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■始まる2人 完結■ ⑥めっちゃ必死ラビット 後編 再掲
L「逆って?」 兎「だっだからその···俺、全く素直じゃないしっ」 L「素直にできへんの間違いでうーくんすげぇ素直やで?」
兎「あ、甘えたりも無理だしっ」 L「甘えたいんやけどな~って思うてくれとるやろ?」
···なんでわかんの?
兎「いや何かほら、つい距離とっちゃうしっ」 L「恥ずかしくなると逃げちゃうとこ?俺は好きやで初々しくて」 兎「うい···」
L「でも赤くなった顔ももっと見せて欲しなぁ」 兎「だだだから近、んゥ、ン···ッ!」
ああ··· キス··· そんなやらしく舌を絡められちゃったら···///
L「···ん。···キスなんかもう何回しとると思うの?」
か、 数え切れないほど、です···
L「あのねうーくんはそのままでええよ」 兎「んぇ?」
···え、だって、 兎「だってそれじゃ···エルくんは、」
こないだ言ってたじゃんよ。 もっと恋人らしくじゃれ合ったりしたいって。
そういうエルくんに、思うように応えられない俺のままでいいのかよ。 って、我ながら情けないなぁ。
L「かまへんよ、俺はちゃんと知っとるからね☆」 兎「知ってる?って何を?」 L「うーくんが何でそうやって逃げるんかってこと」
兎「え?何でですか??」 あのー、俺も知りませんが。
L「俺に捕まえて欲しいから···せやろ?」
···んなっ!?
うぁ、ちょっと!うっひゃー!/// あなたどんだけ男前な殺し文句を!///
L「だから別にええんよ今のままでw」
ばっ、ばっっかやろ何だよそれエルくんにそんな言われてオチない女子なんかいるかよっ!
つか俺は言われる前のとっくのとうにオチてたよっっ! いや別に俺は女子ではないけども!
···うん、···女子ではないけど、女子ではないけどとにかく。
そういうエルくんだから俺は安心して強がっていられるんだよ。 それが甘え下手な俺の、ヘタな甘え方。
全て見透かされちゃってんのが何か悔しいけど、だけどそれより何よりやっぱりどうにも大好きだから。
結局のところは、それで満足。 嬉しい。 相当シアワセ、相当バカ。
L「うーくん?」
やっぱり今だって、覗き込むように問いかけるきみの目をちゃんと見つめ返すこともできないけど。
兎「じゃあ、だったらあの···」 L「ん?」
兎「だったらちゃんと、···必ず、捕まえろよなっ///」
言葉っていうツールで、せめてエルくんに応えようじゃないか。
L「こういう爆弾を意図せんで放り込むのってホンマ天才的///」 兎「何それ??」
L「も〜好きやでうーくん!大好きやでうーくん!」 兎「ぐぇ!抱きしめ方つよっ!///」
L「要するに、全てはドキドキの裏返しやから結果メチャ可愛えワケよ」 兎「よ、よく解んないけど有難う···?」
何て返事したら正解なのかわかんないけど。
L「だいたい逃げるったってどうせ俺の手の届くトコやし」 兎「へ?」
L「せやろ?そもそもうーくん逃げる気なんかあらへんもんね?」 兎「あ···///」
もう、ホントにもう。 俺も解ってない俺の気持ちをこうも簡単に掴みやがってこんにゃろぉ。
とは言いながら、だからこそ。 きみとじゃなけりゃこんな俺が恋人稼業なんか務まらない。 色恋がヘタクソな自分だけど、それだけは解ってるよ。
L「ま、俺も逃がす気なんてあらへんし!」 兎「···うん」 L「好きなだけ逃げるフリして俺を煽ってくれてええからネ☆」 兎「うう···///」
きっと恐らく、絶対に。 俺はエルくんに一生勝てない。
···ま、 それでいいんだけどね! END
ツンデレに見えて実はデレデレうさぎくんw
コメント
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うーくんは女子より乙女ですから←
デレデレかみ