あなたSide
わたし
ごく普通の社会人だ。
私には、忘れられない初恋の人が居る
私は また会えるのではないかと思っていた
そんな、ある日の事……
私は彼氏に捨てられた
誠也
いつまで、そいつのこと思ってねん。
もう無理や、別れてくれ。
もう無理や、別れてくれ。
そう彼氏に言われた
私には忘れられない初恋の人が 居るという事を話して 付き合っていたのに……
でも、私が悪い
私が いつまでも忘れられないのが悪いんだ……
会えるかどうかも分からない 彼の事を思ってる私が悪いんだ……
そう思いながら
自家に帰ると……
玄関の前に座っている人が居た
あなた
あの……、そこ私の家なんですけど……。
?
あっ、やっと帰ってきた!
あなた
えっ?
?
俺のこと、拾ってくれませんか?
あなた
……えっ。
?
お利口さんにしてるんで。
そう言ってきた背の高い人
その人は
私の初恋の人に似ていた
でも……
今更、現れないと思い信じるのをやめた