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にこ
白い砂浜に、波が小さく打ち寄せていた。
南の島の午後は柔らかい風と 潮の香りでいっぱい。
パラオ
貝殻を拾いながら、 ポツリと言った
パラオ
台湾は手を止めて、びっくりしたように振り返った。
台湾
パラオ
パラオ
パラオ
パラオの声は真剣だった。 でも、まだ何処か幼くて。
その無邪気さに、いつも台湾は笑ってしまう。
台湾
台湾
パラオ
パラオ
パラオ
そう言って、パラオは海に向かって両手を広げる。
太陽の光をいっぱいに浴びて、 笑顔を浮かべる姿は、波なんかよりも美しい
パラオ
台湾は少しだけ目を細めて、 その背中を見つめた。
胸の中で、何かが鳴った気がした。
台湾
パラオ
台湾
台湾
台湾
なんて返ってくるか… 分からない…
パラオ
パラオ
パラオの目がきらっと輝く
パラオ
パラオ
海風がふたりの間をすり抜けていく 砂の上に並ぶ小さな足跡が、遠くの港へと続いていた。
こうして、ふたりの“恋探しの旅”が始まったのだった。