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わいまる
5
ME
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ME
チュンチュン!! ピーチクパ~チクトットコトーー!!
朝…?? にしては今日鳥がうるせぇ。 俺はまだ寝ぼけている頭を動かして、カーテンをあける。
カーテンをあけると、まぶしすぎるぐらいの光が目に入ってきた。 晴れ……。
ムカつくぐらい清々しい朝。
ya
…ちぇっ。 つまんねーの。 毎朝起きて、天気を確認する。
……。 ママには悪いが正直、晴れの日は学校に行く気がおきないし、行く意味もないとおもってる。 でも現実はそうはいかない。
yaまま
下から俺を呼ぶ声。 正直めんどくさいが迷惑をかけるわけにもいかないしな。 俺はベットから起き上がり、学校へ行く準備をし始めた。
「それまじ〜?」
「いや信じろしっ!w」
周りからは朝から話し込んでる生徒たちがたくさん。 元気なこった。
まっ、俺が気にすることじゃないし。 見ての通り、1人…
jp
げっ…。
jp
ya
こいつはjp。 高校生にしては派手髪で、俺にちょっかいかけてくる、いわゆる陽キャ。 ほんとになんでこんな陰キャに関わろうとおもうんだか……。 でも、なんだかんだ良い奴だし、こいつとは親友…みたいな感じがする。 ちょっとだけな!!
jp
ya
jp
ya
jp
ya
jp
ギャーギャー 「な、なんか朝からすげー仲良い……?うるさい……?奴らいねーか」 「ぜってぇうるさいのほうだろ。」 「……たしかにな」
いつもの日常。 ふつーに授業受けて、友達と遊んで。 でも。 そんな俺の普通のルーティンが壊れる日がある。
ん……? もう朝か? あれ… 今日は珍しく鳥が鳴いてない…。 もしかしてっ!
おれは意気揚々とカーテンをあけた。
ya
やった……!! やっぱり雨だ!!
思わず頬がゆるむ。 今なら空も飛べちゃうね!!! そんな気分で着替えて下へ降りた。
yaまま
ママは俺をみるなり、またかぁ、とでもいうような目で、
yaまま
と、ママ独特のネーミングセンスを添えていつもの朝食がでてきた。 ちらっと時計をみる。 あと二十分ぐらいか……。
いつもは通らない、少し遠回りな道、少しずらした時間。 jpは雨の日、電車で行くから、今日は本当に一人。 目の前の信号機が赤に変わる。 まだかな、もうそろそろかな……。 そわそわする。 雨の日だけの、このタイミング。 このタイミングにあの子はくる。
ジャラッ これは、きっとあの子がカバンにたくさんつけてるキーホルダーの音。 いっつも自転車で来ているあの子。 いつもならこっちの道は通らないらしい。人が多いからだそうだ。 でも。 俺のこの時間、場所、そして何より天気。このタイミングさえ揃えば… トントンッ
et
と、鈴を転がすような声で話す。 この子はetさん。 言ってしまうなら俺の片思いしている人だ。 どうせ、あっちは思ってないだろうけど。 信号機が青になるまでの、数分もないであろう時間に、おれはこんなにもゆさぶられるのか。 ふと思い返すとなかなかやるな、と褒めてあげたい根気だ。
ya
et
ya
et
数分。いや、数秒かもしれない。 信号が変わる。 周りの人たちは動き出す。 俺達もそれに気づいて動き出す、 まだ喋ってる、まだ、まだ………
et
etさんの声で気づく。 そっか、もう分かれ道なのか。
et
そう言って笑う。 いつも忘れがちなのは、俺と話すのが少しでも楽しいと思ってくれてるからなのかな……。 そんなふうに思っててほしいのに、心のどこかでそんなわけないか、と諦めてしまっている。
ya
et
ya
et
この時間がおわらなきゃいいのに……。 少し怒ったようにも見えるけど、やっぱりかわいいが勝つ。 当たり前だが、本人には絶対言わない。 そんなあの子とのお別れの合図。
ya
et
いつか、かわいいと直接言える日はくるのだろうか…。 ぼんやりと考えながらあの子の背中が見えなくなるまで見送り、おれはいつもよりすこ〜し、遅れたタイミングで学校へと向かう。
ME
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コメント
1件
わあ、雨の日にだけ会える片思いの人……そのトキメキがすごく伝わってきました!信号待ちの数分間のために早起きして遠回りする主人公の気持ち、めっちゃわかります。etさんとの会話がちょっとしかないからこそ、一瞬一瞬が大切で。jp先輩とのやりとりも軽快で面白くて、日常と密かな恋の温度差が絶妙でした。次、雨の日が待ち遠しくなるエピソードですね!