ツルさん
百合
ツルさん
百合
そう私は最後のお見送りいかない
百合
ツルさん
千代ちゃん
もう会えないの悲しいな
百合
百合
百合
百合は掃除をしている時にものを落としてしまった
百合
百合
百合へ
百合
百合
それは彰だった
百合
百合
私は急いで外に出て自転車で最後のお見送りへ行った
百合
百合
百合
百合は自転車から落ちた
百合
百合
自転車を置いて走り出した
百合
百合
百合
彰
彰は私の顔を見て笑ってくれた
あの笑顔、
もう見れないんだ、
百合
彰の胸元のポケットには百合の花が2本入っていた
百合
百合
百合
私はそのまま意識が飛び倒れていた
百合
百合
百合
百合
お母さん
お母さん
お母さんは私に抱きついた
お母さん
百合
私は確実にあっちの世界で1ヶ月は過ごしたはず
百合
お母さん
お母さん
私は訳が分からず学校に行った
百合
友達
みんな私を怖がってる
何故かって言ったら前まで私は不良だったから
先生
先生
友達
先生
先生
友達
百合
友達
先生
友達
先生
社会見学の場所は昔の戦争時代の物や遺書が載っている場所だった
百合
百合
私の目の前には彰の写真が載っている
百合
私は今にも泣きそう
友達
百合
百合
百合へ
百合
百合
百合へ こんな手紙を書いても、君を悲しませるだけかもしれないね。 でも俺は、この気持ちがただ海の泡として消えていくのだけは耐えられなかった。 俺は君を愛していた。君の素直でまっすぐで優しい魂を、心から愛していた。 戦争などのない時代に生まれていたのならば、君と一生を共に過ごしたかった。 明日の十三時三十分、俺は飛び立つ。 そして散る。 俺は今、自分の墓場となる空を見上げながらこの手紙を書いている。 百合の花が咲くあの丘、君と語ったあの丘で。 なんだか空が無性にきれいだ。 君と見た、あの時の星空と同じだ。 あの空に俺は散る。君のために。 君という花が咲く、この世界のために。 君の幸せだけを祈っている。 君の笑顔が輝き続けることだけを。 百合、会いたい。 百合、生きてくれ。
百合
私は泣きじゃくった
百合
友達
友達
結局は私は先生に抱き上げられながらその場から出た。
百合
百合
私は戦争時代にタイムスリップして、今の時代の幸せを改めて感じた。 生きている幸せ。 夢を持っている幸せ。 私はみんなに生きて欲しい。 ただそれだけ。
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