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白衣の天使

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白衣の天使

1 - 白衣の天使

♥

1,256

2021年06月29日

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🐣

ただ今ご紹介して頂きました養護教諭の🐣です。

年齢的にも君達にとても近い存在だと思うので、皆のヒョンだと思ってもらえると嬉しいです。

怪我や病気はもちろんですが、困った事や悩み事の相談でも良いので気軽に保健室に遊びに来て下さい。

待ってます。

モブ

ヤバっ、女子より女子じゃん!!

モブ

可愛い〜♡

新学期の朝礼で新任教諭の自己紹介。 ニコニコ柔らかく微笑む🐣に色めき経つ生徒達。

〜保健室

🐣

おっ!初めてのお客さんだね。

🐻

・・・・・。

🐣

君は🐻君だよね?
前の先生から聞いてるよ。

🐻

・・・・・。

🐣

何か話したい事があったら何でも話してね。

🐻

奥のベッドは俺専用だから何時も空けといて。

🐣

うん、わかった。

それだけ言うと🐻はカーテンを閉めて奥のベッドで横になった。

🐻はこの進学校の2年生。 明るく活発で、成績は中の上、加えて圧倒的顔面偏差値に誰からも好かれる性格で保健室に毎日来る様な子では無かった。 学校のパンフレットに載り、🐻のファンが一気に増えて、中には過激なストーカー行為をする子も居て人付き合いが苦手になりだんだんと心を閉ざしていった。 また大好きな祖母が亡くなったのも1つの原因かもしれない。

🐣

何か音楽かけてもいいかな?

🐻

・・・・・。

🐣

返事が無いから良いって事かな?

🐣

〜🎶

保健室にゆっくりと優しい歌が流れる。

〜数週間が過ぎた。 保健室は大繁盛で休み時間にはたくさんの生徒が訪れた。

怪我や病気で保健室に来る子はもちろんだが、ほとんどが🐣への好意から来る関心が多くたわいの無い会話をする為に来る子がほとんどだった。

変わらないのは朝一に🐻が保健室に来て、下校時間になったら帰る。 その間休み時間など騒がしい時もあるが保健室には何時も優しい歌が流れ、授業中はゆっくり時間が流れる。 そして時々🐣が入れる甘いハーブティーの香りやアロマの香りが保健室の部屋を満たしていた。

🐣

はぁ〜、やっと一段落!!
よしっお茶でも入れるかな〜。

🐣

🐻君も飲む?

🐻

・・・・・。

返事こそ無いが静かにカーテンを空け、そっと席に着く🐻。

🐣

何がいいかな?
カモミールでしょ、ミントに、レモングラス、ローズヒップにジャスミンでしょ〜

🐣

テヒョン君は何が好き?

🐻

カモミール…

🐣

うん、カモミールにしよう。

🐣

僕お茶入れるのだけは得意なんだ、特別に美味しくいれるからちょっとまってて。

何時もお茶の時は🐻に声をかけていたが反応が無く、今日初めてカーテンを開けて外に出てきてくれた事に嬉しい気持ちが隠せない🐣。

🐣

お待たせしました。
ちゃんと美味しくなーれ〜って魔法をかけといたから絶対に美味しいよ!!

🐻

・・・・・。

🐣

熱いからゆっくり飲んでね。

🐣

あっ、そうだ!!
取って置きのお茶菓子も出してあげる!!

🐣

でも皆には内緒にしてねっ。

テーブルに次々と美味しそうなお菓子が並べられる。

🐣

🐻君は甘いのと、しょっぱいのどっちが好き?

🐣

甘いのが好きなら僕のイチオシはこのお菓子!!

🐣

でもしょっぱいのならこっちかなー!!

🐻

・・・・・‪w。

🐣

笑った!

🐻

!!

🐣

ふふっ、僕ばっかり喋ってて五月蝿いよね、ごめんね‪w

🐻

甘いのが良い・・・。

🐣

うんうん、そっかそっか、僕と同じだね!!

🐣

じゃあ僕1押しのコレ食べてみて!!

🐻

・・・・・パクっ。

🐣

どう?どう?美味しくない??

🐻

・・・・・うん。

🐣

でしょ〜、んですかさずお茶を1口飲んでみて、甘いのが口いっぱいに広がって幸せな気持ちになるんだよ〜!!

🐻

・・・・・あちっ、!

🐣

あ、ゴメン、急かしすぎちゃった、
お茶熱いからフーフーしないと!!

そう言うと🐣は🐻のお茶をフーフーしてあげる。

🐣

もー大丈夫かな??
熱く無いと思うけど??
どうかな?

🐻

・・・・・///、大丈夫。

🐣

口の中大丈夫??
火傷して無い?

🐻

大丈夫です・・・。

🐣

うん、ならいいけど、一応あーんってしてみて。

🐻

・・・・・///あーん・・・・・///。

思いの外🐣の顔が近くに来てドキッとする🐻。

🐣

ん、大丈夫だね。
良かった、んじゃお口そのままにしててね。
あーん。

🐻

・・・・・あーん///??

口の中にそのまま甘いお菓子を入れる。

🐣

お薬です。

🐣

なんちゃって///。

🐣

食べたらもう1回お茶を飲んでみてね。

🐻

///。

🐣

ふふっ、美味しいでしょ?

🐣

でもね甘いお菓子を食べて、お茶を飲んで、次にしょっぱいのを食べるとまたリセットされて、甘いのがまた美味しく感じるんだよ‪w

🐣

永遠に食べれるから困っちゃうよね。

🐻

‪w

🐣

また笑ったね。

🐻

///・・・・・。

🐣

笑った顔僕好きだよ。

🐣

🐻君笑うともっと素敵になるんだね。

🐻

///・・・・・、からかわないで下さい・・。

🐣

からかって何か無いよ!!

