桜くんは
泣きながら
ベンチの横でうずくまっていた
蘇枋隼飛
桜くん、!
蘇枋隼飛
どうしたんだい、?
桜遥
う”ぅッ、つッ...グスン もう、やだッ...ぅう”
桜遥
お、俺の腕、
変なんだ
3時
桜遥
ん、んぅ〜...
桜遥
あれ、俺、いつの間にか寝てた
桜遥
なんか寝れる気しねーし
桜遥
...、どこか散歩しよ
桜遥
あぁー、
桜遥
あちぃ
桜遥
最近暑すぎるだろ、
桜遥
あー、
演技辞めたいな
俺も愛の気持ちを蘇枋に伝えたい
桜遥
よし、明日真実を話そう
??? ダメだよ
桜遥
ッ...、!誰だ!
???
桜遥くん、天界でも伝えたじゃないか
???
蘇枋隼飛に前世のことを話してはならないと
桜遥
お前は...、この前の、!
???
僕と契約をしたのをまさか忘れたのかい
桜遥
...、ワスレ...、タ
???
僕は君の心の中を見てるからお見通し
???
この前も言ったよね〜?
???
もし言ってしまったら、
???
体の1部1部が消えてしまうと
桜遥
ゾクッ...、
???
君は真実を話そうとしたから
???
今回は腕1本
パチンっ
桜遥
ッ...、!?俺の腕が、
???
君は蘇枋隼飛を今度こそ幸せにしてやりたいと言ったから
???
僕は叶えてあげたのに
???
腕を治す方法、
???
知りたい?
桜遥
...、知りてぇ、
???
それはね、
蘇枋隼飛に冷たくすること
桜遥
...、は……、?
???
この契約を終わらせる方法は僕を殺す以外ない
???
君は純粋な心の持ち主だから殺すことは出来ないだろうね〜笑
桜遥
は、はぁ?!お、俺だってできるし
???
わかるさ、君には一生できない
???
じゃ、せいぜい頑張りたまえ
???
では、
またの機会に会いましょう
桜遥
蘇枋に冷たくなんて...、
桜遥
できねぇよ…、
全てが嫌になる
桜遥
もう嫌だッ...ぅ゛う”ッ...グスン
俺は気づいたら
いつもの公園に逃げていた







