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不知火渚

俺は今軍学校にいる。ここにはたくさんの種類の学科がある。

普通科これはまぁ、軍人になるための学科だ。 あとは、狙撃科、策謀科、潜入科、空挺科etc… 俺はその中の特殊作戦科に所属している。つまり入試で上位10%のエリートしか集まらない。そしてここは何より倍率がクソほど高い。

一ノ瀬未来/イチノセ ミライ

あ。

一ノ瀬未来/イチノセ ミライ

渚じゃん。

不知火渚

…未来か。

未来…コイツも特殊作戦科の一人だ。 漫画でよくある幼馴染とかではない。 ただのクラスメイトだ。 まぁ仲はいいがな

ただ、みんなからは変人だと思われている。

薬剤師の免許も持っている。

ここの軍学校はまぁ大学みたいなものだ。

未来は俺の二つ上。

一ノ瀬未来/イチノセ ミライ

…あ。そうそう。これ飲んでくれない?

そう言って薬を渡される。

変人というのはこれだ。 よく仲間に自作の薬を飲ませる。 臨床実験済みの薬だといえ、飲むのは正直怖い

不知火渚

体は何ともない。

一ノ瀬未来/イチノセ ミライ

…あれー?

一ノ瀬未来/イチノセ ミライ

あ。人間だから効き目遅いのかー。また、明日

何だったんだよ

そう思いながら、寮に戻った。

戸崎悠人

お。帰ってきた。

不知火渚

課題終わったのか?

戸崎悠人

終わったぜ。お前のことだ。学校で終わらせてきたんだろ?

不知火渚

ああ。

戸崎悠人

なら何してもいいよな?

不知火渚

…ゲームだろ?

男子寮の二人部屋だ。

不知火渚

…おら。

戸崎悠人

お前何しても上手いよな。

不知火渚

器用なだけだ。

因みにこのようなやり取りを無限に繰り返している。

ゲームはすべて勝っている。

悠人自身も大会出れるレベルで強いのだが。

戸崎悠人

んじゃおやすみー

不知火渚

おう。

2段ベットの上で小説を読む。今回はサバイバル系だ。

不知火渚

…ふぁ。眠

眠気が来たので、手元の電気を消して、目を瞑る

目線に違和感を感じる。こんなに小さかっただろうか。

それに下の視界も狭い。

…あぁ。なるほど。あの薬のせいか。

女体化。

そりゃ。身長もおかしくはなるか。

…それでも小さくないか?

…でも…大きいな。

悠人はまだ寝てるか。

まだ5時だ。

コイツはいかなる場合でも6時に起きる。

不知火渚

…はぁ…

鏡を見てみると美少女と呼べるほどの容姿をしている。

…奴め。どんな内容の薬か…言わなかったな。

西風影

入るわよ

影先生は女子寮の責任管理者だ。

不知火渚

そりゃそうか

西風影

…そこの悠人も起こして、事情話して

戸崎悠人

今起きた…?

戸崎悠人

女子寮の先生が…なんで…ってお前誰だよ

戸崎悠人

…あぁ。渚か

不知火渚

理解早くていい

不知火渚

…まぁ。察しの通りだ

戸崎悠人

奴…か

西風影

…女子寮行くぞ

西風影

寮仲間よ。

不知火渚

…お前か

一ノ瀬未来/イチノセ ミライ

おー!

一ノ瀬未来/イチノセ ミライ

やっと出たか

西風影

はぁ…またあなたね。

西風影

…予想はできてたわ

西風影

貴女から性別変更届が「不知火渚」名義で私のところに来るのだから。

不知火渚

…用意周到だな。

一ノ瀬未来/イチノセ ミライ

…こんなの頼めるのは渚しかいないもん

西風影

名前の変更…いや。渚は中性的な名前だから変更しなくてもいいわね

不知火渚

…そうですね

……結構話進んでるけど冷静に考えれば意味不明な状況だぞ。

一ノ瀬未来/イチノセ ミライ

にしても、もっと動揺しなさいよ。

不知火渚

する必要がどこにある

西風影

…貴方も大概どうかしてるわね。

西風影

私から担任に伝えておくから、まずは学校に行きなさい。ご丁寧に、あなたの制服も作られているそうだから。

不知火渚

…は?

西風影

…これ見たいよ。

一ノ瀬未来/イチノセ ミライ

そうそう。私の好みの体格にさせたからね

地味にすごいこと言いませんでした?

一ノ瀬未来/イチノセ ミライ

…遺伝子組み換えで…ちょちょいっと

不知火渚

…天才だろ…

一ノ瀬未来/イチノセ ミライ

天才ですがなにか。

不知火渚

そうでした。

一ノ瀬未来/イチノセ ミライ

あ。女物の衣服着なよ。色々困るよ

不知火渚

…持ってねぇわ。

一ノ瀬未来/イチノセ ミライ

貸す。

一ノ瀬未来/イチノセ ミライ

洗って返して。放課後は色々買いに行くよ

西風影

……私は戻るよ

そう言って先生は外に出て行った。

ここから変な軍学校生活の始まりであった…

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