悪魔な君と臆病な僕

……今回はいけると思ったんだけどな。 女嫌いな僕が 小学校の頃に初めて君に恋して 恥ずかしくて聞けなかった LINEもやっと高校の頃に聞けて、 電話もいっぱいして、 デートもしたのに 断られちゃった

”友達”か。

12月25日 この前日は女の子達に ｢私と一緒にクリスマス過ごしませんか｣ とか可愛い子に言われたけど 李奈の為に断ったんだよ 僕、李奈の前で泣いちゃいそう バカみたいだ。 李奈なんかに恋しなきゃよかった

｢うん。｣ その2文字が こんなに胸を痛くさせるなんて 思いもしなかった

｢またね。｣ってなに、 僕言ったじゃん これから会わないって。 期待しちゃうよ、

李奈…君は、 本物の悪魔だよ。

高2の頃＿。

李奈はモテるのに どうして僕なんかに 相手するの？

やっと学校が終わった 頭のこと李奈のことで いっぱいだなぁ…

｢2人で｣ っていう言葉は僕にとっては 幸せだよ

門の前で待っててって言っても 待つの2分ぐらいだけど笑

｢彼女｣って言える日が 来るといいけど。

李奈は僕のことを 引っ張って走った