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気持ち  。

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気持ち 。

1 - 迷い

♥

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2024年08月01日

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何もかも酷い

人も

動物も

神様だって

光も

何も俺を助けてくれない

もう、…ッ

無理かもなッ…

なまもの

黒 (悠佑) 15歳 番号 106 身長151 体重 29 記録 実験台更新 9歳の頃から実験台として使われてきた 。 実験台は普段1ヶ月で死んでしまうが 106 現在 6年11ヶ月

俺はいつも冷たい床に座っていた

奴隷座りも慣れたもんだ

※奴隷座り=体育座り、

ッ …

聞こえるのは他の人の叫び声だけ

モブ

番号106番

モブ

実験の時間だ

実験の内容は

全身に電流を流す

ビリッ!ビリッ

ッ…

もう6年…いや、覚えとらん…

そんくらい居るから慣れたもんや

電流が流れると同時に

人の叫び声が聞こえた

俺も昔叫んでいたなぁ、…

モブ

電流上げるか …

ビリッ"!!

ッ…"

少しひりひりする…

普通の人だと即死だろう

モブ

今日は終わりだ

なぁッ!お母さん!ッ

お父さんってどこにおるんッ?

国の王様になったわ

悠佑のお兄ちゃんたちも、王子になってるはずよ

なら、ッ…一生会えないん?

寂しいの?

お母さんがいるなら俺は幸せッ!

俺がここに来る前のこと

争いがおきたんや

大人は殺され

子供は連れていかれる

その中俺も連れていかれ、 母親は目の前で殺されたんや

そこでここに連れていかれた

ッ…

最初はなきわめいて

ここより酷い何もない部屋に入れられていた

ッ…ん、

起きたら何故か大人達が騒いでいた

大人達が走ってる中

「捕まえろ」という声が聞こえ

大人が「助けてくれと」

数分経つと静かになったが

コツコツと誰かが歩く音が聞こえた

数人はいる

すると

俺の牢屋の前で止まった

牢屋を開けて入ってくる

ッ…

5人ほど入ってきた

また、…俺を苦しめるんか…?

ぎゅッ…

ッ…

俺は何故か抱きつかれた

ごめんッ…7年も苦しい思いをさせてッ…

悠佑ッ…

ッ…!

なんで俺の名前を知ってるん?

ッ…ぁ、んたッ…何"もん、ッ…

この国の王子、いや

悠佑の兄

俺の?

今更なんのようやッ…?

ぃま、さらッ…なんや"ッ…

俺たちの家に帰ろッ… ?

なんでッ…

な"ッ…んで、…

なんでッ…お母さんを"捨てたんッ…"!

その言葉を何年か前に行っていれば

お母さんが死ぬことはなかった

ッ…ぉ"れはッ…お前ら"ッを兄として"ッ…思っとらんッ"

お母さ"んッ"…(ポロッ

た"すけて"ッ…(ポロ

もぅ"、ッ…いややッ…"(倒

ッ…

連れていく…?

酷い怪我やし、…

ボロボロやから

連れて帰ろ?

ッ…(ぴくっ

ここはどこや…?

ぁ、!おはよ!!

ッ…"(睨

まぁまぁ、そんな顔しないで?

僕はほとけ!

そんなん聞いても呼ぶつもりない

ッ…(フィッ

ね〜仲良くしよ〜よ!

ッ…俺は、お前らを一生許さないッ…"

ッ…

ッ…そっか、…あは、

ごめんッ…また来るね、…

がちゃっ

ッ…

傷つけてしまったんかな…

一睡も出来んかった

がちゃ、っ

ッ…おはよ、

ご飯持ってきたよッ…

ッ…ぃらん、…

ッ…食べたいときに食べてッ…

いらん言うとるやんッ…!

ガシャンッ!(ご飯を投げる(?)

ッ…

ストレスだろうか…

いや

俺自身の意識でやった事…

ッ…ぁ、

ッ…そっか、そうだよねッ…(拾

もっと美味しい方がいいもんねッ…

ガチャっ

ッ…

俺、最低だな…

がちゃッ…

ダメだよ?そんなことしちゃ

ぁ、俺はないこ!

ほとけっち泣いてたよ?

あの料理ほとけっちが作ったんだよ?

