黒猫
黒猫
黒猫
最近何をやるのにもやる気が起きない
らっだぁ
綺麗好きだったので散らかった自分の服や物を見るたびに嫌気はさすものの動けない
らっだぁ
こんな中途半端な俺だからこそぺんちゃんは俺を置いて自殺をしてしまったのだろうと感じさらに嫌気がさして気分転換に外に出かける事にした
ガチャ
らっだぁ
玄関を開けた先には俺の目の前で死んだはずの恋人の姿があった
自分の目が信じられなくてその恋人らしき存在を触ったり見つめたりしてみたがどうやら夢ではないらしい
ぺいんと
俺の行動に驚きつつも優しく手を握り返してくれるぺんちゃんは確かにぺんちゃんだった
らっだぁ
彼は確かに俺の目の前で死んでしまったはずなのに確かに彼の手からは体温が感じられる
ぺいんと
らっだぁ
ぺいんと
ぺいんと
その言葉を聞いた瞬間俺は嬉しさで涙を流して彼を強く。もう離れられないように強く抱きしめた
その後他にもいろんなことを謝られたり話したりした
らっだぁ
らっだぁ
ぺいんと
そういえば自分の家が汚すぎてそれが嫌で外に出て来たのだった
もしも今彼を家にあげて仕舞えば失望されてしまうかもしれない
らっだぁ
らっだぁ
しかし寒空の下薄着の彼を見ているのも嫌な俺は金だけはあるので彼にそう提案すると逆に呆れられてしまった
ぺいんと
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
まぁ勿論彼は幽霊なので何か触れるわけではないが彼がそばにいるだけでやる気が出た
らっだぁ
ぺいんと
片付けていると3時間経過してしまいっており丁度お昼時になっていた
らっだぁ
ぺいんと
らっだぁ
此処約一年、昼ごはんと言わず3食食べてないこともザラなので別に全く気にならなかったのだ
ぺいんと
らっだぁ
ぺいんと
らっだぁ
ぺいんと
彼が食べたいというのなら最高の料理を作らなければならない
料理を作るのは本当に久しぶりなのだが自然と作りたい物、食べさせたいものが頭に浮かび手が動いた
らっだぁ
ぺいんと
らっだぁ
ぺいんと
らっだぁ
ぺいんと
彼にそんな質問をすると頬を真っ赤に染めてポコポコと叩かれてしまった
らっだぁ
ぺいんと
ぺいんと
物を触れないのは先程の片付けで分かったのだが今も俺に触っていることを考えるとできる可能性が高いだろう
らっだぁ
雑談を交えながら料理を完成させた
らっだぁ
ぺいんと
完成させた料理を一つ仏壇に持って行く為に向かった
ガラガラ
らっだぁ
作った料理とカトラリーを仏壇に飾った俺は部屋を後にした
ぺんちゃんが待つリビングにやってくると確かに少し透けている食器や料理が彼の目の前にあった
らっだぁ
ぺいんと
らっだぁ
ぺいんと
らっだぁ
ぺいんと
らっだぁ
俺は多分残ると思ったので自分の量は初めから少なくして残りを食べれるようにしていたのだ
ぺいんと
らっだぁ
ぺんちゃんが此処にやって来てから1ヶ月が経過した
らっだぁ
残念なことに服は体の一部らしく脱がせることができなかったので耳を噛んだり舐めたり開発したりして楽しんだ
らっだぁ
彼と一緒にいるだけで幸せだし職場でも一緒にいてくれるので最近は伸びもいい
そして分かったことなのだが仏壇に料理を供えれば食べれるだけではなく物も身につけられるらしい
ぺいんと
らっだぁ
ぺいんと
らっだぁ
ぺいんと
その証拠に彼の指には俺が生前あげられなかった結婚指輪が薬指についている
らっだぁ
ぺいんと
らっだぁ
ぺいんと
ボクの同僚は少しまでで死んだように生きていた
しかし最近は身なりなども気を付けて生き生きとしている
初めは漸く新しい彼女ができたのかと思ったが一途な彼の事だから多分ありえないとすぐにその考えを捨てた
らっだぁ
みどり
みどり
挨拶をした彼の左の薬指には昨日まではめていなかったはずの結婚指輪をつけていた
みどり
予想が正しいのが怖いボクはその指輪をどうしたのか聞かずにいつも通り彼と雑談をしながら仕事を始めた
コメント
11件
お久しぶりのコメント♡ らだぺんが幸せならそれで良きッッ!!
リクエストなんですけど白黒猫さんの魔主役らだぺんがめっちゃ見たいです!!毎度素晴らしい作品ありがとうございます🙇✨
ああああ毎度中毒性ある作品ありがとうございます!!!!(褒め言葉