰治
私から金銭を奪うなり何なりしても可笑しくない
太宰治
だが、君はちゃんと川に流れていた私を助けた。
太宰治
そういうところを見込んで君を誘ったんだ。
中島敦
そうだったんですか……
中島敦
それでも太宰さんのお陰です！！
中島敦
太宰さんが居なければ今の僕が居ないのは確かです！
太宰治
敦君…!!
太宰治
嬉しいよぉ〜
中島敦
ちょっ、くっつかないでくださいって！！
太宰治
御面御面〜
沢山話した後､敦君は寝てしまった。
けれど、ずっと彼と語っていたい。
笑って居たい。
太宰治
(可笑しい物だ)
太宰治
(死ねると言うのに…)
太宰治
(否、死んでいるというのに)
太宰治
生きていたいと思うなんて…
太宰治
………
太宰治
眠りたくない…。
そんな思いとは裏腹に、眠気は襲ってくる。
太宰治
眠りたくない。
太宰治
寝てしまったら、
又あんな悪夢を見るから。
良菜
…
良菜
ご、語彙力が！！
ナレーション
語彙力なさ過ぎですね
天の人
全く…これだから馬鹿は
良菜
ひでぇ。
良菜
ここまで読んで下さって有り難う御座いました〜！！
良菜
さようなら〜
天の人
また次回〜
ナレーション
有り難う御座いました。
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作品ページ
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