/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
からめるマシュマロ
どうも！
からめるマシュマロ
今回はユウチュウブにあった
からめるマシュマロ
感動話を東リべキャラに置き換えました!
からめるマシュマロ
⚠タケミチが彼女です
からめるマシュマロ
では、どうぞ!
千冬
（俺には可愛い彼女がいた。）
千冬
（素直でスタイルも良い‥）
でも周囲からは
モブ
え?あいつと付き合ってるの?www
モブ
お幸せに〜www
と、よく馬鹿にされた
千冬
（なぜなら俺の彼女は）
千冬
（頭がめちゃくちゃ弱かった）
千冬
（高校を中退し、通信制の学校を）
４年かけてやっと卒業していた
千冬
（自分じゃまともな生活ができない）
千冬
（どうしょうもないやつだ）
千冬
（俺は友人の紹介で付き合い始めた）
千冬
（これでも付き合って１年は仲良く過ごすことができた）
けれど、次第にタケミッチといるのが恥ずかしくなった
千冬
（周りの目を気にしてたからだ）
千冬
（タケミッチは俺に甘えたり、気を引こうとしていたが）
千冬
（それもウザく感じるようになった）
千冬
（場地さんが死んでピリピリしてた俺は）
気がついたらタケミッチに冷たくするようになってた
ある日、胃腸炎で寝込んだ俺の家にタケミッチが来ることになった…
千冬
（嫌な予感はしていたが予感は的中した）
ガッシャーン
千冬
（皿は割る）
ボトボト
千冬
（洗剤はこぼす）
バサッ
千冬
（まだ乾いてない洗濯物をベッドに放り込む）
グツグツ
千冬
（お粥は煮えすぎて不味い）
千冬
（極めつけは場地さんから貰ったプラモを）
千冬
（ぶっ壊したこと）
棚を掃除しようとして落っことしてしまったらしい
俺は完全にキレた
千冬
もう、何やってんだよ!!
千冬
消えろ!帰れ!!
と叫び、タケミッチを突き飛ばした
千冬
（タケミッチは泣きながら）
タケミチ
ごめんね（ﾎﾞｿ
千冬
（とつぶやいて玄関に消えていった）
1週間後、タケミッチは交通事故にあった
千冬
（連絡を受けて病室に入ると）
千冬
（医者が）
医者
ご家族の方ですか？
千冬
（と聞いてきた）
千冬
（俺は首を横に振った）
医者
お友達?良かった家族の方と連絡が取れなくて困ってたんです
千冬
（そう言って医者はタケミッチの酸素マスクを取り）
医者
手を尽くしましたが、今夜が最後です
千冬
（と一言残して部屋を出ていった）
どれだけ時間が経っただろうか
深夜になりタケミッチが目を覚まし少し血が混じった涙を溢した
タケミチ
千冬‥
タケミッチは俺の手を握った
もう握るという程の力も無かったが
タケミチ
千冬のこと考えてたら信号見てなくて‥
タケミッチの息が荒くなった
タケミチ
千冬の家また行っていい?仲直り……
千冬
いつでも来いよ‥元気になったら
タケミッチはニコッと笑った
タケミチ
……千冬‥‥‥‥
千冬
料理も掃除も教えてやる。でもその前に怪我直せ‥
千冬
おい！
タケミッチは亡くなった
千冬
（その後のことは良く覚えていない）
葬式も告別式もすべてが事務的だった。
悲しんでる人はいなかった
千冬
（後日家族の人に頼まれてタケミッチの家を整理しにいった）
千冬
（机に日記帳があったので開けてみると）
日付は交通事故の前日で止まっていた
○月○日
千冬の大切なプラモを店で作った。 店の人に手伝ってもらったけど、上手にできたかな？
明日はこれを持って千冬の家に行こう お粥も掃除も練習したから千冬、喜んでほしいなぁ(灬º‿º灬)♡
もし願い事が一つ叶うなら
この愚かな俺に
千冬
もう一度タケミッチに会わせて欲しい…
本当に大切なものは失って初めて気づく
大切にしてくれる人を大切にしよう
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
