桃紫番外編 聞きたいこと
桃
ふぅ…
桃
今日はここまででいいかな
紫
左様でございますか
紫
では今日のご予定はこれで終わりですね
紫
今からどうされますか?
紫
ショッピングや奴隷オークションにでも……
桃
いや、いい
桃
………………ねぇ、紫くん
紫
はい?
桃
なんで俺なんかの使い魔になったの…?
紫
……俺は、
紫
結局は人から軽蔑され、距離を置かれるのが嫌だったんです
桃
……………ッ、?
紫
自分自身が気づいていたけどその気持ちを見て見ぬフリをしてたんです
桃
じゃあ結局は人間が好きだったんだ
紫
まぁそう、なりますね…笑
紫
でも認めたくなかったんです
桃
……じゃあどうして変われたの?
紫
桃様に会えて人を知り
紫
この世は、あの人間達だけじゃないと知ったからです
紫
桃様のような考えの人
紫
浅葱 黄のような考えの人
紫
青のような考えの人
紫
赤銅さんのような考えの人
紫
そして、桃様のような考え方の人、ニコッ
桃
……!
紫
俺は桃様の考え方が一番好きだったから
桃
から、?
紫
桃様に仕えたい…そう、思ったんです
桃
…………/
紫
桃様?
桃
嬉しかっただけ…/
紫
……喜んでもらえて良かったです、笑
桃
ふわぁ……
紫
………笑
桃
んだよ……//
紫
早くお休み下さい
紫
明日も早いのですから、笑
桃
笑うな…/
紫
すみません、笑
紫
おやすみなさい、チュッ
桃
ん、おやすみ
桃
すーっ、すーっ……
紫
(さてと、)
紫
(今日も殺りますか)
紫
毎晩、毎晩やめてくださいよ
紫
大切なご主人様が起きてしまいます
魔物
……………
魔物
何故、妖魔が人間を守る!!
紫
…………イラッ、
魔物
ビクッ……
紫
言語が通じるのなら早く帰ってください
紫
あと大きい声も出さないでください
魔物
帰るわけねぇだろ!!
魔物
お前の主人を殺しに来たんだぞ!!!
紫
そうですか、
紫
覚悟は済ませてるんですよね?
魔物
覚悟……ッ、?!
紫
では失礼して、フワッ
魔物
ん "っ、!!
魔物
ん "ーっ!!ん "ー!!!
紫
グサッ
魔物
っ "…、!!
紫
……あーあ、血だらけ
紫
パンパンッ (手)
使用人
はい、執事長
紫
ここを静かに片付けてください
紫
絶対に大きい物音を立てないように
使用人
了解しました
紫
俺は桃様を見てきます
使用人
承知しました
カチャ…
紫
(良かった…しっかり寝てますね…)
紫
(じゃあ俺も掃除しに……)
桃
むらさきくんっ、
紫
あ、起こしてしまいましたか、?💦
紫
大変申し訳g……(((
桃
いつも、ありがとっ…
紫
へっ、?//
桃
ほかの使用人にも伝えといて……、
桃
すーっ、すーっ……
紫
…………//
紫
(反則ですよっっ!!///)
これは謎の妖魔の俺と 病弱な桃様の いつか終わる物語







