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変な奴らと部屋ぐらし

第8話 - 機械大好き！西園寺さん！

2024年08月31日

#オリキャラ

#創作

#一次創作

#日常

#イラスト

#同居生活

ペットボトルくん

実

まぁ、早く帰ろう！

美奈

う、うん

実

ねぇ本当に大丈夫？

美奈

怖い

実

え？

美奈

怖いんです。

美奈

私はその噂をもう知っていたの。

実

そーなの？

美奈

恵さんが言ってたよね
「ある人を探している
らしい」って

美奈

そのある人は私だと思う。

実

え！？

実

な、なんで？！

美奈

理由は、、、

美奈

あまり信じてもらえないかも
しれないから、言いたくないけど、、

実

大丈夫だよ👌

美奈

実は私、、

私はミナ。

アメリカに住んでいるの。

ママが日本人でパパがアメリカ人のハーフだよ。

ミナはねとっても機械が好きで見るのも作るのも好き！

ミナは将来人を助ける発明家になりたい！ママもパパもミナを応援してくれるんだ！

美奈

ママ〜！パパ〜！

ママ

なぁに？

美奈

ミナね。これを作ったの！！

美奈

（ロボットを見せる）

ママ

凄いわね！

パパ

これは将来立派な発明家に
なれるな！

美奈

うん！

美奈

ミナ今とっても幸せ！

パパ

パパもだぞ！

ママ

ママもよ。

ママとパパは発明家だったの

だから、機械の作り方をよく教えてくれたんだ！

将来ミナはどうなるのかなぁ？立派な発明家になってるといいな！

最近パパとママと同じ発明家の人がミナの家に遊びにくるようになったの！

ミナはね、「おじさん」って呼んでるんだ！

　おじさんはね、ミナの発明品をよく褒めてくれるんだー

パパ

最近〇〇さんよくうちに来ますよね

おじさん

うん、そうだね。
ミナちゃんとの約束で

美奈

ミナとの約束！

ママ

あら〜それは申し訳ないです。

おじさん

いえいえ、彼女は
凄いものを見せてくれますよ。

パパ

そうなんですね！

ママ

ミナ凄いじゃない〜

美奈

ミナ嬉しい！

パパ

パパとママは発明しにいくね！

美奈

え、いーなぁ

ママ

大丈夫よ、おじさんと一緒に
いるから。

美奈

うんわかった！
ちゃんとお留守番するね！

おじさん

じゃあ、行ってらっしゃい！

おじさん

ミナちゃん何する？

美奈

機械を作る！

おじさん

そうだね〜
特にどうゆうものを作りたい？

美奈

ロボット！

おじさん

どうして？

美奈

みんなの役に立てるから！

おじさん

それは違うよ。

美奈

え？

おじさん

ミナちゃん、みんなの
役に立つものはね。　

おじさん

「核兵器」なの。

美奈

「かくへいき」てなーに？

おじさん

えっとね、おじさんやこの町に住む
人のためになるものだよ！

美奈

えっ！そうなの？

美奈

作るー！

おじさん

うむ、明日から作ろう！

美奈

やったー！

私はこいつのせいでこれからトラウマを味わうこととなった。

夜にて、、

美奈

ねぇねぇ、ママ

ママ

何？

美奈

ミナね。おじさんとね
「かくへいき」を作る
ことになったんだ〜

ママ

え？

美奈

どうしたの？

ママ

やめなさい、ミナ

ママ

あのおじさんと二度と話さないで

美奈

えっ！どうしてなの？
ミナなにか悪いことでも
した？

ママ

してないよ。ミナは
今日は寝なさい。

美奈

はい、、、

ママ

ねぇあなた

パパ

どうした？

ママ

ミナが狙われてるの

ママ

兵器を作れる人として

パパ

まさか核兵器を作らせようと？

ママ

そうよ

ママ

あのおじさんいい人だと
思ったのに研究所でそこ
ら辺の人と同じだったのよ、

パパ

クソ！

パパ

研究所で1番優秀だった俺たちが
核兵器をもう造る気がないからって
娘を騙して作るのか！

ママ

核兵器なんか娘に作らせたくないわ！

パパ

俺たちみたいになってほしくない、、、

ママ

そうだわ、、
明日私の遠い親戚のひとに
預ければいいのよ、、、

ママ

そうすれば、大丈夫はず、、、

パパ

あいつらがくる前に
行こう！

ママ

そうね！

美奈

んー？ふわぁあ

美奈

あれ？ここは？

美奈

パパ、ママ何をしているの？

ママ

親戚のところへいくの

パパ

だから、寝てていいよ。

美奈

（おじさんとの約束どうしよう）

私はその時すぐに寝てしまった

パパ

着いた〜

美奈

ここが親戚のうち？

ママ

そうよ、今日はここにいてもらうわ

ピンポーン

ばあや

あいな、今開けるべ

美奈

誰?

ばあや

〇〇だよ。ばあやって呼んでくれ。

美奈

うん！わかったばあや！

ばあや

ふふいいこいいこ

ママ

小声）娘にはかくかくしかじかと
言っておいて、私たちがこれから
どうなるかは娘には秘密ね。

ばあや

小声）わかったあいね。

美奈

？

パパ

大丈夫パパたちは今日中に
向かいに来るからね。

美奈

うんわかった！待ってるね！

そしてその日はばあやと過ごしていた。

ばあや

今日は何をしたいんかい？

美奈

機械を作るー！

ばあや

すまんね。
ばあや機械がわからんね。

美奈

えー🤨

ばあや

まぁ、そんな落ち込むじゃねぇど、
折り紙を教えたるべ

美奈

おりがみ？

ばあや

まあ、やってみんかい。

美奈

何この部屋ー！

ばあや

和室て言うんだべ

美奈

そうなんだー！

ばあや

じゃあ折り紙で鶴をつくろうあいね。

美奈

つる?

