⚠️千冬がヤンデレ
⚠️モブが出てきます。
なんでも許せる方のみどうぞ。
ちふゆ
ばじ
①
②
クラスの男と仲良さそーに喋ってる……
俺は…ばじさんの特別じゃないの……?
ばじ
ちふゆ
ばじ
クラスの男に手を振って別れるのをぼんやりと眺めていた。
ばじ
ちふゆ
何度も抑えようとしたけど、やっぱり無理だった。
ガリ勉眼鏡のままのばじさんの手を取って教室を飛び出した。
千冬は遠くの空き教室に駆け込み、鍵を掛けた。
ばじ
硬い床の上に押し倒され、動けないように馬乗りになられた。
千冬はずびずびと鼻を鳴らし、下唇を噛んで必死に涙をこらえていた。
ちふゆ
ちふゆ
ちふゆ
ちふゆ
ちふゆ
えぐえぐと泣き出してしまった千冬のふわふわの頭を撫で、ガキをあやすみたいに背中を優しく叩いた。
コイツは俺の事が好きすぎるらしく、クラスメイトや東卍の隊員が俺と話すのを嫌がる。
なので、俺が人と話しているところを見つけると、どうしてもガマンできなくて泣いてしまうらしい。
ばじ
ばじ
ばじ
ちふゆ
ちふゆ
ばじ
ぎゅ、とセーターの裾を握る手。
赤く染まった頬や耳。
俺はコイツの何もかもが愛おしく思えてしまう。
ばじ
ばじ
ちふゆ
ちふゆ
俺はまた、コイツに負けたようだ。
つづく(かも)
こんぶ
こんぶ
こんぶ
こんぶ
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