椿
え?嘘でしょ…
???
お姉ちゃん!
椿
本当に、はる…と?
春斗
そうだよ!お姉ちゃん
私は春斗を抱きしめた
椿
良かった
椿
生きててくれて
翔太
その子が春斗君?
椿
うん
優希
良かったな!生きてて
椿
うん
涙も出てきた
椿
あれ?なんで目から水が…
壮馬
椿、それが涙だ
椿
これ…が?
翔太
うん!そうだよ
椿
良かった、良かった
椿
春斗!
春斗
お姉ちゃん!痛いよ
椿
ごめんね
春斗
僕も…お姉ちゃんに、会いたかった
椿
私もだよ
壮馬
(ここは2人きりにしておこう)
翔太
(そうだね)
優希
(あぁ、)
春斗
お姉ちゃん!お兄ちゃんは?
椿
……
椿
お兄ちゃんはもう…
春斗
……そっか
椿
ごめんなさい!
春斗
え?
椿
お兄ちゃんは私を庇って…
春斗
……もういいよ
春斗
お兄ちゃんも、そんな事望んでいないと思うよ
椿
うん…そうだね
春斗
お母さんは?
椿
……私が…
春斗
殺したんだね
椿
うん
椿
私お姉ちゃん失格だよ
春斗
そんな事ないよ!
春斗
お姉ちゃんは、僕を逃がしてくれた!
春斗
守ってくれた!
椿
ありがとう
椿
春斗
だんだん呼吸が苦しくなってきた
椿
はぁ…はぁ
春斗
お姉ちゃん?
椿
(呼吸が…)
春斗
お姉ちゃん!
バタン(倒れた音
椿
( ゚д゚)ハッ!
椿
ここ…は?
翔太
保険室だよ
椿
そうか、私
壮馬
うん、倒れたんだ
優希
そして気絶していたって訳
椿
春斗は!?
壮馬
大丈夫、疲れたのか、ぐっすり寝てる
椿
良かった
椿
ねぇ、春斗は…
椿
これから…
翔太
大丈夫!
翔太
春斗君も僕達と一緒に住むんだよ
椿
良かった
椿
ありがとね
優希
いいって事よ!
椿
うん