福沢さん
、、、、
中也
どうした?
福沢さん
、俺は、自分から乱歩を
一緒に連れてこさせたんだ
一緒に連れてこさせたんだ
福沢さん
月影は俺を信用してそれを
許してくれたのだと思う
許してくれたのだと思う
福沢さん
だが実際は、貴君がいなければ
どうなっていたか、、
どうなっていたか、、
中也
、、俺も彼奴とは今日出会ったばかり
だからハッキリとしたことは言えねえけどよ
だからハッキリとしたことは言えねえけどよ
中也
彼奴は、信用よりも
お前らを気にすると思うぞ
お前らを気にすると思うぞ
福沢さん
俺と、乱歩を、、?
中也
お前らの為にポートマフィアに
金を貸してくれとまで言う奴だぞ?
金を貸してくれとまで言う奴だぞ?
中也
逆にどう考えたら大事じゃないように
見えるのか知りたいくらいだ
見えるのか知りたいくらいだ
福沢さん
そう、、だったのか、、
乱歩さん
、あ!ふくざーさ!ふくざーさ!
福沢さん
どうした?
乱歩さん
おーち!おーち!
乱歩さんが指さした先にあるのは、 まだ明かりの付いた探偵事務所だった。
福沢さん
(月影、、まだ起きているのか、、)
紫音
、、!
紫音
タタタタッ
ガチャッ
紫音
社長!乱歩さん!
紫音
大丈夫でしたか?怪我してませんか?
福沢さん
月影、心配をかけた
福沢さん
俺も乱歩も大丈夫だ
紫音
ホッ…
紫音
、というか、どうして中原さんが、、?
中也
見張りの手伝いしてたら此奴(乱歩さん)の
泣き声が聞こえてな
泣き声が聞こえてな
中也
妙に聞き覚えがある声だったから
一応行ってみたんだ
一応行ってみたんだ
中也
そしたら不審者に手首掴まれて
誘拐現場みたいになってt
誘拐現場みたいになってt
紫音
不審者?!誘拐?!
紫音
本当に大丈夫ですか?!
紫音
掴まれたのはどちらの手ですか?
子供とはいえ社長が逃げられないのですから
かなりの手練だったんでしょう?!
子供とはいえ社長が逃げられないのですから
かなりの手練だったんでしょう?!
福沢さん
あ、あぁ、、
紫音
このあとすぐ医務室に行きましょう!すぐ!
紫音
〜〜!〜〜〜〜〜!
中也
、、な?俺のおった通りだったろ?
福沢さん
あぁ、そうだな
紫音
、、?
中也
さて、俺もそろそろおいとまさせてもらうぜ
紫音
はい!ありがとうございました中原さん!
紫音
では福沢さん、どうぞ
私は背を社長に向け しゃがんだ
福沢さん
、、?
福沢さん
これは、、なんだ?
紫音
おんぶです!
紫音
もしかしたら手以外にも
怪我してるかもしれませんから!
怪我してるかもしれませんから!
紫音
乱歩さんも私が抱っこします!
福沢さん
だが、、
紫音
キラキラ
福沢さん
、、よろしく頼む
紫音
はい!!
紫音
当たらないように髪は結びましたけど、
大丈夫ですか?
大丈夫ですか?
福沢さん
あぁ、、
福沢さん
、月影こそ、大丈夫か、?
紫音
大丈夫です!!