🐣

笑顔って笑った人だけじゃなくて、それを見た人も幸せになれる魔法何だよ!!

🐣

そのままの君でも十分魅力的だけど、笑ったらもっと素敵なんだってしれて僕凄く嬉しいよ!!

🐻

魔法って///・・・・。

🐣

魔法だよ!!
良い大人が何言ってんだって思うかもだけど、笑うってとても幸せな魔法なんだよ!!

🐣

僕みたいなお菓子を好きなだけ食べちゃうお餅フェイスだとなかなか難しい魔法だけどね‪w

🐣

でも🐻君みたいにイケメンが使うとその魔法は数千倍凄い魔法になるんだよ!!

🐻

・・・・お餅フェイス‪w

🐣

そーなんだよ、お餅フェイスだよ〜、お菓子の食べすぎかな〜‪w

🐣

このもちもちがなかなか取れないんだよね〜‪w

🐣

って何言わせるの‪w!!

🐻

ふふっ‪w

🐻

先生は可愛いよ・・・・・。

🐣

///!!

🐻

・・・・・!!

🐻

///。

🐣

も、もーっ、大人をからかわないの///

🐣

それに僕は男だからカッコイイでしょ!!

🐣

まぁ、🐻君には負けちゃうけどね〜‪w

🐻

‪w‪w‪w。

🐣

ほらっ、やっぱり笑った顔が良いよ!!

🐣

カッコイイもん!!

🐻

もー、分かったからやめて下さい‪w

🐣

んー、どーしようかな〜‪w

🐣

あっ、

🐣

じゃあ今度から保健室で2人の時間はお茶を一緒に飲んでくれるならもー言わない‪w

🐻

分かりました、飲みますから・・・・‪w

🐣

うんうん、じゃあ約束!

🐣

今日から僕達はお茶友達だよ!!

🐻

お茶友達‪w

🐣

そーお茶友達‪w

🐣

仲良くしてね!!

🐻

はい‪w

ニコッて笑って差し出された手を握り握手をする🐻。

この日から2人の距離はぐっと近くなった。 休み時間の騒がしい時はカーテンの奥に閉じこもってる🐻も、休み時間が終わるとカーテンから出てきてお茶以外の時間でも🐣と良く話す様になった。

〜保健室

🐻

ねー🐣、今日のおやつ何〜??

🐣

🐣じゃなくてヒョンでしょ!!

🐣

もしくは先生でしょ〜!!

🐻

うん、でおやつ何??🐣??

🐣

うん、分かってないね!!

🐻

良いじゃん、俺たちソウルメイト何でしょ??

🐣

そーだけど、もぅ〜、じゃあ他の子の前ではちゃんとヒョンか先生って呼んでね!

🐣

他の子に示しが付かないから!!

🐻

分かってるよ、ちゃんと2人の時だけしか呼んでないでしょ。

🐣

んー、そーだけどさ。

🐣

あっ、後他の先生の前でもダメだよ!!

🐻

もー分かったからおやつ〜!!

🐣

も〜🐻はおやつの話ばっかりだな‪w

🐣

今日のおやつはこの2つ!!

🐣

🐻好きでしょ?

🐻

分かってるじゃん!!

🐣

生意気だな〜、も〜w

2人で話す事が増えた時、ちょっとづつだが🐻が抱えてたトラウマの話をする様になった。 🐣は静かに話を聞いて最後まで話しを聞いた後自分が持ってる過去の重い部分の話をした。

〜回想シーン

🐣

僕もね昔、🐻君と同じ??ううん、僕の何かと一緒にしたら悪いね、でも少しだけ似た様な事があったんだ……。

🐣

僕中学生位の時から一人暮らしをしててね、
家にストーカーって言うか不審者が入って来て本当に怖い思いをしたんだよね……。

🐣

でも僕の時は運良く、手を差し伸べて助けてくれる人が居たから大丈夫だったんだけど……。

🐣

だから少しだけど🐻君の気持ち分かるんだ……。

🐻

俺の時も居たよ……、すげー怖かったけど、ばぁーちゃんがおっかねぇ顔してその子の事追い返してくれたんだ……。

🐻

だけどばぁーちゃんもぅ、居ないし・・・・・情けないけどビビっちゃったって言うか、友達とかそー言うのしんどくて…。

🐣

・・・・・大丈夫、🐻君のペースで。

🐣

怖いけど、誰かを信じるのも不安だけど、大丈夫。

🐣

僕は君のお茶友で、似た様な痛みを知ってるソウルメイトだよ。

🐣

だから、🐻君に何かあったら僕は全力で守るし助けてあげるから!!

🐻

ソウルメイト……‪w

🐣

笑うなよ、そりゃは僕みたいなのじゃイヤかも知れないけどさ〜‪w

🐻

守ってくれるの‪w??

🐣

守るよ、約束。

🐻

頼りないな〜‪w

🐣

むぅ〜‪w

🐣

僕これでも脱いだら凄いんだからね〜‪w

🐣

細マッチョって言うんだっけ?

🐻

餅が?

🐣

餅言うな‪w!!

〜保健室

??

せんせーい

🐣

どうしたのかな?

🐣

えーと、君は確か1年生の 🐰君だよね?

🐰

そうそう、初めて来たのに名前知ってくれてる〜!!

🐣

学校の子全員覚えてるよ!!

🐰

凄!!

🐣

まぁね、でも🐰君はイケメンで有名
だから直ぐに覚えたよ。

🐻

・・・・・。

🐰

まぁね〜って!!

🐰

ズルい!!

