年齢操作の灰武

この男は周りに人がいないと 思っているのか

誰かに話してるような独り言を 喋っていた

その男は佐藤さんの息子と同い年で 親友だったらしい

怖くて殺した理由までは聞けなかったけど

でもやっとわかった

あの二人は犯人じゃないって！

そこには白い猫がいた

その猫は路地裏を通ってどこかに逃げてしまった

まぁ追いかけるんだけどね

暇だし可愛いし

そこは古い神社の建物だった

そして猫のたまり場でもあった

するとそこには見覚えのある2人の少年がいた

2人は気まづいのは分かんないけど

ずっと無言だった

そう言い俺達は一緒に帰って行った

俺は夜通し言ったが

やはり信じてはくれなかった

次の日

さらにまた事件が起きた

俺はまた猫のたまり場にやって来た

そこには誰もいなかった、が

大量の猫の死体があった

包丁で一刺ししたような跡があった

俺は猫の死体を一匹一匹埋めることにした

2人は怒りで眉間にシワが寄っていたが

それは泣くのを我慢していたからでもあったのかもしれない

今日は夜まで家にいることにした

そして夜

『俺達悪ガキッズ』は夜家を抜け出した

夜と言ってももう5時だけど......

なんとも、灰谷母は寝るのが4時半らしい

遅すぎるだろ

ﾄﾞｶﾞｯｯ

そこには赤い汚れの着いた白い猫と

公園で、見たことある....成人男性だった

死んだ猫を埋めた墓が荒らされていた

ｶﾞｯｯ

その男は俺を腕手で押さえつけた

男が右手に持ってるもの....ポケットナイフ

刃物だ

死っ......？や、やだ......

ﾄﾞｶｯｯ