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モブ
先輩！！
学校を出たところで モブくんに声をかけられた
蓮遠
モブくん？
蓮遠
どうしたの？
モブ
え、と
何か迷っているようで 目線が下の方にある
覚悟を決めたのか顔を上げ、 目があった
モブ
その、隣の人って
藤士郎
僕？
藤士郎
初めまして、蓮遠の"彼氏"ですﾆｺｯ
藤士郎が強調しながらそう言い、 私を自分の方へ抱き寄せる
モブ
そ、そうなんですね
なぜだろう、モブくんの表情が 固まったような気がする
藤士郎
あぁ、君が蓮遠が言ってた子か
藤士郎
悪いけど、"俺の"だから
藤士郎
諦めてね
モブ
っ……
藤士郎
それじゃあ
藤士郎
帰ろう、蓮遠
蓮遠
あ、うん
藤士郎に促されるまま、 学校を後にした
藤士郎
あれだけしたら、もう言ってこないと思うよ
蓮遠
あ、もしかして
蓮遠
今日わざわざ来てくれたのってこの為？
藤士郎
うん
蓮遠
ありがとう！藤士郎！！（抱きつく）
藤士郎
ふふ、どういたしまして
藤士郎
折角だし、何か食べて帰ろうか
蓮遠
そうだね
景
おーおーおーおー
景
道の真ん中でいちゃつくな〜？
晴
何してんのさ
蓮遠
お礼のハグ、かな？
景
なんかあったん？
藤士郎
僕ら今からご飯行くけど、一緒に来る？
景
いいの！？
景
行く行く〜！
晴
甲斐田も行く
藤士郎
じゃあそこで話すよ
藤士郎
いい？
蓮遠
いいよ
蓮遠
行こ！！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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