桃
緑
俺はすぐさま桃さんの所へ走った
緑
これは俺なりの慰めだ
これがどう彼女に受け取られているのか分からないが
桃
と口をぽかんと開けていた
緑
桃さんは
実際俺は桃さんの努力を
知っている
いつも笑顔を心がけているのも
礼儀正しくしているのも
そして
好きな人に振り向いて貰えるようにする努力も __
桃
報われなきゃ意味ないんですよ
彼女は気づいているようだ
赤桾が橙さんが好きなこと
俺は桃さんの悲しそうな顔を見ると
耐えられなくなり
気づけば桃さんに抱きついていた
桃
緑
緑
緑
認めてるよ ( にこ
俺が言った言葉は彼女に少しでも
響いてくれてるだろうか
しかし俺はやっぱり
彼女が好きだ __
🍫 視点
毎日毎日
桃さんは誰かと一緒にいる
それも異性と ……
橙
橙
私がそう呼びかけると
水
と子犬のようによってくる
でもこんな彼女も
私と同じ
橙
水
水
この微笑は
優しく花のような笑顔だが
裏には にや と怖い微笑みが見えた
水
水の教室に …… ?
橙
あぶない …… 本題を忘れるとこだった
そう 、私が水の教室に来た理由は
あの 「 作戦 」 を練るため
前の 「 作戦 」 も水と一緒にやったものだ
水
橙
やっぱ理解力あって助かる 〜
水
放課後話しましょ !
橙
水
そうして水は席に戻った
橙
私が教室から出ようとした時
桃
橙
透き通るような甘くて柔らかい声が聞こえた
橙
橙
別に盗み聞きしようとも勝手に見ようとも思っていなかった
けど勝手に体が動いていた
無意識ってやつ
橙
橙
桃
橙
一瞬固まった
何が起きた ?
桃さんが
知らない奴に 「 大好き 」 と ?
橙
“ みんな ” に報告だ
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久しぶりの投稿ですみません !! テスト期間中だったので …… これからまた投稿していきます ! 新しくイラスト部屋も投稿したので見てください ! じゃあまた !







