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幽霊なんて見た事なかった
母が持ってくる小説や 病院に置いてある漫画で
幽霊の存在があるのは知っていたけど
信じていた訳でもなかった
そんな僕の前に突然現れた幽霊少女
こんな時、話しかけてはいけないと 小説や漫画には描いていた
けど
桜木 誠
初めての会話で こんな事を聞いていた
少女
少女
少女
少女
少女の答えに そういうものかと 冷静に納得した僕に
少女は困ったように笑った
不意に、あっと声を上げた少女
少女
少女
桜木 誠
少女
桜木 誠
少女
少女
そう言って笑う少女の笑顔は
ほんの少しだけ、寂しそうだった
少女
桜木 誠
桜木 誠
桜木 誠
少女
そういった少女は バツの悪そうな顔をして俯く
少女
少女
少女
2人、顔を見合わせて微笑んだ
看護師さん
桜木 誠
時計を見ると 昼食まで後15分
看護師さん
看護師さんが見えなくなって 僕と少女に沈黙が流れる
早く部屋に戻るべきだけど この場から立ち去れない
何かするべき事がある様な
桜木 誠
急にそんな事を言い出して 少女も不思議そうな顔をした
桜木 誠
少女
少女
桜木 誠
桜木 誠
少女
少女
桜木 誠
少女
そう言って僕達は別れた
次に会う約束をして。