🐰

先生何これこのおやつ!!

🐰

俺たちが頑張って勉強してる間にこんなおやつ食べてるの!?

🐣

って、いや、ちがくて、🐻ちょっと片付けて!!

🐻

片ずけるって、もー遅いよ🐣…。

🐰

って先生の事名前で呼んでんの??

🐣

って違う、🐻、先生をそんな風に呼んだらダメでしょ??

🐻

・・・・・。

🐰

ってお互い名前呼びなんだ??

🐰

何??先生達出来てんの?

🐣

もー、違うよ〜、先生を困らせないで〜!!

🐣

🐰君は何で保健室まで来たの?

🐰

あっ、そーだ忘れてた、さっき授業中にちょっと手を切っちゃって‪w

🐣

切っちゃって‪w、じゃ無いよ、血が出てるじゃん、もー早くここに座って手当するから。

🐰

はーい。

🐣

もー気を付けてね、血の割に大して切れてなかったから良かったけど。

🐰

はーい、サンキュー🐣w

🐣

!!

🐻

!!

🐣

なっ、ちゃんとヒョンか先生って呼んで下さい!!

🐰

え〜だって、そこの人は🐣って呼んでたじゃん!!

🐣

でもダメです!!

🐣

🐻君は学校の生徒ではありますが、僕のソウルメイトなので、彼は特別に許してますが、🐰君は違うのでダメです!!

🐻

・・・・・///。

🐰

ちぇーっ、そんなの差別じゃないですか。

🐣

じゃあこうしましょう、ソウルメイトにはしてあげられませんが、お茶友にはしてあげましょう。

🐻

・・・・・。

🐰

お茶友??

🐣

そうです、時々ここに来た時は一緒にお茶をしましょう。

🐰

やった!!

🐰

んじゃここに出てるお菓子食べて良いって事??

🐣

どうぞ食べて下さい‪w

🐻

・・・・・。

🐰

じゃあ、🐣ヒョンって呼ぼ!!

🐣

///!!

🐣

ん〜ヒョン呼び悪くないですね〜。

🐰

でしょ‪w

🐰

じゃあ、いただきまーす!!

🐰はこの日から毎日の様に保健室来る様になった。 明るく人なっつこい性格で、時々🐻と些細なケンカはするものの2人は直ぐに打ち解けた。

🐰

ね〜🐣ヒョンはさ彼氏とか居るの?

🐣

なっ?彼氏って…僕男だよ!?

🐰

うん、それで居るの?

🐣

うん、って‪wいないよ彼氏は。

🐰

彼氏は??じゃあ彼女は居るってこと?

🐣

居ないよ。

🐻

じゃ好きな人は??

🐣

も〜、先生の話はいいよ〜!!

🐣

それより君達はどーなの?

🐣

付き合ってる人は居ないの?

🐰

好きな人は居るって事?

🐻

誰?

🐣

完全に無視だね〜。

🐰

んで誰?

🐣

もー良いから本当に‪w

🐣

🐻は彼女とか居ないの?

🐻

居るはず無いじゃん、基本ここにしか居ないんだから。

🐣

ん〜、まぁそっか、でも好きな人位居るんでしょ?

🐰

僕知ってる‪w

🐣

え?!えっ!?

🐣

何で何で??僕だけ知らないの〜!!

🐰

‪w‪w‪w

🐣

も〜何だよ〜、僕が1番🐻の理解者でソウルメイトだと思ってたのに〜!!

🐻

そーだよ。

🐣

そーだよね!!

🐣

なのに何で僕だけ知らないの〜!!

🐰

逆に何で分からないのか不思議‪w

ドカッ!!

🐻がテーブルの下で🐰の足を蹴る

🐰

いだっ!!

🐻

お前五月蝿い。

🐣

あ、も〜ケンカしないの!!

🐣

じゃあ🐰は彼女は居ないの?

🐰

居ないよ!!

🐣

そっか〜、2人ともこんなにカッコイイのにね〜。

🐣

カッコよすぎるのも彼女作るのは大変なのか〜。

🐰

でも好きな人は居るよ!!

🐣

えっ!そーなの?

🐣

誰?誰?

🐰

まだ教えなーい‪w

🐣

え〜、この流れは言う所じゃないの??‪w

🐰

じゃあ🐣ヒョンが教えてくれたら教えてあげる〜‪w

🐣

も、も〜、また話が戻った〜!!

🐻

で誰?

🐣

🐻まで〜、も〜やめよ〜この話は〜‪w。

🐱

なー噂になってるぞ〜🐣〜。

🐣

ヒョン!!!!

🐱

おーこりゃ噂になるな〜。

🐣

もー、全然来てくれないから、来る気が無いかと思ってました!!

🐱

忙しいの、お前にだけ構ってられないでしょ。

🐣

そーですけど、もーちょっと顔だしてくれても良いじゃないですか〜。

🐣の態度や温度感の違いに驚くと同時に黙ってしまう🐻と🐰。

🐱

今来たんだから良いだろ。

🐣

そーですけど……、僕待ってたんですよも〜。

🐱

ん、ってか生徒居るぞ。

🐣

あっ、そうだ忘れてた、もー君達は知ってるよね?

🐣

校長先生だよ〜。

🐰

知ってるけど何?

🐻

🐣とどんな関係??

🐣

なっ///どんな関係って、雇用主と雇われ職員だよ、も〜。

🐰

フーん。

🐣

って、そう言えば噂って何ですか?

🐱

保健室の顔面偏差値が高すぎて近ずけ無いとか??

🐣

あー、🐻と🐰か‪w

🐱

お姫様を守る2人の王子が居るとか??

