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小松
小松
小松
小松
小松
保育園児のころ。
お母さん
小松
小松
お母さん
小松
お母さん
私は、保育園が大嫌いだった。
保育園に行く時は、いつも泣いてばかり。
けど保育園児が大人の親に抵抗できるわけもなく
私は引っばられながらも行っていた。
お母さん
お母さん
小松
お母さん
保育士さん
何故か分からないけど保育士さんも嫌いだった。
小松
私は大泣き
保育士さん
私は泣きながらも保育士さんに引っ張られて、保育園の中に入った。
小松
しばらく泣き止まなかった。
保育園の匂い…嫌いだった
でもそれより嫌だったのは
同い年の子がいなかった。
私は保育園を体験コースのような形で 通っていた。
普通の子は、体験コースから普通コースへと移動する。
でも私はずっと体験コースだった。 親が共働きで毎日送り迎えすることが 不可能だったから。
私は体験コースで、先生と2人きりの時もあった。
それが嫌だった。
保育士さん
いつも、保育士さんと給食を取りに行ってた。
取りに行くと、普通コースの子達がいっぱいいて、楽しそうだった。
私は羨ましそうに見てるだけ。
辛かった
ある日、同い年の体験コースの子がきた。
私は嬉しくて、ずっと一緒に遊んでた。
初めてできた友達と過ごすのは、すごく楽しくて
やっと一人じゃなくなるって思った
なのに
その子も、普通コースへと移動してしまった。
私はまた1人。
小松
そのまま、幼稚園を卒園した。
親は
お母さん
お母さん
すごく他人事だった
あわよくば 普通コースに行きたい。そういう風にも考えてた。
だけど言ったら怒られるから
いえなかった。
幼稚園に入った。
幼稚園の友達
幼稚園の友達2
幼稚園になったら、同い年の子がいっぱいいた
嬉しかった
私は5人ぐらいのグループで過ごしてた
やっぱり喧嘩もあった
幼稚園の友達
幼稚園の友達2
どっちでもいいじゃん…って思った
こういう時、なんて言えば正解なのか
それは今でも分からなくて
幼稚園の友達
幼稚園の友達2
小松
時には、外でおままごとした後に、中に戻ってお絵描きをすることもあった
確かにきついなとは思ってたけど
でも楽しかった
熱の時以外は、しっかり通ってた。
同い年の子と遊べるのは、それぐらい嬉しかったから。
卒園式に向けて、ハーモニカを披露することになった。
でもハーモニカなんて苦手だったし
正直やりたくなかった
幼稚園の友達
小松
友達も、同じくハーモニカは吹けなかった。
なのに
幼稚園の友達
小松
同じ先生に教えて貰ってたのに、友達の方が上達が早かった
私は焦って、家でもちゃんと練習した
でも出来なかった。
そして本番
友達はみんなふけてた。
他の子も、ほぼふけてた
私だけ、吹けなかった
全然わからなかった
小松
小松
小松
小松
小松