奏斗
あ、大翔さん!
大翔
おはよう〜
大翔
朝から元気だなぁ
奏斗と暮らし始めてから 1ヶが月たった
大翔
(そろそろ話しくれるかな)
大翔
なぁ奏斗
奏斗
はい!
大翔
お前は俺と出会う前は何してたんだ?
奏斗
えっと…それは……
大翔
…(まだ無理か)
大翔
無理に言わなくていいさ
大翔
好きなだけいて好きな時に話してくれ
奏斗
…話します
大翔
別に無理に話さなくても
奏斗
無理にじゃないです
奏斗
俺が話したいので
奏斗
夜お部屋伺います
大翔
分かった
夜
大翔
(なんか…緊張するな)
奏斗
大翔さん
奏斗
すいません遅くなりました
大翔
全然大丈夫だ
奏斗
…
大翔
…
大翔
(気まずい)
奏斗
どこから話せばいいのか…
奏斗
まず、俺はとある研究施設で生物兵器V-206として暮らして居ました
大翔
生物兵器?
奏斗
そうです
奏斗
遺伝子を弄ってより早く動き、強く、筋肉も着くように、俺は造られました
大翔
…
奏斗
産まれた時から戦争で使える道具として、育てられ、色んな実験に耐え続けてきました
奏斗
俺は隣にいる同じ被検体207番と脱獄計画を立て抜け出しました
奏斗
でも、207番は逃げ遅れ殺されました
奏斗
俺も傷を負い倒れてたところを大翔さんに拾って頂きました
大翔
そうだったのか…
大翔
話してくれてありがとう
大翔
(さっきから震えている奏斗のトラウマはこれだったんだな)
奏斗
はい
大翔
今まで辛かったな俺はお前に酷い事はしないから安心しな
大翔は奏斗をだきしめた
奏斗
うっうぅ泣
奏斗
あ"りがとう、ございます
奏斗
すいませんみっともないところお見せしちゃって
大翔
別にいいよ
奏斗
あと、もう1つ話す事があって
大翔
ん?何だ
奏斗
俺…Ωなんです…
大翔
え?!てっきりαかと
奏斗
そろそろ、ヒートの時期で…
大翔
そうか、薬買わないとな
奏斗
その…
大翔
ん?
奏斗
俺薬効かないんです
大翔
そうなのか?!
奏斗
はい
奏斗
だからヒートの間部屋に隔離して欲しいんです
大翔
そんな、お前辛いだろ
奏斗
ヒートの時は理性がないので大翔さんがあいつらに重なって見えたら多分俺は大翔さんを殺しちゃうから…
大翔
!?
大翔
そうか、分かった
大翔
そうしよう
奏斗
ありがとうございます
大翔
でも無理はするなよ
奏斗
はい