🐣

まぁ確かに2人は王子様フェイスだね〜‪w

🐱

後はプリンセスが秘密のお茶会をしてるとか‪w??

🐣

ぷ、ぷりンセスって、もしかして僕の事??

🐱

そーなるな‪w

🐻

🐣しか居なくない??

🐰

プリンセスだね〜‪w

🐣

って!?えっ〜、本当に??

🐣

僕男なのにな〜。

🐣

何でそー見えるんだろ。

🐣

脱いだら凄いのに。

🐻

細マッチョ‪w??

🐣

そー細マッチョ‪w。

🐱

ガリガリだろ、ちゃんと食べてるのか?

🐣

食べてますよ、ちゃんと!!

🐣

見て下さいこのお菓子を!!

🐱

お菓子はちゃんと食べてるにならないから。

🐱

ちゃんと食べろ、こんなにガリガリだと困るだろ。

🐣

はーい。

🐻

何で先生が困るの?

🐱

…ふっ、保健室の先生が不健康じゃ生徒達に示しがつかないからな。

🐣

??

🐰

で、校長は何時まで居るの?
忙しいんでしょ?

🐱

ん〜、揃っと行くけど、君達も元気なら何時までもナイトをしてないで、授業に出たらどーかな?

🐣

🐱ヒョン!!!

🐣

保健室内の事は僕に任せて貰ってるはずだよ!!

🐱

だな。

🐱

お姫様に守ってもらうナイト様ってところね。

🐣

🐱ヒョン!!!!

🐱

分かった、お姫様が怒ってるからもー帰るよ。

🐱

🐣またな。

🐣

・・・・・はい。

🐣

・・・・・はぁーっ、ゴメン2人とも。

🐻

何で🐣が謝るんだよ!!

🐣

🐱ヒョン、意地悪な言い方しかしないけど、本当は優しい人何だよ。

🐻

そんなの知らないよ、🐣が謝る必要は無いから。

🐣

ん、分かった、もー言わない。

🐣

でも、🐰は揃っと教室に戻ろっか。

🐰

何で??

🐣

ん、🐰にヒョンって呼ばれて嬉しくって忘れてたけど、🐰は元気だし怪我もしてない、保健室は何も無い子の来る場所じゃ無いから。

🐣

休み時間になったらまたおいで。

🐰

そーだけどさ、悩みがあるって言ったらここに居て良いの?

🐣

それが本当の悩みならね。

🐰

・・・・・。

🐣

何か悩みでもあるの?

🐰

・・・・・、やめとく。

🐣

🐰??

🐰

今言ったら何かすげー僕カッコ悪い///。

🐣

??

🐣ヒョンが好き、ただそれだけ言えば良いのに、今言ったら校長の言った通り守って貰えるのを待つ情けない男になりそうで、ただの保健室に居たいだけのワガママな子供になりそうで何も言えなかった。

🐰

教室戻るよ……。

🐣

🐰大丈夫??

🐣

もし本当に悩みが有るんなら無理しなくても良いんだよ??

🐰

大丈夫、戻るよ。

🐰

また……今度来るね。

🐣

うん、分かった。

🐣

でも無理しないでね、話せる時が来たらちゃんと僕の所に来るんだよ。

🐰

ん、分かった。

そう言って🐰は保健室を後にした。

🐻

🐣はズルいね。

🐣

🐻??

🐻

何でも無い……。

🐣

??

🐣

🐻僕何かいけない事言ったかな?

🐻

言ってないよ……。

🐻

ただ保健室の先生なんだなって……。

🐣

??

🐻

分からないなら良いよ……。

🐻

俺も、横になる。

🐣

🐻??

🐣の言葉を無視して奥のベッドのカーテンが閉まる。

それから、変わらず🐻は朝保健室に来るものの🐣とは挨拶程度にしか話さないし、カーテンはずっと閉まったままだった。

🐰も保健室に来る事は無くなり、相変わらず休み時間になると騒がしい保健室も、授業中に楽しくお茶会をする事は無くなった。

モブ

おはようございます。

🐱

おはよう。

モブ

おはようございまーす。

🐱

おはよう。

朝、門の前では珍しく校長の🐱が立っていて登校して来る生徒達に挨拶をしている。

🐰

・・・・・。

🐱

挨拶がないな?

🐰

・・・・・、おはようございます……。

🐱

ん、おはよう。

🐱

君に話があってね、待ってたんだ。

🐰

……何ですか?

🐱

ん〜ちょっと待ってて、後もー1人居るから。

🐻

……おはようございます。

🐱

おはよう。待ってたよ。

🐱

君達2人に話があってね、ちょっと校長室まで来てくれないかな?

🐻

……行きません。

🐰

校長室に呼び出される様な事してませんけど??

🐱

んー、まぁそうなんだけどね……。

🐱

まぁ良いから来てくんないかな?

🐱

🐣の事で話があるからさ。

🐻

??

🐰

??

🐱に連れられ校長室に来た2人。

🐻

🐣がどーしたんですか?

🐱

ん、って言うか🐣先生ね。

🐻

そー言うの良いからさっさと本題に入って下さい!!

🐱

ん、まぁとりあえずその辺に座ってよ。

🐰

だから話って何?

🐱

ん〜、君達は目上の人と話す態度じゃ無いね?

🐱

話す相手を間違えたかな?

🐻

ちゃんと聞くんで話して下さい。

🐱

ん、分かれば良いんだよ。

🐱

本題だけど、君達は最近🐣と話した?

🐰

最近は全然……。

🐻

俺も挨拶程度に・・・・・。

🐱

んー、そっか。

🐱

勘違いだったら悪いけど、君達は🐣の事が好きだよね??

