ぬっしっし
ぬっしっし
ぬっしっし
ぬっしっし
みちる
?
みちる
みちる
栞
博雅
みちる
みちる
別に二人が付き合ってるわけじゃない わかってる。
でも、並んで笑い合ってるのを 見るだけで、 心がザラザラと逆立っていくのがわかる
みちる
みちる
笑顔を貼り付けたまま 手のひらに汗がにじむ。
しおりちゃんが無邪気に 肩を揺らして笑っているのが見える
その姿が可愛いほど、 どうしょうもなく苛立つ
みちる
わざと声に出してみる
でも、その声は誰にも届かない
栞
博雅
栞は楽しげに話を続けていた。 肩の力が抜けていて、表情も柔らかい
安心して隣を歩ける存在 ___それが博雅
だけど心のなかで栞自身も 気づいていた
みちるがこれを見たら、 きっと笑ってはいないだろうと、
栞
栞
博雅
ほんの一瞬背筋がぞくりとする
"見られている"気配に、 肩が小さく震えた
栞
栞
振り返っても、そこにはもう誰も居ない
博雅
栞
博雅
栞
栞
博雅
栞
栞
博雅
博雅
栞
博雅
栞
栞
博雅
栞
博雅
栞
必死に平静を装った、 うるさいほどなる心臓に 気づかないふりをして。
けれど胸の奥に、針のような視線が 刺さっているような気がした。
ぬっしっし
ぬっしっし
ぬっしっし
ぬっしっし
ぬっしっし
ぬっしっし
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