ぎゅっ

ﾁｭｯ…

ドンッ！

俺とないこは 付き合っている

この関係になってから 割と長いため やることもやっているわけだが

付き合って、行為をして ひとつ分かったことがある

この完璧なイケメンは 随分独特な性癖を持っている

…それは

- 夜 -

どさっ♡

その言葉と共にないこが ピンクの袋で包装されたものを 俺に渡してくる

嬉しそうにするないこを 見ながら 俺は一旦部屋を出た

ガチャッ…バタン

部屋に入ってすぐ ないこにもらった袋を開け 中のものを取り出す

ベッドの上に広げられた、 袋に入っていたものは

ランジェリーだった

俺の彼氏は ある独特な性癖を持っている

カチャｯ…スルスル

する…ｯ、クイッ

それは

男の俺に どスケベなランジェリーを着せて 行為をすることだ

でもそれは決して 女子とする感覚を 味わうためとかではなく

ただ単に、 俺に女の子用のエロい下着を 着せるのが楽しいらしい

いつも違う下着を 着せられるわけだが 今回は手首につける大きなリボンや レースのニーハイソックスなどが 一緒に袋に入っていた

ぞくぞく…ｯｯｯ♡♡

正直、本気でこの趣味は どうかと思っているが

この、 俺の下着姿を見た時の 熱い欲まみれの目が

たまらなく好きだった

くい、ｽﾙﾙｯ…

丁寧に、ゆっくりと 下の下着が足をすべっていく

ﾂﾌﾟ…ｯ

ｸﾁｭ､ｸﾁｭ…ﾁｭｺｯｯﾇﾁｭｯ♡

気持ち良くて、 自然とシーツを握りしめてしまう

ごりゅ…っ♡

ﾋﾞｸﾋﾞｸｯ♡

ｺﾞﾘｭｯｺﾞﾘｭｯｺﾞﾘｭｯｺﾞﾘｭｯ…♡

ズル…ｯ、ﾇﾁｭｯﾁｭｺｯﾁｭｺｯﾁｭｺｯﾁｭｺｯ♡♡

ないこが素早く指を抜き挿しする

それによって いいところに強い、強い 摩擦が生じる

ズリ…ｯ♡♡

余程気持ちがいいのか、 まろが体を擦りつけるようにして ベッドに体重をかける

ギシ…ｯ♡

ビュルルｯ、ﾋﾞｭﾙ…ｯｯ♡♡

カチャ、スルスルｯ

ずちゅ、ぢゅぽｯ…♡♡

ぐぽぉｯｯ!♡♡

さす…♡

ナカに全部挿れきった直後、 まろが愛おしそうに 自分の腹を見つめ、 指先をそっとつたわせる

こてん

尋ねると、首を小さくかしげ 「分からない」と意思表示する

その愛らしい仕草が 興奮を煽る

ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯ!♡

ﾊﾟﾁｭｯ…バチュンｯｯｯ!!!!♡♡///♡

ビュｯｯ…ﾋﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙｯ♡

絶頂を迎えると同時に 反射的にまろが起き上がる

それでもまだ快感に襲われ びくびくと身体を震わす

ムラ…ｯ♡

くるんっ（騎乗位）

ズチュッ♡ﾁｭﾊﾟｯﾁｭﾊﾟｯ♡

ﾊﾟﾁｭｯﾊﾟﾁｭｯﾊﾟﾁｭｯﾊﾟﾁｭｯ♡♡

ｺﾞﾁｭｯｯｯ♡♡♡♡

ﾋﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙｯ♡♡

呼ばれてないこの顔を見ると 大量の白濁液で まみれていた

ぺろｯ…♡

ないこが顔を拭っては 手についた精子を舐めとっていく

わざとなのか、 舌を這わせるように ゆっくりゆっくり

その様子に どんどん興奮してしまう

羞恥心やら興奮やら 色んなものが限界に達し 体が震え、息が乱れ始める

ｷｭｳ…ｯ♡♡

バチュンｯｯｯ!!!!!!♡♡///♡

びく、びくんｯｯｯ♡♡

バチュッバチュッバチュッバチュｯ♡

ﾋﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙｯ♡♡///

ユサ…ｯ♡♡

俺の上でひたすらよがるまろ

快感に震えているせいで 腹も胸も いちいち跳ねる

ムクムクｯｯｯ♡♡

ごちゅんｯｯｯ!!!!///♡♡///

ﾋﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙｯ♡♡♡

ﾋﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙｯ♡ドプ…ｯｯｯ♡♡

ぼたっ…ぼたっ♡♡

ぱちゅん…ぱちゅん…ｯ♡

さわ…♡

さすっ、さす…ｯ

するっ

筋張った少しごつい手が 下着の中に侵入してくる

ｸﾆｯ、ｸﾘｭ…ｯ

ひくひく…♡

ｷﾞｭｳｳｳｳｳｳｩｯｯ!!!♡

ふに…

さっき強くつねった時とは 真逆に、 今度は円を描くように優しく ないこが乳首を撫でる

ふにっ、ふわ…

カリッ

急に軽く爪で引っ掻かれて、 背中から 電流が走るような弱い快感が襲う

ｿﾞｸｯ………♡

クリクリ…♡

今度は指先で先端を弄られる

きゅん…ｯ♡

ｺﾘｯｺﾘｯ…♡

腰を掴まれて

奥に奥に沈められる快感や

脳まで溶けるような 行為中の刺激に比べれば、 こんなもの 僅かな感覚なのだが

きゅんきゅん…ｯｯ♡♡♡

それでも全身の感覚が ないこの触れる部分に集中する

