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山白未飴
おじ(叔父)
山白未飴
おじ(叔父)
スタート!
未飴 視点
桜がヒラリ、ヒラリと舞っている。
春は出逢いの季節。
でも…私にとって今年は、憂鬱な季節となる…
そうなる可能性が非常に高い…!
山白未飴
芽依
そんなことを考えてたら、芽依ちゃんがやって来た。彼女は小学校からの私の友達。
山白未飴
芽依
山白未飴
芽依
山白未飴
芽依
天使? …それって誰のこと、芽依ちゃんのことかな??
芽依ちゃんは何故かしばらく興奮していたけど、やがて話題を変えた。
芽依
山白未飴
ー私たちが通う学園、 「梅錦学園」にはルールがある。
それは「女子生徒は中学2年になったら特定の執事が付く」というもの。
「梅錦学園」には、3つの科がある。
「令嬢科」:お嬢様が通う学科。
「執事科」:執事たちが通う学科。
「普通科」:一般の人達が通う学科。
私は本当は、「普通科」に通いたかった。
だって…だって、
恋したくないんだもん!!
山白未飴
芽依
山白未飴
芽依
山白未飴
芽依
前言撤回!!
今年の春はきっと… 最高の季節になる!!
タタタッ!!
私は学園までの長い坂道を、転がるように駆けていくのだった。
学園一階 カフェテリア (兼 生徒会室)
山白未飴
山白未飴
おじ(叔父)
おじはこの学園の最年少での会長。 私のパパの末の弟で、今年で24歳だと聞いた。
私は家族の誰よりもおじのことが好き。
私は1年前にこの学園に入ったんだけど… その理由は、おじが会長を務めているってパパから聞いたから!
山白未飴
おじ(叔父)
私の宣言に、おじが石みたいに固まった。
ムニッ
次に彼が手を伸ばし、私の頬をつねってくる。
山白未飴
おじ(叔父)
山白未飴
山白未飴
おじ(叔父)
おじの手から解放された私は、もう一度言い募ることにした。
山白未飴
おじ(叔父)
私の2度目の宣言に、おじは頭を悩ませ、「ちょっと考えさせろ…」と言ってきた。
私は頷き、放課後にもう一度ここで落ち合うことにしておじと別れた。
芽依
山白未飴
その日の昼休み。 私の席にやって来た芽依ちゃんにそう言われ、私が小首を傾げていたら、
芽依
芽依ちゃんが変なことを言ってきた。
会長=おじ、 おじ=家族の1人。
おじが私のハジメテを奪うわけないよっ!! だって私達は家族だもの!!
山白未飴
芽依
山白未飴
芽依
山白未飴
芽依
にぶい??誰が??
首をかしげる私。だけど芽依ちゃんはそれ以上は教えてくれなかった…。
放課後。 カフェテリア 兼 生徒会室
おじ(叔父)
山白未飴
おじ(叔父)
山白未飴
おじ(叔父)
山白未飴
おじ(叔父)
山白未飴
おじ(叔父)
山白未飴
おじ(叔父)
山白未飴
おじ(叔父)
山白未飴
おじ(叔父)
山白未飴
おじ(叔父)
山白未飴
おじ(叔父)
おじ(叔父)
山白未飴
おじ(叔父)
山白未飴
おじ(叔父)
山白未飴
他の人とも恋愛したくない
山白未飴
おじ(叔父)
私の答えに、おじは口をあんぐり開ける。 よっぽど驚いたみたい…私、そんなに大層なこと言ったっけ?
おじ(叔父)
山白未飴
山白未飴
おじ(叔父)
山白未飴
おじ(叔父)
山白未飴
不細工で地味でしょ??
私が本心を漏らせばー。
ゴンッ!
おじが、テーブルに激しく額をぶつけた。
山白未飴
おじ(叔父)
鈍感すぎだろ!!
山白未飴
おじ(叔父)
おじも時々、芽依ちゃんと同じで訳が分からないことを言う。
私は首を捻りつつ、おじが顔を上げるのを待つ。 そしてその日は生徒会の活動がなかったので、そのままおじと一緒に家まで帰ったのだった…。
山白未飴
おじ(叔父)