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山白未飴

第1話、始まります…
(^^)

おじ(叔父)

山白未飴

おじ(叔父)

スタート!

未飴 視点

桜がヒラリ、ヒラリと舞っている。

春は出逢いの季節。

でも…私にとって今年は、憂鬱な季節となる…

そうなる可能性が非常に高い…!

山白未飴

はぁ…(ーー)

芽依

あっ、おはよ、未飴ちゃん!

そんなことを考えてたら、芽依ちゃんがやって来た。彼女は小学校からの私の友達。

山白未飴

おはよ、芽依ちゃん(^∇^)

芽依

ぐっ、うちの友達が尊い…!!てぇてぇ、正しく天使!

山白未飴

?何の話?

芽依

うぐっ、可愛…ッ!!

山白未飴

芽依ちゃん、どうしたの?)上目遣い

芽依

こ、これ以上可愛さを振り撒かないで!!
只でさえ天使なのに!!

天使? …それって誰のこと、芽依ちゃんのことかな??

芽依ちゃんは何故かしばらく興奮していたけど、やがて話題を変えた。

芽依

…と、ところで未飴ちゃん!うちの学園の中学2年~のルール、
「1生徒に1執事」今年から適応だよね、楽しみだなぁ!!

山白未飴

…そう、だね(*´`)

ー私たちが通う学園、 「梅錦学園」にはルールがある。

それは「女子生徒は中学2年になったら特定の執事が付く」というもの。

「梅錦学園」には、3つの科がある。

「令嬢科」:お嬢様が通う学科。

「執事科」:執事たちが通う学科。

「普通科」:一般の人達が通う学科。

私は本当は、「普通科」に通いたかった。

だって…だって、

恋したくないんだもん!!

山白未飴

(どうにかしてあのルールから外れる方法、無いかなぁ…)

芽依

でもね、残念なことに生徒会に入ったらそのルールが撤回されちゃうんだって!忙しいからー

山白未飴

芽依ちゃん、今のもう一回言って!!

芽依

え、ええ??うん。
生徒会に入ったらあのルールが撤回されるって…

山白未飴

教えてくれてどうもありがと芽依ちゃん!
私生徒会に入りに申請に行ってくるから先に行くね!

芽依

え、ええええぇ!?

前言撤回!!

今年の春はきっと… 最高の季節になる!!

タタタッ!!

私は学園までの長い坂道を、転がるように駆けていくのだった。

学園一階 カフェテリア (兼 生徒会室)

山白未飴

(おじは…居た!)

山白未飴

おじっ、おはよっ!

おじ(叔父)

うおっ!?
こんな朝早くにど、どーした未飴??

おじはこの学園の最年少での会長。 私のパパの末の弟で、今年で24歳だと聞いた。

私は家族の誰よりもおじのことが好き。

私は1年前にこの学園に入ったんだけど… その理由は、おじが会長を務めているってパパから聞いたから!

山白未飴

おじっ、私、生徒会に入る!

おじ(叔父)

………………は??

私の宣言に、おじが石みたいに固まった。

ムニッ

次に彼が手を伸ばし、私の頬をつねってくる。

山白未飴

いひゃいっ、なにしゅるのおじっ!!

おじ(叔父)

悪夢でも見てるんじゃないかと思って…

山白未飴

(なんで悪夢なの!?
それにそれなら何で私の頬をつねるの!?)

山白未飴

はなしゅて、おじぃ…

おじ(叔父)

はいはい、ごめんって!

おじの手から解放された私は、もう一度言い募ることにした。

山白未飴

おじ、私、生徒会に入りたいのです!!

おじ(叔父)

…うぅん…夢じゃないんだよな、これ…

私の2度目の宣言に、おじは頭を悩ませ、「ちょっと考えさせろ…」と言ってきた。

私は頷き、放課後にもう一度ここで落ち合うことにしておじと別れた。

芽依

ねぇ未飴ちゃん、生徒会止めておいたら?

山白未飴

?何で?

その日の昼休み。 私の席にやって来た芽依ちゃんにそう言われ、私が小首を傾げていたら、

芽依

だって!!
あのイケメン会長と二人きりなんだよ!?
未飴ちゃんのハジメテが奪われでもしたら…!!

芽依ちゃんが変なことを言ってきた。

会長=おじ、 おじ=家族の1人。

おじが私のハジメテを奪うわけないよっ!! だって私達は家族だもの!!

山白未飴

大丈夫だよ芽依ちゃん、それだけはあり得ないから(^-^)

芽依

いやいやいや、何でそんな自信ありげなの!?
その顔も可愛いけど、いやそうじゃなくて!!

