拓哉
はあ。
お腹空いたな。
お腹空いたな。
拓哉
今、何時だ?
9:30
拓哉
まだ、こんな時間かよ。
亜蓮
拓哉。
拓哉
亜蓮。
拓哉と悠哉は小学校からの友達
亜蓮
お腹空いてるのか?
拓哉
うん。
亜蓮
だよな。俺も。
亜蓮
でも、もうちょっと頑張ろ!
拓哉
うん。
亜蓮
あっ、そういえば、あの噂知ってる?
拓哉
何( '꒳')?_
亜蓮
何か何でも欲しいものをくれる所があるんだって。
拓哉
そんなとこ、あるの?
亜蓮
俺らも行ってみたいよな。
拓哉
そうだね。
学校帰り
亜蓮
拓哉。一緒に帰ろ。
拓哉
うん。
亜蓮
じゃあ、俺家こっちだから。
拓哉
ああ、またな。
亜蓮
またな。
次の日
亜蓮
拓哉。おはよ。
拓哉
おはよ。
亜蓮
今日、急だけど、俺の家、来ない?
拓哉
いいの?行く!!
亜蓮
じゃあ、放課後。
帰り道
亜蓮
こっち。
拓哉
ここ、来たことない。
亜蓮
この辺り、家、あんまり無いから。
亜蓮
友達とか呼んだことない。
亜蓮
だから、拓哉が初めて。
拓哉
そうなんだ。
亜蓮
じゃあ、行こっか。
亜蓮
結構歩くけど。
亜蓮
ここだよ。
拓哉
ここ?
拓哉
お店?
亜蓮
うん。
亜蓮
雑貨屋さん。
亜蓮
中、入ろ。
拓哉
うん。
拓哉
何か、お城みたいだね。
亜蓮
ごめん!
拓哉
何なに、どうしたの?
亜蓮
実は、俺は亜蓮じゃない。
拓哉
∑(ºωº`*)何言っt
アレン
これが本当の姿、アレンだ。
拓哉
ハァ?
アレン
で、ここはお前に教えた噂。
アレン
で、お前に渡したいものがある。
拓哉
これは?
アレン
これはハングリーフード。
アレン
腹満たしだ。
拓哉
スッ、スゲー!!Σ(゚Д゚ )
アレン
だが、忠告しておく。
アレン
どんな薬も飲み過ぎたら毒になる。
アレン
食べ過ぎには、注意しろ。
拓哉
ありがとう。じゃあな。
次の日の朝
拓哉
じゃあ、一つ食べてみるか。
ぱくっ
拓哉
おいし😋
拓哉
全然、お腹空かないな。
拓哉
腹持ちがいいな。
昼
拓哉
お昼も食べたくないな。
拓哉
腹持ちよすぎるな。
拓哉
ただいま。
お母さん
おかえり。
拓哉
お母さん、今日、ご飯⸜ 🍚🍴⸝欲しい時に食べるから置いといて。
お母さん
うん。いいけど。
大丈夫?
大丈夫?
拓哉
うん。
拓哉は毎日このような生活を繰り返した
みるみる体重は減っていき、
普通の食事は食べれなくなった
アレン
はあ。
あれだけ忠告したのにな。
あれだけ忠告したのにな。
アレン
ハングリーフードは、食べすぎると、食欲がなくなっていく。
アレン
そもそも、ダイエット用品に近いものだから。
アレン
もうそろそろ、幻覚とかが見え始めるかな。
アレン
早く病院に行かないと、手遅れになるよ。
アレン
おかしくなるのが先か、病院に行くのが先か。






