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セレナ

え……!?

エドガー

嘘だろ!?

アン

もう、そんなに驚かなくても良いでしょ!!

アット

アン姉これは驚くに決まってるよぉ

アット

だって僕たちが生きてるんだからぁ

レトナ

゚+。:.゚おぉ(*゚O゚ *)ぉぉ゚.:。+゚

レトナ

お久しぶりー

アット

おひさぁ

アルバート

やはり変わってませんね

アイオロス

でもなぜ、貴方たちはわたくしが──

アン

私にもなぜ生き返ったか分かってないわ

アット

どうやらみんなも生き返ってるみたいなのぉ

アルバート

それだとエリスとムネーモシュネーも生き返ってるのではないか

セレナ

やばいよ、またセフィロトを滅ぼそうと──

アット

そこは大丈夫だよぉ

アン

あいつらは今頃ティファレトのミカエルに閉じ込められてるわよ

ティファレト ミカエルでは

エリス

くっそもう少しだったのに!

エリス

ムネちゃん助けてよ!

ムネーモシュネー

ここからだと無理ですわ

アドニス

君たちには死刑が待ってるから

アドニス

最後まで怯えてるがいい

アフロディーテ

生き返ってまた死ぬなんて

アフロディーテ

情けないわね

ムネーモシュネー

ご、ごめんなさいもうしません!!

アフロディーテ

許しませんわ!

アドニス

しっかしなぜ俺たちは生き返ったんだ?

アフロディーテ

さあ?

セレナ

よ、よかった..(´>ω<`)

エドガー

あれだけの事をしたんだ、捕まって当然!

アルバート

さて、気を取り直して第1回花冠選手権を開催する

アルバート

司会又は審判を務めるのはこの私、アルバートでお送りする

アルバート

大きさは直径約30センチだ、それ以下だとカウントしない

エドガー

よぉし負けないぞ!

セレナ

本物の大会みたいでワクワクする(っ ॑꒳ ॑c)

アン

ネツァクの伝統行事に入れたら?

セレナ

検討しておく!

アルバート

ではよーい、始め!

アルバートの合図で選手たちは次と花を摘んでは花冠を作る

アット

この花綺麗、なんて言う花なのぉ?

セレナ

それはベゴニアっていう花だよ

セレナ

花言葉は「幸福な日々」良いでしょう( *¯ ꒳¯*)

エドガー

まさに今だな

レトナ

アイオロスこれどうするの〜

アイオロス

こうやって花の茎をそこに入れ込むのよ

アン

みんな思った以上に上手じゃない!?

アン

だったら……

アンはこっそりアットの元に寄る

アット

アン姉が僕の奪おうとしてるぅ!

アン

Σ(・ω・;)ギクッ

エドガー

あーわーるいんだーわるいんだー

セレナ

しーんぱーんに言ってやろ

レトナ

審判これはどうするの!

アルバート

まだ奪ってないからセーフだね

アン

そうよ、私が奪おうと考えるわけないじゃない:( ;˙꒳˙;):

アンは震えながら花冠作りを続ける

エドガー

……すげぇ焦ってるな

セレナ

わたしも急がないと!

アルバート

そこまで!

そして時間になり、選手たちは手を止める

レトナ

難しすぎて3つしかできなかった

アイオロス

3つもできたら上出来よ

エドガー

勝ったな、俺は7つだ!

セレナ

7つ!?負けた……

アン

あはははは……2つ

エドガー

泥棒しようとするからこうなるんだよwww

アン

でも奪ってないから!

アット

僕のも見てよぉ

アットの周りだけに花冠が溢れていた

セレナ

……何この量!?

セレナ

どんだけ作ったの!?

アット

えっと…20?

エドガー

短時間で20個も作れるのか!?

アン

さ、さすがだわ……

アルバート

これは文句なしのアット優勝だな

アット

ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪

エドガー

今度はたくさん作れるように練習しとこ

セレナ

よぉし、みんなが作ってくれた花冠を人々に渡してくる!

レトナ

そのために大会を開いたの?

セレナ

そうだよ、これでセフィロトの人々を元気つけるんだぁ!

エドガー

だったら俺も行こう!

アット

僕もついて行くぅ!!

アン

いっその事みんなで行きましょうよw

レトナ

僕もさんせーい!

セレナ

やったぁ( *´꒳`*)♪

セレナ

では早速しゅっぱーつ!

アイオロス

ちょ、待ちなさい!

アルバート

もう彼女は女王様なのだ、好きにさせたら良いだろう

アイオロス

……それもそうですね

セレナたちは大量の花冠を持ってその場から歩いていく

セレナ

……ん?

エドガー

どうしたセレナ?

セレナ

……何かの気配がしたんだけど

セレナ

うん、気のせいだわ!

エドガー

気のせいっすよ!多分

レトナ

もしかして幽霊!?

エドガー

んなわけあるかいな!

セフィロトには雲一つない青空が広がっていた

セレナの戴冠式が始まる前、ダアトでは

デウス

ふぅ……酷い目に遭いましたわ

バチカル

デウス様は死にませんからね

バチカル

でも無事でなにより

デウス

もう二度とクリファなど作らないようにしなければ

バチカル

でもクリファがあったから2つの命が生まれたんだ

バチカル

これって奇跡だよね

デウス

……そうですね

バチカル

それに……なぜ彼は〈シルフ〉を使えたのでしょう?

デウス

……わたくしにも分かりませんわ

デウス

ネツァクの特徴か、それとも奇跡か……

デウス

まぁ、どちらも、が答えでしょう

バチカル

……そうですね

バチカル

それじゃ僕はクリフォトに戻るね

バチカルはふわふわと浮かんで去っていった

デウス

さて、わたくしはやるべき事を果たしますか

デウス

〈アイン・ソフ〉

デウスの背から触手のようなものがセフィロトに伸び続ける

それは倒れている人間に向けて伸ばされたものだった

デウス

死んだ人たちがこれで元通りですわ

デウス

それと……

デウス

〈アイン・ソフ・オウル〉

デウスは再び能力を試行した

その瞬間、デウスの目の前に白い魂が浮かび上がる

???

……ここは

???

どこかで見たことあるような…

魂の声にはノイズが混ざっている

デウス

あとはそなただけですわ

???

……そういう事か

デウス

そなたは生きたいですか、死にたいですか?

???

デウス

本当にそれでいいのですね?

???

お願い

デウス

……分かりましたわ

デウスは能力を発動する

触手が魂に向かって貫く

???

……っ

デウス

どうかお幸せに

魂はその場から消滅した

セレナ

あとはケテルだけだ……ってここ誰もいないんだった!

セレナ

引き返そ……

その時

セレナに眩い光が差し込み、咄嗟の判断で目を覆う

セレナ

きゃっ…

そしてしばらく経ち

覆っていた腕を退けるとそこには──

セレナ

……えっ!?

セレナ

なんで!?

セレナ

そ、そんなことありえないって!!

セレナの目の前には、見覚えのある愛しい人物が立っていた

セフィロトの樹

True End

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