快感としてどんなに 少しの刺激も受け取ろうとしてしまう

それを自覚した時、 自分の身体がどれだけないこに 染まっているかがよく分かる

ずちゅｯｯｯｯｯ!!!!♡

ナカに挿入った状態のまま ないこが体を起こしたため

思いっきり奥にないこのものが 突っ込まれる

ズヂュｯｯ…!!♡♡

ﾋﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙｯ♡♡

ないこの腰が快感に振らされ、 再び俺のナカで ないこの性器が暴れ回る

どさ…っ

完全に快楽に負けたまろの 腰が抜け、 俺の方に倒れ込んできた

俺の上に 覆いかぶさったまま びくびくと体を跳ねさせ続けている

余韻に浸っている 彼の皮膚をつたう汗も、 火照る体の温度も、 浅いが熱気を纏う息も

全てゼロ距離で感じられる

健康的で、だけど ほっそりとした彼の体重も

行為をしている実感として 愛情を増加させていく

ぎゅっ…

体勢を維持出来なくて ないこのところに倒れ込んでしまい

「どかなきゃな」なんて 考えていた時、 ないこの両腕が背中にまわり

包み込むように 抱きしめられた

かああ〜〜/////

んあ"あ"あ"あ"あ" 笑い方が可愛いいいいいっ…!!!!!///

ちら、と まろの体の方に目をやる

ぐいっ！！！（ブラ紐）

↑出来心

バチンｯｯｯｯｯ!!!!!♡

顔の前で 軽く握った手をそろえているまろ

先程与えてしまった痛みのせいで 目の周りが赤く、瞳は潤んでいる

どんなに小さな体の跳ねも 見逃さない 至近距離から眺める まろはエロい

無理だ

びくびくっ…♡

さすっ…♡（腰）

ﾁﾞｭﾎﾟｯｯ♡♡

くるんっ

ドサッ

右耳、左耳、それぞれのすぐ横に ないこの両手が降ってきて

その瞬間だけ周りの音が 聞こえづらくなる

ないこだけの世界になる

こんなの逆らえない

抵抗する、必要がない

ﾊﾟﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟﾁｭ…♡

ﾋｸﾋｸｯ♡♡

まだ動き始めたばかりなのに、 抜ける寸前まで ないこが中のものを引く

随分浅いところで ゆっくり動かれる

そのせいで、 小さな波が広がっていくように 全身を僅かな快感が駆け巡る

ついさっきの速いピストンのせいで 体が絶頂へと向かっていた為

腹の奥深くを 突き上げるような快感を、 全身が欲していてつらい

ぢゅぷ…

浅く挿した状態から さらにないこが腰を引く

ﾊﾞｯｯｯﾁﾞｭﾝｯｯｯｯ!!!!♡♡♡

ガクガクｯｯ♡

分からない 急に目の前が白く弾けて

気づけばお腹いっぱいに ないこのが入ってて

くいっ（顎）

とろん…

すり…（首筋）

与え続けた快感のせいで 体が相当敏感になっているまろ

肉体的にも疲れ、 くた…としているのが 見てすぐに分かる

あまりしつこくして、 快楽を超えてしまうのだけは避けたい

スッ（退く）

す…っ

突然、まろが 手首を大きなリボンで飾った 腕を持ち上げ

すくうように俺の手をとり

ちゅっ

手の甲にキスを落とした

じっ…

ぎゅっ

まろが急に 俺の腕に手を伸ばし、添える

かああああああっ///

急に抱っこをせがんで 両手をわっと広げる彼は 目をぎゅっと瞑っていて

顔は肌色、ではなく 赤色、と言えるほど火照っていた

ぎゅっ

もうそれしか 語彙がないんじゃないかと 思うほど繰り返し言うので とりあえず 言われた通りに 体を起こして抱きしめる

急にめっちゃ 恥ずかしいこと言い出したな…/

ぎゅう~~~~~~っっ

ぢゅぷんｯｯｯｯ!!!!!!

ｺﾞﾁｭﾝｺﾞﾁｭﾝｺﾞﾁｭｯｯ♡♡バチュｯｯ!!♡♡

ﾊﾞﾁｭﾝｯｯｯ!!!!!!♡

ひくひくｯ♡♡

ｷｭﾝｯ、ｷｭｳｳ……ｯｯ♡♡♡

やば、まろのナカ 気持ち良い…/

腰止まんない…っ///

きゅん…♡

ｷﾞｭｳｯｯ…♡♡（締めつけ）

ﾊﾞｯｯﾁｭﾝｯｯｯｯ!!!♡♡

ﾋﾞｭﾙﾙﾙﾙｯゴプｯｯ♡♡

かくん………っ

行為が終わって 体も心も十分 満たされているのに

なぜか 紙の上に墨でも落としたかのように 大きな幸福の中で 僅かな寂しさが滲む

まろ、もう 寝ちゃってるけど…

やっぱ なんか寂しいし…

ライトキスぐらいなら 勝手にしちゃっても 大丈夫だよね…？

ごろんっ（青の横）

ちゅん、ピチチ…

気づくと周りは明るくて、 カーテンの隙間から 日が差し込んでいた

いつの間に…

…と、 そんなことを考えていた時

ペチンｯｯ!!!

さっき起き上がったばかりの ガラ空きの俺の背中を 隣に寝ていたお姫様が叩いた

グキｯｯｯ！！（腰）

ちゅっ

は？ 何その可愛い思考

可愛らしい下着をつけたままの まろを見る

可愛いものに 可愛いものを足したその姿は 天使のようで 本当に愛らしい

そう言い ふわ…と頭を撫でる

その時の 照れてうつむく仕草に また心を射抜かれた