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1回目の通知音 僕の泣き声の方が大きくて気づかなかった
るぅと
るぅと
るぅと
るぅと
2回目の通知音 少し落ち着いてからのものだった。 ようやく僕は、そこで我に返った
るぅと
るぅと
るぅと
いちご病院に行く途中。 僕は、色々な人に顔を見られた。 半べそをかいて目は赤く腫れていた。 落ち着いたものの、泣き止むことは出来なかった。 それでも1秒でも早くころちゃんに 会いたくて、家を飛び出た。
あれから微かに耳に入った情報だが、 ころちゃんは、意識不明の重体らしい。 でも意識不明の重体って 希望はあるってことだよね? ころちゃんは、生きれるかもしれないってことだよね?
るぅと
るぅと
雨のせいで薄暗い院内の廊下。 ぶっちゃけ少し怖かった。
なーくんには着いたよってLINEをした。 それから返信が無い。 ころちゃん… 死んでないよね?
るぅと
思わず声を出してしまった。 そのぐらいほっとしたんだ。
るぅと
コンコン
るぅと
ななもり。
るぅと
るぅと
僕は、一瞬足に力が入らなくなった。 ふらっと倒れそうになってしまった。
ジェル
ジェル
ジェルくんが受け止めてくれた。 ジェルくんが受け止めてくれなかったら 僕まで入院するはめになってたかもw
るぅと
るぅと
さとみ
莉犬
るぅと
ななもり。
ななもり。
るぅと
ころちゃんの腕には沢山の点滴。 痛々しい手術の傷跡と怪我。 段々と弱っていく心拍数。 一定のリズムで機械音が病室に響く。
るぅと
るぅと
るぅと
るぅと
僕は、泣きながらころちゃんに 語りかけてた。
莉犬
酸素マスクをしっかりと付けられた 顔を見ると痛々しくて、
悲しくなった。