🐻

それが何か?

🐱

ん、なのに分からないかな?

🐱

アイツヤバイよ……。

🐰

ヤバイって何ですか?

🐻

ってか校長と🐣は付き合ってるんですか?

🐱

付き合っては無い。

🐱

保護してるって言うのが正解かな。

🐰

保護ってヤバイって何ですか?

🐱

ん〜どこから話そうかな?

🐱が語ったのは🐣の生い立ち、そして出会いだった。

🐱

🐣の親はシングルマザーでさ、物心着いた時からその母親に性的虐待を受けてたんだよね・・・・・

それはとても残酷な話だった。 幼少期から母親に性的虐待を受けていた🐣。 それは母親に彼氏が出来ると無くなるが、男と別れた途端にまたぶり返すかの様にやってきて、だけどそれだけじゃなくて見た目のせいか母親だけでは無く、母親が連れて来る彼氏にまで悪戯をされるようになっていた。 だけど中学生になる頃、男に悪戯をされてる現場を母親に見られてしまった。 そんな環境で育っても🐣は母親が自分を助けてくれるもんだって思ってた。 だって母親は男に振られる度に、自分には🐣しか居ない、🐣だけが母親の永遠の恋人だと言われ性的行為を教養されてたから。 だけど現実は違かった。 母親は🐣を売男と罵り、気持ち悪いと蔑み、あらん限りの力で殴り蹴飛ばした。 まるで汚物を見るかの様な目で🐣を捨てたんだ。

🐱

俺が会ったのはその頃。

🐱

アイツそのままの姿で捨てられたもんだから、公園のすみでホームレスに襲われかけてた……

実際は違う、抵抗何かして無かった様に見えた。 と言うか何も見えてなかった。 無気力に全てを受け入れようとしていた感じかな……。 んでそこに偶然居合わせた俺が🐣を保護した。 保護したって言っても、学生だった俺には住む所を与えてやるくらいだったけど・・・・・。

🐻

・・・・・。

🐰

・・・・・。

🐱

まぁ、そんな感じに育ったやつだから色々壊れちゃってんだよね……。

🐻

……、それが、今の🐣と何にか関係有るんですか?

🐱

アイツさ、ずっと1人だったから誰かに求められる事に慣れてなくて、依存しやすいんだよね・・・・・

🐰

それが自分だって言いたいんですか?

🐱

違うかな、俺に依存はしてるけど、俺は🐣を求めて無い・・・・・。

🐱

だからここの養護教諭として呼んだ。

🐱

不特定多数に求められて、慣れれば少しは変わるかと思って。

🐱

似た様な痛みとか、違くても、痛みを持つ事がどー言う事か知ってるし、優しいアイツなら適任だと思った・・・・・

🐱

正直アイツの気持ちは重くて俺には受け入れられない……

🐻

じゃあ何で半端な距離に置くんですか!!!?

🐻

こんな距離に居たら依存するでしょ!?

🐱

しないんだよ……ってかしてるけど、🐣はほっとくと自分を大事にしないから…。

🐰

すげーキレイに話してるけど、先生も🐣ヒョンとしたんだよね?

🐱

ん、1回だけ・・・・・。

🐱

自分の居場所を作る方法をそれしか知らない🐣を拒めなかった……。

🐱

可哀想だと思ってしまった……。

🐰

何だよそれ?!

🐰

そんなの都合の良い言い訳じゃないですか!!

🐻

それだけ・・・・・??

🐻

先生こんな胸糞悪い話を俺達に聞かせて何がしたいの?

🐻

だから手をひけって事?

🐱

違う・・・・・。

🐱

こんな話、そんな事の理由で話せるはずがない。

🐱

変わって来てたんだよ・・・・・、

🐱

確かに危ういやつで、ずっと心配だったけど、ここに来てから変わって来てたんだ・・・・・。

🐰

??

🐱

お前達が保健室に入り浸る様になってから危うげな顔をする事は少なくなってたのに……。

🐱

この前見たら同じ顔してた……。

🐱

俺だってお前達みたいなケツの青い子供に、ましてや自分の学校の生徒に何か話したく無かった、だけどほっとけ無いんだよ・・・・・。

🐻

🐣が何かしてるんですか?

🐱

夜11時過ぎ頃○○の繁華に行ってみろ・・・・・

🐱

行って見て、それでも🐣が好きなら助けてやってくれないか?

🐱

……無理ならほっといてくれて良い……、ただしお前ら🐣に近づくな……。

🐻

何だよ、それ!?

🐰

ちゃんと話せよ!!

🐱

話は以上だ、もー教室に戻りたまえ。

🐱

この話は一切口外するなよ。

2人を強引に外に出し、扉を背にしゃがみ込🐱。 🐱は自分なりに🐣を大切にしていた、だけどそれは🐣が求める愛では無く、同情に近い物だった。 自分が🐣を愛せたらと言う後悔と、自分から堕ちようとしている🐣をまだ若い2人に任せてしまう選択をした自分に嫌気がさした。

🐰

なんなんだよ・・・・・

🐰

勝手な事ばっかり言って……

🐻

・・・・・。

🐰

ってどこ行くんだよ!

🐻

屋上……、今ジミナの顔見れる気がしない……。

🐰

……俺も行く……、普通に授業とか受ける気になん無いよ……。

🐻

・・・・・。

🐰

……ねぇ、どーする??

🐻

……?

🐰

行くの??

🐻

行くよ。

🐰

……怖くないの?

