この作品はいかがでしたか?
603
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僕はあの後、💗さんを初めて真面目な話として呼び出した
普段僕は💗さんの言うがままに動いてきた
自分からお願いどころか、話しかけることも少なかったからだろうか
最初、彼はぎょっとした目で僕を見つめ、
しばらく停止していた
だが、そんなことも長くは続かず、
しばらくしたら我に返ったように、首を縦に振った
やはり、嫌われるだろうか
思い返してみれば、僕に縁談の話を持ってきたことを隠していたようにも見える
そんなにも知られたくなかったであろうことを今から聞くんだ
きっと、今まで通りには行かなくなることは分かってる
分かってたはずなのに、、、
あの、出会って間も無いあの部下の方のことを信じてしまった自分がいる
でも、いくら後押しされたからと言って、
全く不安がない訳では無い
むしろ、不安に押しつぶされそうなくらいだ
今まで僕から必死に隠してきたこと、
それを本人から問いかけられるんだ
💗さんの努力が水の泡と言っても過言では無い
でも、覚悟は出来てる
この問いが、
もし、
もし、💗さんのことを傷付けるようなことがあったら、
僕はここから消える
大切な人が僕のせいで傷付いたんだと考える度に胸が痛くなる
そんな思いをするくらいなら、あの家族と過ごして、
大切な人が傷つけられない限り方がマシだ
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やはり、知って欲しくなかったみたいだ
やっぱり、触れるべきではなかったんだ
自分の好奇心に負けた僕が憎い
大切な人を…
傷つけてしまったみたいだ
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そうして、僕達は暖炉の効いた暖かい部屋へ入り、
2人背を向けあいベッドに座った
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覚えてない…
積極的に困ってる人がいたら助けるようにしていた
なんなら、先週も2人人助けと呼べるほどの手助けを出来ていたかはよく分からないが、人助けをした
だから、誰のことか…
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そういって、💗は服をめくる
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そこには、鍛えられた筋肉
そして、ひとつの傷
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その直後、今まで言えなかった互いの気持ちを伝えられたことで気持ちが楽になったからか、
互いの距離がぐんと縮まった気がして
暫くずっと唇を重ね続けた
そして、
楽しみなことを控えている時ほどそこまでの時間が長く感じるものだ
そう、楽しみというのは僕が結婚出来る歳になって結婚するあの日のことだ
こうして、結婚の日が楽しみになってしまったせいで
この日以降の毎日が
ぐんと長いものに感じ始めた
コメント
5件
最高です! 続き楽しみにしてます!!
好き 最高 🫶🏻💕︎︎✨️
最高! 続き楽しみです