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※二人は付き合っている設定
明日はバレンタインデー
もちろん俺はタケミっちから貰える...はず
マイキー
そんな時、ケンチンからメッセージが届いた
マイキー
面倒くさいが返さないともっと面倒くさい
仕方がなく携帯を開く
ドラケン
ドラケン
ドラケン
マイキー
マイキー
ドラケン
ドラケン
マイキー
ドラケン
マイキー
マイキー
ドラケン
マイキー
ドラケン
ドラケン
マイキー
ドラケン
マイキー
マイキー
ドラケン
マイキー
ドラケン
マイキー
ドラケン
マイキー
マイキー
ドラケン
マイキー
マイキー
ドラケン
俺はすぐに家を飛び出した
マイキー
そこら辺のコンビニにたむろってた奴を〆てチョコを売ってる店を聞き出した
聞いたことのない名前だったが、ちょうど駅前にあるらしい
俺はその店で店員に聞きながらチョコを買った
マイキー
バレンタインなんでものを意識するのは初めてだ
そのせいかバレンタインに関する知識が一ミリもない
マイキー
タケミっちのことを考えていると、なんだかチョコなんてどうでもよくなってきた
俺はさっさと家に帰り、眠りについた
今日はバレンタイン当日!
俺は昨日買ったチョコをカバンに入れて外に出た
そして、溝中の通学路でタケミっちを待つ
マイキー
キョロキョロしていると、制服を着て金色の髪を上げた髪型の男子生徒が見えた
マイキー
俺はすぐに話しかけに行こうとしたが、足を止め考える
マイキー
俺にチョコを渡すのを恥ずかしがっているタケミっちが見たい
そのためだけの小さな悪巧み
マイキー
ニヤニヤしながら、俺は一旦家に帰る
マイキー
もう17時だ
タケミっちも学校が終わってる時間だし、連絡もできるはず
マイキー
いや、今日は東卍の集会がある
その時に渡そうとしているんだろう
マイキー
俺は昨日買ったチョコを見て、なんだか苦しくなった
ドラケン
マイキー
集会が始めるちょっと前からタケミっちはいたが、俺に話しかけてくる様子はなかった
ドラケン
マイキー
気づけば集会も終わっていた ほとんど記憶がない
マイキー
彼は何も言わずに帰ってしまっていた
残されたのは俺とケンチンだけ
ドラケン
マイキー
ドラケン
ドラケン
マイキー
ドラケン
マイキー
ドラケン
ケンチンは大きくため息をつく
ドラケン
マイキー
ドラケン
マイキー
ドラケン
ドラケン
マイキー
言葉が詰まる
俺は本当に恥ずかしがっているタケミっちの姿を見たかっただけなのか?
勇気がなかっただけじゃないのか?
マイキー
マイキー
ドラケン
俺はタケミっちが歩いていった方向へ走る もう逃げないように、逃げられないようにクタクタになるまで走る
マイキー
走っていると、見慣れた後ろ姿が見えた
俺は大声で彼の名前を呼ぶ
マイキー
彼は大きく肩を揺らすと、ゆっくりと振り返った
武道
俺はタケミっちの方へゆっくりと歩く
一歩一歩を踏みしめながら
やけに心臓がうるさい
マイキー
もう一度彼の名前を呼ぶ
さっきとは反対に、聞こえるか分からないくらいの小さな声で
武道
マイキー
震えを必死に抑えながら、俺は昨日お返し用として買ったのチョコを差し出す
マイキー
今タケミっちはどんな顔をしているのだろう 見るのが怖い
武道
なにかに手が覆われる
見てみると、タケミっちが俺の手を覆うようにして握っていた
武道
タケミっちの顔を見てみると、泣いていた
でも、なんだかいつもの泣き顔とは違う
心の底から嬉しそうに笑いながら、涙を流していた
マイキー
武道
タケミっちはゴシゴシと手で涙を拭き取ると、ポケットから小さな箱を取り出した
武道
マイキー
武道
マイキー
俺らはお互いに勇気がなかった臆病者同士ってことか
マイキー
武道
マイキー
マイキー
武道
そう言いながら彼の顔には自身の色が見えた
マイキー
武道
マイキー
マイキー
武道
そんな会話をしながら俺はタケミっちを家まで送り届けた
マイキー
寒いからと服のポケットに手を突っ込むと、タケミっちから貰った箱が手に当たる
マイキー
少し悩んで、俺はチョコを手に取り
マイキー
口に放り込んだ
マイキー
俺好みの甘い甘いチョコレート
マイキー
マイキー
来年は俺も手作りを渡そう。 朝一番にタケミっちの家に行って渡そう。
来年のバレンタインのことを考えるとなんだか気持ちが軽くなり、胸のあたりが温かくなる
マイキー
そう呟くと、俺は恥ずかしさを振り払うように全力で走った
主
主
主
主
主
主