🐻

分かんない……。

🐰

僕だってわかんないよ……分かんないけど恐いよ……。

🐰

僕の知ってるジミニヒョンじゃない気がして、とても見に行ける気がしない……

🐻

……もー知ってるかもだけど、俺さ1年の時色々あって人間不信になってさ、それからずっと保健室登校してた……。

🐻

ジミナが先生になってから少しラクになったんだよね……。

🐰

うん……

🐻

俺がジミナから聞いた話はこんな話しじゃ無かったけど、ジミナの優しさにすげー助けられんだ……

🐻

だから今度は俺がジミナを助けてあげなきゃいけない気がする……。

🐰

……でも、だって僕はそんな話し知らない

🐰

何時もニコニコしてて、優しくて、笑うと可愛くて……

🐰

こんなに重いの抱えてるなんて知らなくて……(涙)

🐻

……。

🐰

涙。

🐻

・・・・・

🐰

どーしたら良いのかわからないよ!!涙

モブ

ねぇねぇ君でしょ??

🐣

……

モブ

何でもシてくれるかわい子ちゃんって♡

🐣

……うん、一緒に寝てくれるなら好きにしてくれて良いよ…。

モブ

!!♡

モブ

じゃ、行こうか♡

モブ

ほら早く立って♡

🐣

……うん、

モブ

って!?何だよ!!

モブ

お前男かよっ!?

🐣

……、そーだけど大丈夫、僕上手だよ…

モブ

!?
騙された、何だよ何でもシてくれるかわい子ちゃんって聞いたから声掛けたのに…

モブ

気持ち悪ぃ!!

モブ

あっちに行け!!

🐣

僕何でもするよ?

モブ

うるさいっ!!
着いてくんな、気持ち悪いんだよっ!!

🐣

……っ!!

モブ

可哀想に、大丈夫??

🐣

……っ、大丈夫です…。

モブ

気持ち悪いなんて酷い事言うのね♡

🐣

……

モブ

ねぇ、あなた女でも大丈夫なのよね?

🐣

…うん……、一緒に寝てくれる??

モブ

もちろんよ♡

モブ

一緒に来なさい♡

繁華街に居るジミンは保健室にいる時には見た事の無い危うさをまとっていた。

🐻

……

🐻

ジミナ!!

🐣

!!

モブ

??

🐻

ジミナ何してんだよこんな所で!!

🐣

!!……テヒョナ!?

モブ

ちょ、何?あなた何なの?

テヒョンの顔を見るなりジミンの顔はみるみる青ざめた。

🐻

帰ろ??

モブ

ちょっと、いい加減にしてくれない?

モブ

ほら行くわよっ!!

🐰

おばさん手を話せよっ!!

モブ

まっ!!何なの?この子達!?

🐻

来たんだ?

🐰

……ほっとけ無いよ

🐰

ねぇ帰ろうよ、ジミニヒョン……

🐣

グク……

モブ

いい加減にしてくれない?

モブ

この子の望みを叶えて上げてるだけなんだからほっといてくれないかしら?

🐻

その汚い手でジミナに触るなよ!!

モブ

まっ!!失礼な子ね!!

モブ

こんな子ほっといて行きましょ♡??

🐣

……うん、

🐣

・・・・・2人ともゴメン…

🐻

……っ、ジミナのバカ……、走るよっ?

知らないオバサンに着いて行こうとするジミンの手を強引に握り走り出すテヒョンとグク。

🐣

……っはアッ、はぁっ、・・・・・

🐻

・・はぁ、はぁっ・・・・・

🐰

・・・・・はぁはぁっ、・・・・・

🐣

ねぇ…何で邪魔したの?

🐻

あんなの良いはず無いだろッ!!

🐰

ジミニヒョンもー辞めてくださいあんな事!!

🐣

2人には関係無い事だよ……っ!

🐣

それに、何であんな所に!!

🐣

……!!ユンギヒョン…?

🐣

ユンギヒョンが話したの?

🐻

校長から聞いた……、でもだからって

🐰

そーですよ、あんな危ない事!!

🐣

……ふふっ、ハハハっ、

🐣

見限ったんだ……

🐣

自分は来ない癖に、僕を捨てた……!!

🐣

……また……また捨てられた…

静かにジミンの頬を伝う涙。 そのままその場に力なく崩れ落ちるジミン。

🐣

僕の事を好きじゃないならっ!愛してくれないならほっといてくれたら良いのに……

🐣

何で……

🐻

……ジミナ

🐰

ジミニヒョン、僕、僕分からないんです……

🐰

ジミニヒョンの事好きだと思ってた……

🐰

初恋だって……

🐰

でも校長に話を聞いて、怖くなって……でもほっとけ無くて……。

🐣

グク……??

🐰

僕はまだ子供で、正直ジミニヒョンに今までおきた事とか分からないし…、いや分かるんだけど……

🐰

でもこれが恋とか愛とかじゃ無くても、僕はやっぱりジミニヒョンを助けたいし、ほっとけないって、思った!!

🐰

……何が言いたいか分からないけど、たぶん校長も同じだと思う……涙

🐣

・・・・・

🐻

……ねぇジミナ、お願いだからもっと自分を大事にして…

🐻

お願いだから……

🐻

ジミナが好きだよ

🐻

だからこんなジミナは見たくないよ……

🐣

テヒョナ……

🐣

でも、…だって、2人だって僕を捨てたじゃないか……

🐣

グクだって保健室には来てくれないし…

🐣

テヒョナだって閉じこもって……

🐣

僕……ダメ何だよ…、怖いんだ…

🐣

1人になると途端に不安になって……

🐣

寂しくなって…

🐻

違う……!!

🐻

捨てたんじゃない、考えてたんだ…

🐻

どーしたらジミナに、生徒としてじゃなく見てもらえるか…

🐻

でも、どー頑張っても俺は生徒で…しかも保健室登校で、情けなくて、ジミナが好きなのにって……でも教室に行くのはまだ怖くて…

🐰

僕もです!!

