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主です
はい
主です
ども！
主です
第6話です！
主です
どぞ！
佐野万次郎
……春千夜と連絡ついた
龍宮寺堅
マジか
佐野万次郎
明日、会いに行ってくる
三ツ谷隆
は？何言ってんだよ
三ツ谷隆
春千夜はいま、犯罪者集団の一人かもしんねぇのに、危なすぎる
松野千冬
そうですよ、マイキーくん
松野千冬
話聞くだけなら電話とかで十分ですよ
佐野万次郎
うーん。でも、もし春千夜が犯罪者集団の仲間なら、春千夜を助けないと
佐野万次郎
なぁ、ケンチン
龍宮寺堅
おう。でも、気をつけろよマイキー
龍宮寺堅
12年経ってんだ。春千夜が変わってたっておかしくねぇんだからな
佐野万次郎
わかった
12時の鐘が正午を告げる
佐野万次郎
そろそろ、だな
三途春千夜
マイキー
佐野万次郎
……！春千夜
佐野万次郎
久しぶりだな
三途春千夜
あぁ
佐野万次郎
元気にしてたか
三途春千夜
マイキー、時間がねぇから単刀直入に言う
佐野万次郎
なんだ
三途春千夜
俺らに関わるな
佐野万次郎
……は？
三途春千夜
俺には王がいる
三途春千夜
俺は王の意思に従う
三途春千夜
俺の王は、お前らに関わりたくないそうだ
佐野万次郎
王って……誰だよ
三途春千夜
それは言えねぇ
三途春千夜
とにかく、俺が今いる場所は、マイキー、お前らが入ってきていい場所じゃねぇ
佐野万次郎
なんだよ、それ
三途春千夜
ボスはお前らに手を出す気はねぇから、安心して暮らせよ
佐野万次郎
……ニュースは本当なんだな
三途春千夜
……そうだ。裏切り者はスクラップが鉄則だから
三途春千夜
……！
春千夜は唐突に近くの木に歩み寄り、手を伸ばした
三途春千夜
おい。何してる？
ユダ
……くっ！
三途春千夜
お前、確か上納金足らなかった奴だろ
三途春千夜
なにしてんだよ
ユダ
あいつはお前らにとって大事な奴みたいだな
三途春千夜
は？だからなんだよ
佐野万次郎
おい、春千夜……？
ユダ
あいつを殺せば、花垣は苦しむよなぁ？
佐野万次郎
（……花垣？！）
佐野万次郎
（たけみっちのことか？！）
三途春千夜
裏切り者はスクラップだ
春千夜は懐からサイレンサーつきの銃を取り出す
ﾊﾟｼｭﾝ🔫
ユダ
……ｸﾊｯ
三途春千夜
馬鹿だな、余計なこと言わなければよかったのに
佐野万次郎
春……千夜？
佐野万次郎
お前……
三途春千夜
あ、見なかった事にしてくれ
三途春千夜
処理はちゃんとするから
佐野万次郎
……は？処理？
三途春千夜
さっき言っただろ？
三途春千夜
裏切り者はいらねぇんだ
佐野万次郎
だからって人を……
三途春千夜
マイキー、やめとけ
三途春千夜
俺らのことに首を突っ込まない方がいい
三途春千夜
ボスはお前を守るために頑張ったんだ
佐野万次郎
……そのボスっていうのはもしかして
ｶﾁｬﾘ🔫
春千夜がマイキーに銃を向ける
三途春千夜
それ以上は、言うな
三途春千夜
ボスも俺も、お前たちを守りたいんだよ
三途春千夜
じゃあな、マイキー
三途春千夜
もう会うことは無い
死体を周りの森の奥に放り投げ、春千夜はマイキーを残してその場を去った
その一部始終を見ていたものがいるとは知らずに……
主です
はい！
主です
ここまで読んで下さりありがとうございます！
主です
とうとうマイキーが武道の存在に気が付きましたね……
主です
次話もよろしくお願いします！
ユダ
じゃあまたな
主です
（あっまた奪われた……って）
主です
お前かい！
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