結局俺らは、
いい感じの言い訳浮かばなかったから、
隼也
だーかーらー、
隼也
それは絶対言えないんだってー
担任
拓海。
拓海
いや、、こればっかりは言えないっす。
海斗
ふざけてたって事で良いからさー、
大翔
事情ありだよな。
隼也
ここは普段の行いで信じて下さいよ。
隼也
俺たちも理由なきゃこんな事したく無いんだし。
海斗
先生達も探しに行った訳じゃ無いんでしょ?
大翔
てかさぁ、
大翔
先生達、
大翔
俺たち怒ってるより、
大翔
ほったらかしで見過ごしてるもんあるんじゃないの?
担任
、、。
大翔
今回見過ごしてくれたら、
大翔
黙っといてあげようか?
海斗
思い当たるもの、
海斗
ありますよね。
海斗
ないならいってあげます。
担任
、、わかった。
担任
すまなかったな。
拓海
ありがとうございます。
隼也
お前脅し方露骨過ぎ。
大翔
いやー
大翔
あんなとこで毎回いじめられてんのに、
大翔
誰一人気づかない訳ないじゃん?
次の日、、。
蘭
なんか反応しなよー w
すず
制服、また汚れるよー? w
愛菜
何もねぇフリしてんじゃねぇよ!
金属音が聞こえた。
隼也
、、?
隼也
なぁ、
隼也
今金属っぽい音聞こえなかったか?
拓海
めっちゃデカイ音したよな。
蘭
良いから歩けよっ!
すず
自分可愛いと思ってんでしょー?
愛菜
調子乗ってんじゃねぇよ!!
隼也
、、声も聞こえてきた。
拓海
行くか。
蘭
顔に傷つけてあげる!
蘭
あんたが醜くなれば、
蘭
もう人の彼氏取ることも無いでしょ!?
沙夜
、、。
蘭が金属バットを振る。
沙夜
っ、、。
隼也
ストップ。
蘭
!?
蘭
隼也くん、、。
蘭
違うの、、これは、、。
すず
いこっ!蘭!!
愛菜
もー!!
沙夜
、、。
沙夜は何も言わず、
スカートをはたいてその場を去ろうとしていた。
隼也
ちょっと待てよ。