Taiga
ん〜でも何処にいるか
見当もつかないしね〜
見当もつかないしね〜
俺は大我の一言により 2人で他の4人を探しに行くことにした
Hokuto
見当つかないならもう、
Taiga
やだ!折角見つけた友達なのに、、
Hokuto
、、、
大我は誰よりも人思いで優しくて そんな彼はやっぱり自分なんかと違うなって 思ってしまった
すぐ諦めて、裏切ってしまう自分なんかより、
Taiga
・・と!ほくと!
Hokuto
ぁ、あ、うん、?なに、
Taiga
急に止まるからビックリした、
Hokuto
あぁ、ごめ、ちょっと、ぼーっとしてた、
Taiga
てかさー
Taiga
北斗は、なんで探偵始めたの?
Hokuto
、、、
探偵を、始めたきっかけ それは今まで誰にも言ったことがなかったし 聞かれたことさえなかった
思いもよらない大我の発言に 足を止める
Taiga
、?
なんか、聞いちゃダメだった、?
無理に答えなくてもいいよ、?
なんか、聞いちゃダメだった、?
無理に答えなくてもいいよ、?
大我はこっちを向いて愛想笑いを浮かべる
Hokuto
なんで、、
Taiga
、?
Hokuto
なんで、
そんなこと知りたいと思ったの?
そんなこと知りたいと思ったの?
Taiga
んぇ?だって知りたいじゃん
北斗がどんな経緯で探偵になったのか
そもそも北斗が探偵じゃなかったら
俺、助けてもらってないかもだし
北斗がどんな経緯で探偵になったのか
そもそも北斗が探偵じゃなかったら
俺、助けてもらってないかもだし
Hokuto
、、そー、ね、
Hokuto
この際、話してもいいかも知れない
Hokuto
俺は小さい頃から探偵目指してた。
元々父が探偵だったから、
元々父が探偵だったから、
Hokuto
まだ幼かった俺は、
父がどんなことしてるのかも、
何も、わからなかったし、
興味もなかった
父がどんなことしてるのかも、
何も、わからなかったし、
興味もなかった
Hokuto
物心ついた時、
気になって父の部屋に入った
そこにあった沢山の本や書類が
どうしても気になって
俺はその時から
様子を見ては勝手に部屋に入って
色んな本を読んでた
気になって父の部屋に入った
そこにあった沢山の本や書類が
どうしても気になって
俺はその時から
様子を見ては勝手に部屋に入って
色んな本を読んでた
Hokuto
10歳になろうとした時、
母が亡くなった。
でも、死因がわからない、と
それを聞いた父がその話を流す訳がなく、
母の死因を調べ始めた
母が亡くなった。
でも、死因がわからない、と
それを聞いた父がその話を流す訳がなく、
母の死因を調べ始めた
Hokuto
俺は相変わらず本を読み続け
十何年が経とうとした時だった
父が俺が勝手に部屋に入っていることに
気づいたらしく、
俺は怒られることを覚悟した
けど父は快く受け入れてくれて
その日から一緒に勉強させてもらってた
十何年が経とうとした時だった
父が俺が勝手に部屋に入っていることに
気づいたらしく、
俺は怒られることを覚悟した
けど父は快く受け入れてくれて
その日から一緒に勉強させてもらってた
Hokuto
けど18になった頃
父も亡くなった
父は老衰だったらしい
そんな父の後を継ごうと探偵になった、
父も亡くなった
父は老衰だったらしい
そんな父の後を継ごうと探偵になった、
Hokuto
こんなんでいいの?
Taiga
、北斗も、
沢山苦労してるんだね
沢山苦労してるんだね
Hokuto
大我ほどじゃないよ
Taiga
俺は、友達が、ね、
いなくて。
小さい時から。
だから今、5人の友達ができて。北斗とこう、結ばれて
すごい幸せだから、
苦労、はしてないのかなって
思った、笑
いなくて。
小さい時から。
だから今、5人の友達ができて。北斗とこう、結ばれて
すごい幸せだから、
苦労、はしてないのかなって
思った、笑
Hokuto
、、、友達、ねぇ、
Taiga
外に出ても、
1人ぼっち
話しかけたら皆離れていくし、
1人ぼっち
話しかけたら皆離れていくし、
Taiga
でも今はさ皆が話しかけてくれるから
Hokuto
大我。
Taiga
ん、?
Hokuto
、んなことで泣くなよ
Taiga
え、嘘っ
俺、泣いて、、?
俺、泣いて、、?
Hokuto
ちゃんと涙出てます
Taiga
んははっ
こんなことで泣くなんてほんとに笑
どうかしてるよね、、笑
こんなことで泣くなんてほんとに笑
どうかしてるよね、、笑
Hokuto
でも、泣いてる顔も綺麗、
Taiga
へ?
Hokuto
ううん、なんでもない、
行こうか、ジェシー達が待ってるかも
行こうか、ジェシー達が待ってるかも
Taiga
、やっとやる気になったんだ?
ふふっ、そーだね
ふふっ、そーだね