○○
……涙
グクの父
こんな夜遅くに誰だ。
グク
お父様。
グクの父
あー、○△会社の娘の○○じゃないか。
○○
……申し訳ございません……涙
グクの父
グク、どこ行ってたんだ?心配したんだぞ?
○○
私のせいなんです…私が逃げ出して…それで、グクは見つけようとしてくれて…
グクの父
そうだったのか?
グク
はい。
○○
申し訳ございません…
グクの父
その血は?
グク
門のところで土下座して謝ってました。だから、こんな風に、
グクの父
土下座したのか?
○○
その、すべて私のせいなので……
グクの父
君はすごいな。
○○
え……?
グクの父
人のために自分のことは放っておいて出きるなんて。
○○
いえ……
グクの父
君の会社の功績を認めて、もっと上にしてあげよう。
○○
ぇ……?
○○
あ、ありがとうございます。
グク
🎵消毒する
○○
いっ……
グク
ごめんね。
○○
いや、大丈夫。
グクの父
君はどこに帰るんだ?
○○
……帰るところないです…
グクの父
どういうことだ?
○○
帰るところはあるんですが…今は…帰りたくなくて……
グクの父
そういうことか……泊まるか?
○○
いいんですか…?
グクの父
いいぞ。何日でも泊まっていけ。
○○
ありがとうございます。
グク
よかったね。お父様、なかなか人を家に入れないんだ。
○○
そうなの!?じゃあ、私も迷惑じゃ…
グクの父
いや。○○さんは大丈夫だ。いつでも、遊びに来なさい。
○○
本当にありがとうございます。
グクの父
じゃあ、寝るからな。
○○
はい。
グク
おやすみなさい。
グクの父
おやすみ。
グク
よし。出来た。
○○
ありがとう。
グク
ところでなんで土下座したの?
○○
ぐぅちゃんが私を探しに行ってて、ご家族が心配してたから…申し訳なくて……
グク
だから、あんなに謝ってたのか…
グクの母
私も謝らないでって言ったんだけどなかなかやめなくて…
グク
じゃあ、どうやってここまで来たの?
○○
私、気づいたら、ソウルの隣の、町まで行ってて……
グクの母
すごく走ったのね…
○○
ちょっと耐えきれなくて…
○○
それで、しゃがんで泣いてたら、男性のサラリーマン?の人が声を掛けてくれて、
○○
タクシーも、呼んでくれたの。それで、ここまで来た。
グク
でも、お金は?
○○
タクシーの運転手の人がいい。って言ってくれて、
グク
そうだったんだ。
グクの母
で、まずまず、なんで泣いたの?
○○
それは……
○○
………
グクの母
あ、話さなくてもいいのよ。
○○
…いえ…助けてもらったので言います…
○○
……私、政略結婚することになったんです。その相手は学校の生徒会長で。
グクの母
そうなの。
○○
それで…帰るときにスカート短いって言われて…
グクの母
確かに…短いかもね。
○○
これは言われた後に直したらもっと短くなっちゃったんです。
グクの母
あ、そうなの。
○○
はい。それで、「ナムジャがそれを見たら鼻血出すぞ」って言われたんで、ナムジャに確かめに行ったんです。
グクの母
え?
グク
生徒会長、嫉妬魔なんです。
グクの母
あ、そうなの。
○○
それで、ナムジャのところで聞こうと思ったら、生徒会長に、止められて…
○○
嫌いって言っちゃったんです…