ばあや

鶴は日本にある鳥だえ
そりゃきれいだ。いつか
見せてぇの〜。

美奈

そうなんだ！

ばあやは美しい手つきで鶴をつくった

美奈

どーしよ、上手く折れない

ばあや

大丈夫だべ、こんときゃ
こうするといいべ

美奈

すごーい！
ありがとう！

ばあや

どういたしまして

ばあやは優しかったし面白いかった。ばあやは機械はわからなかったけど、色んな日本文化を教えてくれた。このときの私は初めて機械以外に興味を持った。

夜になり

美奈

ねーね、ばあや
パパとママが帰ってこないよー

ばあや

実はさ、両親はもう来ないべ

美奈

えっ？！

美奈

ミナを置いてったの？

ばあや

そうだべ、まったく酷いよな。

美奈

なんでっ！ミナ悪い子だったの？🥲

ばあや

違うべ、両親が悪いや。
泣くんじゃねえど。

美奈

ばあやぁああ｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡

ばあや

もっと泣いちゃったべ。

このときから、私の世話はばあやがしてくれることとなった。

そして、私は自分を捨てた両親を恨むようになっていった。

時は流れ

私は大好きだったばあやと少し距離が遠くなる頃になった

美奈

ばあや、おはよう〜

ばあや

やっと起きたのか。

美奈

いやばあやが早いだけだから。

美奈

では学校に参る。

ばあや

飯はー？

美奈

学校で食べるー！

ばあや

まったく、昔は朝食を一緒に食べて
くれたのによ。

ばあや

しゃーねーか

〜ミナが学校に行っている間〜

ピンポーン

ばあや

なんやね。

マフィア

あの、この子を知りませんか？

ばあや

はて、見たことがないね

マフィア

嘘ですよね？
もう知っていますから。

ばあや

（ミナの存在がバレたんか？！）

ばあや

そうか、知っていたのか。

マフィア

では私たちに引き渡してください

ばあや

ダメだ。

ばあや

金をよこせ

ばあや

大金でな

マフィア

はぁ、、まあいいでしょう

ばあや

明日の夜にな。
その前にここらへんに
お前の仲間がいたら
引き渡さんからな。

ばあや

約束は果たせよ？

マフィア

はい、わかりましたよ。

一方ミナは、夜遊びをしていた

美奈

やったー

美奈

ゲーム大会総なめ〜
ロボット大会もね〜

モブ

すげ〜

美奈

どやっ

美奈

え、面倒くさ。

美奈

でも、帰るか、、、

美奈

じゃあね

モブ

バイバイ〜！

美奈

ただいま〜

美奈

話って何？

ばあや

ミナ、最近帰ってくるのが遅い。

美奈

うん、それは、、、

ばあや

言えないんやろ。
そんな不真面目な子はもういらない

美奈

はぁ！？

美奈

なんで！！

ばあや

いらないんや！

ばあや

荷物も用意した。
少量だが金はある。
日本へ行け、親族がおるけん。

ばあや

どうせゲーム大会とかの賞金で
金なら大丈夫だろ。

ばあや

さっさとでてけ

美奈

はぁ？！
ばあやがこんな酷いこと
言うひとだと思わなかったよ！

美奈

出てってやる！！！

ばあや

そうしてくれ

そうして私は空港へと向かった

日本行きの飛行機が飛び始めたころ荷物の中が気になって開けてみた

美奈

え？

その中には丁寧に用意されていた荷物と一通の手紙があった

私は手紙を読んでみることにした

美奈

えっ

それは衝撃の内容だった

私は唖然していた

そこに容赦なく通知がきた

美奈

え？

美奈

どうして？

美奈

迷惑しかかけてないじゃん。私。

美奈

お母さん、お父さん、ばあや
ごめん。

美奈

なんで普通に暮らせなかったのだろう。

美奈

なんでこうなっちゃったんだろう

美奈

ごめん、ごめん

私は今まで1番泣いた

美奈

でもダメだばあやも言ってた
安全を確保しないと

美奈

泣いてはいけない。

美奈

目立とうとしない。

美奈

私は隠れて生きる。
誰も巻き込みたくない。

私は決意した。

私は15歳のハーフのミナとしてではなく 17歳の日本人西園寺美奈として生きることを

美奈

って言うことがあった。

実

うん、信じるよその話。

実

じゃあ君は僕のことを
先輩って呼ばなければ
ならないね！

美奈

え、それは嫌だな。

実

冗談だよ。

マフィア

そこの人たち、
質問があるんだけど

実

な、なんですか？

マフィア

あれ小さいほう特徴当てはまるな、、

実

（あれが噂の人たち！？）

実

（どうしよう集団でいるから
逃げにくい、、）

実

（美奈ちゃんがピンチじゃん、、）

美奈

あなたが探している人は私です。

実

えっ！？

美奈

だから実ちゃんは
逃してください。

実

だめだよ〜！
これからどうするの？

美奈

多分アメリカに帰ります。

実

え、二度と会えなくなるの？

美奈

はい。

実

そんなのダメだよ！

美奈

もういいんです。

マフィア

わかったこいつの存在は見逃す。
着いてこい

実

え、いや！まって！

実は美奈の手を掴んだ

実

逃げるよ！

美奈

だめ！死ぬ！

実

いや、離さないよ！
美奈ちゃんがずっと不幸で
いる方がやだね！

美奈

そんな、、、

美奈

逃げきれないよ、、

実

大丈夫、なんとかなるよ

次回へ続く

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