ッ…

傷の手当もほとけがしてくれた

あぁ、俺最低だな…

ほとけはね

悠佑と1番年齢が近い

ほとけにとっては唯一の弟

弟 …

それがどんだけ嬉しいか、分からないと思うけど

一生懸命 、お世話をしてくれている

そんだけほとけは嬉しいんだよ

弟が出来たこと

弟に会えたこと

実はね?

父さんと母さんが別れるとき

1番反対したのがほとけだった

母さんのお腹の中に悠佑がいたから

ッ…俺が…?

別れて、母さんが城から出ていったとき

ほとけはずっと泣いていたんだよ

そしてね

俺達と悠佑が出会った話

昨日のことやんな…?

丁度ね?その場所は調査してた

そこで

番号表が会って

そこに悠佑がいた

表のとこには母さんの名前があったし

なにより

顔がそっくり

そのことを伝えると

ほとけは泣きながら

喜んでいた

どんだけ嬉しいか分からないと思うけど

ほとけの気持ち、考えてくれたら嬉しいな

がちゃ

俺、酷いことしちゃったんやな

ッ…すぅ、…すぅ

ッ…

寝てしまった

がちゃ

ッ…

あの、…ご飯ッ…食べて欲しくてッ…

ほとけさんを見て分かった

目の下が赤く腫れていて

手には絆創膏が貼ってあった

ッ…でも、…頑張って作ったんだッ…

ッ…ぱくっ、…

ッ…!

美味しい

ッ…ぱくっ、…

ッ…ぁの、…もぅ、食べきれへんくて、…

ッ…お着替えしよっか、

お着替え中

ッ…よし、

また、来るね…

がちゃ

水視点

ッ…!

どうだった?

二口食べてくれたのッ…!!

そして素直に着替えもさせてくれた!

良かったね

ッ…一生許さん言うとったのに、…

聞いたらッ…

許してまうんよ…

なぁ、…

お母さんッ…

俺ッ…

そっちに逝ってもええか、…?

俺もう、…

どうしたらええか分かんのよ、…

俺ッ…母さんに会いたい

一緒にいたい

死にたいって言うとるもんってことは知っとる

やけど、ッ…"(ポロッ

優しくされた"ら、ッ…"

思い出し"て、ッ…まうんよッ…"(ポロッ

もう一度ッ…"

抱きしめたいッ…"(ポロッ

ぁ"いたいッ…"(ポロッ

思い出す度に

死にたいと言う感情が湧き出る

お母さ"んッ…"(ポロッ

死にたいッ…

グサッ(カッターで腕を

死にたいッ…"

ザクッ

死にたいッ…"

死にたいッ…"

何も考えられないほど

死にたいっていう気持ちが溢れてくる

ザクッ

死にたいッ…

死にッ…た、…(倒

がちゃ

おやつ食べ、…

ッ…ぇ、?

ほとけっちどーした?

ッ…!

今すぐ医者を呼んできて

ッ…ぁ、うん!

医者に見てもらうと

重度の鬱病と判断された

鬱病と言われて3日が経った

ほとけさんがご飯を持ってきても食べなかった 唯一に水を数回飲んだくらい

3日の中にほとけさんが泣きながら帰ったのを覚えている

がちゃ

ッ…ご飯ッ…持ってきたよ、…

そのご飯は食べやすく細かく切ってあり

噛まずに流し込めるくらいだった

ぃ"、…らッ…ん、"

ッ…食べなきゃッ…死んじゃうよッ…、!

し"ッ…んでも"ぇぇ..."

ッ…馬鹿なこと言わないでよ、ッ…!

ぉれ"は、ッ…"真面目'や"ッ…!

ッ…ならもう、…!

勝手に死ねよッ…!!

がちゃ

翌日

ほとけさんじゃなくて、メイドさんが来た

メイドさんは俺を嫌っていて

ご飯を一口食べると

ッ…ぉ"え"ッ…!

モブ

汚ったないッ…

ほとけさんのご飯より不味かった

もういらないと言うと

強制的に全部食べさせられた

ご飯は?

モブ

全部食べられました

ッ…そう、

ッ…

モブ

全部食べられました

僕のご飯は不味かったんだろうな

ッ…ほとけ、ッ…

ッ…僕のご飯は不味かったんだよね、…

俺もいむのご飯食べたけど

美味しかったよ

ッ…ありがとう

ないちゃんの口にあっても

悠佑の口には合わなかったんだよ

ご飯作らないの?

喧嘩中

ッ…早く謝りなよ

ッ…うん、

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