🐰

校長にお姫様に守られてるって言われて腹が立った、だからもっとちゃんとしないとって!!

🐰

ただ会いたいからで保健室に遊びに言ってたらただのガキとしか見てもらえないんじゃないかって……

🐰

だから本当は行きたかったけど我慢してた……

🐣

……だってそんなの僕知らないよ…

🐣

僕はテヒョナがどんどん笑う様になって

🐣

グクがヒョンっ呼んでくれて…

🐣

何か僕の場所が出来たんだって思って……

🐣

嬉しくて

🐣

だから

🐣

寂しかった…(涙)

🐻

ジミナ帰ろうよ…

🐻

ジミナの居場所はちゃんとあるよ

🐻

ねっ、だから帰ろ

🐣

・・・・・うん(涙)

🐰

……ねぇ

🐻

ん?

🐰

僕帰ります……。

🐻

ん??

🐰

僕、まだ分からないから……

🐰

ジミニヒョンの事が好きだけど、これが愛なのか……

🐰

今はちゃんと自信をもって言えないから…

🐰

だから今はテヒニヒョンに任せます…

🐰

……イヤだけど。

🐻

ん、分かった……

🐰

そばに着いててあげてください

🐰

お願いします。

🐻

わかってる。

ジミンの部屋は驚くほど殺風景で何も無かった。 仕事で使うもの以外必要最低限しか物が無く生活感が無かった。

🐣

グク帰っちゃったね……

🐻

寂しい?

🐣

うん

🐻

・・・・・。

🐣

お茶でも飲む??

🐣

テヒョナが好きなカモミールならあるよ?

🐻

ジミナ

🐣

テヒョナ…!?

🐻

さっき言ったこと分かってる??

お茶を入れようとするジミンを後ろから抱きしめる。

🐣

!?

🐻

俺、ジミナが好きだって言ったんだよ

🐣

て、テヒョナ離して、危ないよっ!

🐻

離さない

🐣

まっ、まって……///

🐣

ダメだよ…テヒョナ

🐻

何がダメなの?

🐣

だっ、だって僕……

🐻

男だから??

🐣

そ、それもそーだけど……

🐣

そーじゃなくて!!

🐻

生徒だから?

🐣

そーなんだけど、そーじゃなくて!!

🐣

……僕、

🐣

……僕は汚いから…

🐣

テヒョナの気持ちは凄く嬉しかったよ……

🐣

でも僕は汚くって汚れてるから……

🐣

テヒョナまで汚れてしまうよ…

🐻

ジミナは汚れてないよ!!

🐻

いーからこっち来て!!

強引にジミンをベッドまで連れて行き押し倒すテヒョン。

🐣

テヒョンダメだよ……

🐻

ジミナは汚く何か無いよ

そう言ってジミンの服を優しく脱がす。

🐣

ねぇ、本当にダメ……やめてテヒョナ……涙

ジミンの身体には複数の傷があった、幼い頃につけられたてであろう治ったが跡として残った物や、治りかけのキズ、そして真新しいキズ。

🐣

ねっ…、言ったでしょ……

🐣

だからやめて……テヒョナ…

🐻

ジミナはキレイだよ

🐣

そんな事無い、ちゃんと見て…

🐣

僕…こんなにキズだらけ何だよ……

🐣

何でもしたんだよ……、ほらこれなんかは縛られた時のやつ……、こっちは叩かれた時の……涙

🐻

もーいいから喋るなっ!!

いきなりされるキス。 乱暴にされたキスなのに優しくて、不思議と満たされた。

🐣

///っん

🐻

ジミンはキレイだからもー言わないで…涙

🐣

テヒョナ…??

🐣

泣いてるの……??

🐻

うるさいっ!!

🐻

泣いてなんかないっ!!

🐣

テヒョ…っ///

🐻

チュッ♡

ジミンのキズ1個1個にキスをするテヒョン。

🐣

はぁっ///テヒョナダメ…

🐻

チュッ♡

🐻

チュッ♡

🐻

チュッ♡

🐣

テヒョナ……///

🐻

チュッ♡

🐻

チュッ♡

🐻

チュッ♡

🐻

ぜんぶ見たけどやっぱりジミナはキレイだよ!!

🐣

テヒョナ…涙

🐻

ねっ、だから俺と付き合って…

🐻

俺ジミナが好きだ、ジミナは俺の事守るって言ってたけど俺に守らせてよ……

🐣

うん…、うん……

🐣

ありがとう……、テヒョナ…

🐣

僕も…、僕もテヒョナが好きだよ…涙

🐻

ジミナ

🐣

テヒョナ

♡♡♡

さっきよりも深いキス。

🐻

ジミナ抱いても良い??

🐣

……うん///

白くてキレイな肌にぎこちなく長くて骨っぽい手が触れる。

🐣

んッ///

🐻

ジミナはどこが良いの?

🐣

そんな事きかないでっ・///

ピンク色の蕾に触れる

🐻

ここ?

🐣

アッ♡///

🐻

それともほほ??

🐣

んッ♡///

ジミンの耳を甘噛みする

🐣

しょ、しょのまま話さなぃで……///

🐻

ゴメン……///ダメだ…

🐻

リードしたかったのに……///

🐻

ジミナのその顔反則だよ///

🐣

テヒョナカワイイ♡///

ジミンはそっとテヒョンのズボンを下ろし、下着に手をかける。 白くて柔らかい指が絡みつくように握ると…

🐣

ハム♡

🐻

ジミナ///♡

🐻

///それダメ……ッ

🐻

そんな事されたらもたないよ///♡

🐣

きもひいぃ?