山白未飴

ニコ(^∇^)

芽依

ぐっ、可愛すぎ…!!
結局未飴ちゃんには勝てないんだよね…。

山白未飴

????

芽依

おまけに超鈍いし!!

にぶい??誰が??

首をかしげる私。だけど芽依ちゃんはそれ以上は教えてくれなかった…。

放課後。 カフェテリア  兼  生徒会室

おじ(叔父)

…未飴、ホントに生徒会入る気か?叔父とは言え俺と2人だけなんだぞ?

山白未飴

私、おじのこと家族の誰より信頼してるから!!
だから生徒会に入る、入りたい!!

おじ(叔父)

それは嬉しいけどお前が生徒会へ入りたい理由は他にもあるよな?例えば苛められてるとkー

山白未飴

ー1生徒に1執事を付けるっていう、あのルールが撤回されるから!!

おじ(叔父)

…はぁ!?!?

山白未飴

え、されないの??
ルール撤回…

おじ(叔父)

そりゃ生徒会は仕事が忙しいからあのルールは撤回されるけど!
お前、自分の執事、欲しくないのかっ!?
将来の専属執事になるかもしれないのに!!

山白未飴

私にとっては無駄×3乗だからやだ!
小学校でも中学校でも、私はこの人生で絶対に目立ちたくないのっ!!

おじ(叔父)

いや、小学校でもお前はかなり狙われてたって、兄さんから聞いてるぞ。
主にイケメン軍団に…)ボソッ

山白未飴

んー?、何か言った、おじ?)ニッコリ

おじ(叔父)

…な、ナンデモアリマセン!!

山白未飴

そう?、じゃあ生徒会へ入る手続きを…

おじ(叔父)

手続きは要らないぞ?
人数少ないし、それ用の書類作る手間が無かったからなぁ…

山白未飴

そっか、無いのかぁ…手続きの書類書くの楽しみにしてたのに…(-_- )

おじ(叔父)

ぐっ、その可愛さ…さては小悪魔か!?

山白未飴

へ、誰が??

おじ(叔父)

はぁ(´・_・)…鈍感!!

山白未飴

何でこのタイミングで変なこと言うの、おじ!!

おじ(叔父)

いや変なことじゃなくてこれは俺の本心…って、それよりも!!

おじ(叔父)

お前恋愛したくないのか??
ほら、物語に良くあるじゃん!、執事とお嬢様の禁断の恋をテーマにしたお話しとか…

山白未飴

ひつじさんと恋?
え、絶対やだ!、というか私、他の人とも恋愛したくないもん!!

おじ(叔父)

ひつじさんじゃない!
執事な、し・つ・じ!

山白未飴

ひつじさん?

おじ(叔父)

ぁーもう、違うっ!!、って……………ん??お前さっき何て言った?

山白未飴

何て言った?、って…

他の人とも恋愛したくない

山白未飴

…って言ったけど?

おじ(叔父)

はぁぁぁあ!?!?!?

私の答えに、おじは口をあんぐり開ける。 よっぽど驚いたみたい…私、そんなに大層なこと言ったっけ?

おじ(叔父)

…ダメだこりゃ、もう突っ込む気失せてきたわ…
ー…で、お前が恋愛したくない理由は??

山白未飴

1つは目立ちたくないから。

山白未飴

2つ目は…私に恋愛は向いてないと思うから。

おじ(叔父)

いや、それはないと思うけど…で、3つ目は?

山白未飴

3つ目は…私とお付き合いさせるのが申し訳ないから!!

おじ(叔父)

…は!?何でそんな思考になるんだよ??

山白未飴

へ?だって私って…

不細工で地味でしょ??

私が本心を漏らせばー。

ゴンッ!

おじが、テーブルに激しく額をぶつけた。

山白未飴

お、おじ!?
大丈夫!?、額から血出たりしてないよね!?

おじ(叔父)

だ、いじょぶだ…
それより、未飴、お前…

鈍感すぎだろ!!

山白未飴

どんかん??
ドンとカンの音の違いのこと??

おじ(叔父)

はぁぁぁぁ…鈍感の意味を知らないとは…色々とこの先が思いやられるぞ…!!

おじも時々、芽依ちゃんと同じで訳が分からないことを言う。

私は首を捻りつつ、おじが顔を上げるのを待つ。 そしてその日は生徒会の活動がなかったので、そのままおじと一緒に家まで帰ったのだった…。

山白未飴

132タップお疲れ様でした!次の話でお会いしましょう、おつ飴!!

おじ(叔父)

お、おつおじ…

こちらは2人しか居ない梅錦生徒会です!~生徒会の人数が少ない理由~ 1

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