H.
【AM 8:00】
H.
寝過ぎたかもなと思い、体を起こす。 目をこすりながら隣を見るが、誰もいない。
H.
H.
寂しくって涙が溢れた。
ガチャ
H.
おそらく玄関のドアが開いたのだろう。
タタタタッ
気づくと僕は、部屋を飛び出していた。
H.
I.
玄関には少し眠そうな君が居た。
H.
I.
H.
いつもと変わらない表情で君は言う。
H.
I.
H.
I.
H.
僕は久しぶりに一緒に食べられると思い、嬉しかった。
I.
H.
I.
H.
彼は僕のことを心配してくれているみたいだ。
コトコト
カチャカチャ
手際よく進めている。 僕には到底出来そうにない。
H.
I.
そんな事を考えていると、もう出来たみたいで持って来てくれた。
H.
I.
H.
パクパク
レトルトよりも、美味しい。
やっぱり、2人で食べた方がより美味しく感じる。
H.
I.
I.
H.
今、気付いた…
彼の左手の人差し指。
綺麗な宝石が埋められている指輪がはまっていた。
誰かから貰ったのだろうか。 すごく気になる。
彼は食器の片付けが終わったらしく、椅子に座る。
H.
もう、いっそのこと聞いてしまったらどうなのだろうか。
I.
H.
I.
愛萌【主】
愛萌【主】
愛萌【主】
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