🐻

ジミ……///ウッ♡

♡♡♡♡♡♡♡

口の中に苦くて生ぬるいものが溢れる。

🐣

ごくん♡

🐻

ジミナ///

🐻

ず、ズルい///♡

🐣

ふふっ♡

🐣

だってテヒョナ可愛かったんだもん♡

🐻

まだ終わりじゃないからねッ///!!

🐣

て、テヒョナ♡///

長い指が少しづつジミンの中を広げて行く

🐣

んッ♡

🐻

もう一本増やすよ?

🐣

ぁんっ♡///

🐻

ジミナ声ヤバイ♡

🐣

テヒョナ……♡

🐣

お願ぃ…テヒョナが欲しぃっ♡

🐻

ん、俺も入れたい///

ジミンに宛てがわれたそれはさっきよりも大きく膨れ、熱く硬くなっていた。

少しづつ中を拡げるように入って来るモノでジミンの中は満たされていく。

🐣

テ、テヒョナァ…///

🐻

ゴメン、優しく出来そうになぃ///

🐣

良ぃよ……♡んッ…///

激しく肌が打つかる音が部屋に響く。

🐣

ァっ///んッ♡

🐻

ンっ///はっ…ん♡

🐣

テヒョンァっ…♡

🐣

キ・キモひぃ///♡

🐣

ぃ、っちゃぅよ///♡

🐻

ん、っ、俺も…ムリ……///

🐻

一緒にぃこッ///♡

🐣

ん♡、はっぁ、テヒョンァ♡///

♡♡♡♡♡♡♡♡ ♡♡♡♡♡♡♡♡ ♡♡♡♡♡♡♡♡ ♡♡♡♡♡♡♡♡ ♡♡♡♡♡♡♡♡

〜お風呂場

🐻

ジミナこっち来て

🐣

うん、でも電気消していい?

🐻

さっき全部見たのに??

🐣

恥ずかしいから///

🐻

じゃあ目を瞑ってる!!

🐣

開けちゃダメだよ

🐻

うん、早く入って!!

ちゃぽん💦

🐻

ジミナ、

🐻

俺考えたけど、保健室登校辞める…

🐣

テヒョナ??

🐻

呼び方戻ってる…

🐻

テヒョンァって呼んで

🐣

テヒョンァ?

🐻

うん、そっちが良い♡

🐣

もー保健室に来ないの?

🐻

うん、ケガとかしたら行くけど…

🐻

俺ちゃんとジミナと付き合いたい……

🐻

ちゃんとジミナを守れる男になりたい……

🐣

でも、…嬉しいけど寂しいよ……

🐻

うん、だから一緒に暮らそう

🐣

……うん!!!……うん(涙)
そーする!!そーしたい!!

🐻

良かった……♡

🐻

ジミナ泣かないで……

🐣

だって、だって……嬉しいんだよ(涙)

🐻

ジミナ好きだよ♡チュッ

🐣

僕も♡

♡♡♡

〜翌日

🐰

ジミニヒョン!!

🐣

おはよう、グク!!

ジミンの顔は初めて会った時よりも晴れやかでもっと可愛い顔をしていた。

🐰

任せなければ良かった!!

🐣

グク??

🐰

テヒョニヒョンになんか任せなければ!!

🐣

ふふっ、グク、ありがとう……

🐰

……

🐰

ジミニヒョン、泣かされたら言ってくださいね!!

🐣

うん、

🐰

僕絶対に許さないから!!

🐣

うん

🐻

笑ってて下さいね!!

🐣

うん!!

🐰

幸せになって下さい!!

🐣

うん!!

🐰

でないと僕、ジミニヒョンの事諦められないから!!

🐣

ありがとう///

🐰

……最後にキスしても良いですか??

🐣

うん///

🐰

チュッ♡

ジミンの頬っぺに優しくキス♡

🐣

///♡

🐰

そんな睨まないで下さい……

🐻

……。

🐣

テヒョンァ!?

🐰

ちゃんと居るのが分かったから頬にしたでしょ??

🐻

頬も俺のなの!!

🐰

覗き何て悪趣味ですよ…

🐻

覗きじゃない、先に居たらお前が勝手に話し始めたんだろう!!

🐰

ジミニヒョン知ってたんですか!?

🐣

ふふっ

🐻

ジミナもうんじゃない!!

🐣

だってグクの気持ちか嬉しかったんだもん!!

🐻

だもんじゃない!!

🐣

テヒョンァ怒った?

🐻

次は怒る!!

🐰

はぁ〜、もーかってにして下さい!!

🐰

僕はもー行きますよ!!

🐰

ジミニヒョン貴方は僕の白衣の天使です。

🐰

それはきっとずっと変わらない

🐰

だからテヒニヒョンに飽きたら何時でも言ってくださいね!!

🐰

僕待ってますから♡

ドカッ!!

🐰

イタッ!

🐰

何も蹴らなくても!!

🐻

うるさい、行くならとっとと行け!!

🐣

ふふっ

🐰

はいはーい、邪魔者は消えますよ〜‪w

🐰

チャイムもそろっとなるしね〜♪

保健室を後にするグク

🐻

ジミナ

🐣

テヒョンァ

♡♡♡

🐻

俺もそろっと行くね

🐣

うん

🐣

行ってらっしゃいテヒョンァ!

🐻

行ってきます♡

END

この作品はいかがでしたか?

1,256

コメント

27

ユーザー

ジミンちゃんの取り合いの物語もっとみたいです!

ユーザー

ジミンちゃんが白衣の天使様なんて〜フォロー失礼デス!

ユーザー

最高すぎて死ぬw

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