カラカラッコロッ
ゴクッゴクッゴクッ
それから俺は本格的に活動を辞めたいと思うようになった
完治したと思ってたうつ病も治ってなくて再発してしまった
寝れない日なんか沢山あるし
食欲なんて最近感じてない
メンバーにも赤前より痩せたか?
ちゃんと食べてね
などと声をかけられることがある
薬の副作用で食欲無くなったりするから
栄養剤貰っているけどそれじゃあ足りないくらい俺は痩せてた
睡眠薬だって飲んでるけど
それでもくまがすごい
俺自身だって気づいてた
このままじゃダメだ
俺自身が変わらなきゃって
メンバーに相談しなきゃって
けど自分で解決すれば迷惑かけないで終わらせられるから
だから俺は我慢する
活動についても最近本格的に考えてる
メンバーにはいってない
心配だけはかけたくない
けどいつかはきっと話すからまっててほしい
そして放送についてTwitterで見かけるようになった
俺はここ数ヶ月メンシプ含め
個人放送をあまりしていなかった
動画も投稿できてない
他の子の声を出すと
喉が痛くなったり胸が痛くなったり
体に不調が起こる
動画投稿は諦めざるをえなかった
歌みたやMVも
音程がうまく取れなかったりするからしばらく投稿していない
公式放送も休みがちになってしまった
体を動かしたくても動かなくて
風邪ひいて声が出ないとかいって
誤魔化してた
しばらくして俺はメンバーに活動を辞めることを伝えることにした
これでよかったんだ
頼れる人なんて居ないから
一生孤独で生きていく
よし準備しよう
くまをコンシーラーでかくして
体型がわからないダボダボな服を着る
髪の毛のセットもめんどくさかったから
大きめな帽子をかぶる
コンタクトをつけて
マスクをして
電車の時間を調べて
俺は家をでた
俺が事務所について会議室へ向かうと
水橙いがいのメンバーは揃ってた
俺が普段着ないような格好や
マスクをしていることについて誰も聞かなかった
そして俺は水を取りに会議室をあとしようと立った時
水橙が到着した
水を取りに行くのをやめて座ろうとしたら
水ちゃんにハグされた
今までで1番痩せてたからとても焦った
水ちゃん自身も動揺している
トコトコ
橙くんが俺に近ずいてくる
そう言って俺の服を引っ張って
体型が分かるようにした
みんなは俺に視線を向けて
驚いていたりショックを受けてたり
中には涙するメンバーもいた
そんなに痩せてたかなとか思いながら
と口にした
しばらくの沈黙を破ったのは橙くんたった
俺は正直
否定されて振り払って縁をきって帰って来るつもりだった
でもほんとにメンバーはいい人なんだって
うつ病はカミングアウト出来なかったし
少し嘘ついちゃったけど
俺にも
頼れる人
が出来ました!!
連載にするほどの物語じゃなかったし
ほんとに思いつきを文字にしただけなんでぐちゃぐちゃですけど
読んで下さりありがとうございました
一応完結なんですけど続きは出します
多分1話で終わると思いますが
読んでくださると嬉しいです⸜❤︎⸝
コメントと♡お待ちしてます🫶🏻