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ぬしぬし
ぬしぬし
⚠️誤字注意⚠️ ⚠️キャラ崩壊⚠️ ⚠️兄弟パロ⚠️ ⚠️駄目作⚠️ ⚠️一人称・二人称・三人称の違いあり⚠️ ⚠️こさめくん難聴⚠️ なんでも許せる方のみお読みください🙇♀️ パクリ❌ 参考⭕️
ぬしぬし
ぬしぬし
こさめ
虐めっ子達
虐めっ子達
こさめ
放課後
夕日が差し込む教室でまた始まる
胸元を捕まれ、壁に押し付けられながら何かを言われている
恐怖に包まれる視界の中でふと光が見えた
教室の後ろの扉に人影が2つ
すぐに分かった
ッ…なつ……先輩ッ………?
なつ
らん
虐めっ子達
先輩達は目を鋭く尖らせ、切り裂くような視線を向ける
俺は体温が奪われるように強張り、自然と肩が揺れた
らん
虐めっ子達
なつ
虐めっ子達
なつ
こさめ
手が震える
冷汗が止まらない
だって、何かを言い放った時のなつ先輩の表情は
苛立ちに充ちていて、瞳の光は完全に遮断されていて
機械のように首を傾けて、大きく目を見開いていたんだから。
虐めっ子達
虐めっ子達
こさめ
入学した日と同じ光景が映り込む。
そのままなつ先輩は俺に手を差し伸べて、心配しているのような表情を浮かべた。
らん先輩は片手を腰にあてながら、『はーやれやれ』も言ったかのような顔をして呆れているように見えた。
………また…助けて貰っちゃったな…、
なつ
こさめ
俺はそんな事を考えながら差し伸べられた手を握り、俯きながら立ち上がった
『自分でどうにか出来たんじゃないか。』
そんな事ばかり頭を過ぎる。そんなこと出来るはずもないのに。
らん
なつ
こさめ
なつ先輩はスマホ画面を見せながらやはり心配そうな表情のまま問いかけた。
そのまま視線をらん先輩へと移す。
らん先輩も眉を八の字にしていて、俺はハッとしたかのように握っていた手を離した
こさめ
らん
なつ
俺は改めて姿勢を正し、先輩に向かって頭を下げた。
『助けてくれてありがとうございました。』
言葉ではなく態度で伝えたいと思った。
なつ
らん
らん
こさめ
控えめに頭を少しあげると、2人はものすごく慌てた様子で口を動かしていた。
俺は話している内容を知ることは出来ないし、どうしたらいいのかも分からない。
ただずっと、頭を下げ続けながら気持ちを伝える。
こさめが出来ることはそれだけだから。
なつ
らん
こさめ
2人ともほぼ同時にスマホ画面を俺に向けて、そう言ってくれた。
不思議と心が温かくなっていくのを感じた。
気がつけば口元は緩んで、穏やかや笑みを浮かべていた。
なつ
こさめ
らん
しばらくの沈黙の後、なつ先輩は俺の片手を手で包み込んだ。
そのまま俺の手を握って、歩き出した。
俺は何が起こっているのかを理解できなくて、そのまま連れられるがままに身を任せた。
なつ
らん
こさめ
バスを降り、茜色に照らされる住宅街を3つ影が並ぶ。
俺は風に揺られる木々を見つめながら、なつ先輩の後ろを着いていく。
らん先輩もなつ先輩も、俺と同じ地域に住んでいたらしい。
なつ先輩とらん先輩は小学校からずっと一緒らしい。
とても仲が良くて、俺は憧れた。
俺は『親友』と呼べる人以前に、『友達』と呼べる人が居ない。
道路に伸びる色濃い影にへと視線を移し、見つめた。
らん
らん
なつ
こさめ
らん先輩はなつ先輩と俺に手を振りながら俺達とは外れた道へと歩いて行った。
なつ
なつ
こさめ
俺は小さく首を縦に振って、2つの影を見つめた。
なつ
こさめ
らん先輩と別れてしばらく歩いてから、なつ先輩は急に足を止めて立ち止まった。
俺は不思議に思ってなつ先輩の横顔を覗いた。
なつ
こさめ
なつ先輩は俺の瞳を見つめながら、そう伝えた
俺はゆっくりと頷いて、文字を打つなつ先輩の姿を見つめた。
なつ
こさめ
………ぇ、?、
俺は硬直したかのように体が固まった。
嫌な思いをさせてしまっていたのだろうか。そう考えてしまった。
続けて、スマホ画面を俺に見せる。
なつ
なつ
(ガチャッ)
こさめ
すち
いるま
みこと
すち
こさめ
家に帰ると、真っ直ぐにすちは俺に抱きついてきた。
俺はすちの頭を何度も優しく撫でながら肩から荷物を下ろした。
みこと
いるま
こさめ
父さんも母さんも微笑みながら出迎えてくれた。
こさめ
みこと
すち
いるま
すち
4人揃って食卓を囲んで、夕飯を食べる。
すちはどうやらピーマンが苦手のようで、嫌な顔をしながら頑張って食べている。
俺は茶碗を左に、箸で白米を口へと運んだ。
噛む度に目尻が自然と下がり、ほっと息をつくように笑みがこぼれる。
しばらくお箸を口にくわえたまま、お米の甘い味を味わって飲み込んだ。
すち
いるま
みこと
こさめ
母さんは手話と表情で伝えた。
みこと
こさめ
俺は茶碗と箸をテーブルに置いて、手話でそう伝えた。
いるま
みこと
こさめ
''「俺が言いたいのは、先輩とかじゃなくて友達になろうって事。」''
こさめ
いるま
すち
みこと
俺は少し俯いて、首を横に振った。
父さんと母さんはキョトンとした表情で俺のことを見つめていた。
俺はゆっくりと手を動かして、伝えた。
こさめ
いるま
みこと
気づけば、口元は自然と緩んでいた。
父さんも母さんも次第に微笑んで『そうなんだね』と頷きながら食事を進めた。
俺はこの日、初めて''友達''が出来たんだ。
そう思うだけで、少しだけ学校に行くのが楽しみになった。
ぬしぬし
ぬしぬし
♡400
ぬしぬし
コメント
38件
感動ぅ 🦈ちゃんが最後"お友達"って言ってんのやばいぃぃ ツンデレの🍍くんがあんな事言うなんて珍しくて好き!お気に入りポイント!
反応遅れた!ごめんなさい💦 この空間がずっと続くといいなぁ〜 🍍くん、家に帰ったあと、めっちゃ顔真っ赤になってそう(*´艸`) これからもファイティン! 一緒に乗越えてこー!🙂🎐
泣いちゃう〜😖 先輩じゃなく、友達ッッ‼︎最高‼︎ それに、友達じゃなくて、 「おともだち」はぁっ!神! 久しぶり〜!w