ダテじゃないんだ、決意の深さは。

君はいつも言ったよね

その笑顔を見た時に俺は決めたんだ

一生きみをお世話していこうと…

守っていこうと

あぁ…幸せだな…

いつもはすぐに寝るくせに今日は寝れないらしい

朝起きると隣に〇〇の姿はなかった

〇〇の代わりというようにそこには手紙が置いてあった

涼太へ

いきなりびっくりしたかな？笑 今涼太が呼んでる頃には、私はこの世にいません。 ごめんね。実は私はあまり有名ではないけど… 治せない病気にかかっています。なのでお医者さんにも あとはその日を待つしかない…と、告げられました。

それをいわれた時に一番に考えたのが涼太でした。 これからは涼太と一緒に入れない。話せない。 そう思うととても悲しくなっちゃった…笑 でもね、それを涼太に言うとどーせ心配性だから泣いちゃうでしょ？笑

だから私は内緒にしてたんだ…！ 昨日の夜はわがまま聞いてくれてありがとね。 涼太に大好き、て言われた時にね、 あぁ…やっぱ離れたくないなぁ…て思っちゃった笑

いつも涼太にはお世話してもらってばっかりだったから… 今度は、甘えられる女性を探してね…！ 私は迷惑ばっかりかけちゃったから、今度は涼太が甘えるばんだよ。 今までありがとう。愛してるよ。

涙が止まらない

止めようとも思わなかった

ほんとは嘘なんじゃないか？と何度も思った。

すぐに着替えて思い出の場所を次々と回る

初めて告白した公園。 初めてデートしたカフェ。 夏には海にも行ったよね…。

泣きながら家に帰り、もう一度手紙を読む

パサッ…

後ろにもう一枚手紙が入っていた

言い忘れてたけど、私ずっと「Snow DREAM」聞いて頑張ってたんだ… 結局いつも泣いちゃうんだけどね笑 涼太ももし辛くなったら聞いてみてね…、て、 涼太が歌ってるんだから少し言い方へんだったかな笑

引き寄せられるようにスマホを手に取る

涙でにじむ約束が、はたせない僕だから。 もう少しそばにいて。もう何度も告げたセリフだね。

昔よく、〇〇が歌っていたのを思い出して余計に涙が流れる。

それが、〇〇からのメッセージのようにも思えて